愛すべき女性たちへ
お題なるものに初挑戦
女系家族で育ち、女子大を卒業し、アパレル業界に所属、主婦、育児をしてきた私
人生のほとんどを女性の世界で生きてきた
バブル時代は思いっきり遊び、自営業での結婚生活に苦しみ、育児中のママとしての生活も経験
いろいろなステージの女である自分に向き合い、都度「女性」について考えてきた
性別で分ける事が憚れる時代において、時代錯誤と言われるかも知れない
だけれど、敢えて言いたい
どうやっても解り合えない男女の性差は存在する
そして歴然と、解り合えないからこその女性の置かれてきた歴史がある
「原始、女性は太陽であった」と掲げたフェミニズムの結社である「青鞜社」が、僅か4年で終わったのには、理由がある
女は、どんなステージに立たされていても、どうやっても「女である自分」を偽れない
生き物として、子どもが産めるのは女性だ
産む産まない、を説いているのではなく、その機能を持ち合わせている限り、生理的に備わった「母性」というものは、必ずや女性に内在している
「女として存在する」事と「母として存在する」事は、紛れもなく「女性」だけれど、まったく別物だと私は思う
そこは、たぶん本当の意味で男性には理解出来ない
だけれど、決して解り合う事がいい訳じゃない
解らないからこそ、違うからこそ、求め合い、必要とするのだから
女性の敵は男性ではなく、同性の女性だったりする
だから私は、フェミニストになる気持ちは持ち合わせていない
男女共にお互いが、理解しようと思いやりの気持ちを持って欲しいという強い希望はあるけれどね
女は可愛い
女は怖い
女は強い
すべて本当だ
そして女性は私にとって「愛すべき存在」
ちょっとしたきっかけで幸せや悲しみを感じ
美しくも、優しくも、強くも、たくましくもなれる
いわゆる「普通の女性」が、その人生を自分らしく生きる
そんな「きっかけ」を見つけられる「場所」
私はそんな「場所」を作りたい
かつての私が切望した居場所を、すべての愛すべき女性たちに
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