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キーワードは「勇み足」
今回の転職活動を含み自分なりにジタバタ行動して、自分がどんな人間か、どんな価値観を持っているか、どんな希望を持っているか、見えてきたように思う
ただまだ、自分をわかったとは言い切れない
もしかしたら一生わからないのかも知れない
自信を持って「自分はこういう人間です」と言う人に出会うと、思い込みや願望による理想を述べているんじゃないか?なんて疑ってみたりもするし
変化や成長を望むのなら、視野が狭くなりそうな固定観念なんて持たない方がいいとも思ったりする
こんな考え方をするのも、「娑婆は未成熟な人間の修行の場」という宗教的な教えが刷り込まれているからなのかもしれない
だからいろいろ行動して足搔いてもがいて、都度自分がどう思い感じるか、確かめるしかない
今回の経験で、その足掻き方、もがき方に自分の課題を見つけたので、記します
自分は何が出来るのか?どうする方がいいのか?見定められないまま、とにかく現職場を退職する事を考えて転職活動をした
その経験で自分に対する社会的な評価の厳しさや現実は、きっとそんなもんだろうと予測していたから、それほどの打撃は無い
まあ自分には多数の企業が採用する価値が無いという評価を目の当たりにする事は、気が滅入ったのは確か
ただそんな中でも一社内定を貰ったし、現職場でも少なくとも現場の同僚からの評価は悪くない事を知れたのは、自分の行動が間違っていない、価値が無い訳でないとの自信に繋がった
それを確かめた上で現職場で条件交渉の勝負に出たのは、以前の私なら考えられない
たぶん以前なら現職場に見切りをつけて、リセットする事ばかり考えていた
何故なら、過去の私は迷ったりモヤモヤしたら、不安感いっぱいになって、「勇み足」になっていたから
勇み足
不安になって冷静な判断が出来ず、疑心暗鬼になって焦って余計な事して
ジタバタして失敗して、結果自分で自分の首を絞める
危機管理が出来ているとか、根回しするとかならいいのだけれど、視野が狭くなり現実逃避してその場をやり過ごすばかり考えていた
取り繕おうとフライングしてやり過ぎて、思った結果を導き出せない
そんな過去の反省を踏まえて少し行動出来たのは、成長したと思う
そしてその逆もある、と自分の過去を思い起こせた
気分がいい、いろんな事が上手くいく、そんな時の自分は安易に調子に乗る
丁寧さに欠ける、軽率な行動言動が増える
常に冷静で感情に流されない人間には到底なれそうに無いけれど
「勇み足になってない?」と自分に問いかけるくらいは出来る
きっとそうしたら、悪あがきし甲斐がある結果を導き出せる、可能性を広げられる