『画狂老人卍』と名乗れる人
かの有名な浮世絵師『葛飾北斎』
彼は生涯に30回ほど名前を変えているそう。
メンヘラTwitterアカウントみたいである。
そんな中でも晩年に彼が名乗ったのが
『画狂老人卍(ガキョウロウジンマンジ)』
今の時代のセンスだと田舎ヤンキーのような
イケイケ爺である。
そんな画狂老人卍に感化された私は友人に
「私も死に際、画狂老人卍に改名したい」
と言ったところ
「葛飾北斎は偉大な功績を残したから画狂老人卍でも成り立った。一般人が死に際にそんな名前に改名したら違和感しかない」と
ぐうの音も出なかった。正論すぎる。
危うく頭のおかしいババアがこの世に誕生し、墓石に『画狂老人卍ノ墓』と刻むところだった。
末代まで「画狂老人卍バァちゃんがね…」と血統の恥を繋ぐところだった。
しかし逆を返せば
後世まで残る偉大な生き方をすれば、
画狂老人卍と名乗っても違和感はないはず。
これからきっと長い人生、
最後に画狂老人卍と改名しても
「まぁ…アイツならやりかねん…」
と許してもらえる
そんな生き方を目指していこうと思った。
北斎について参考にさせていただきました。
⬇︎
【北斎は「画狂老人卍」というやんちゃな画号をどのようにして思い付いたのかという話】
(太田記念美術館 様)
https://otakinen-museum.note.jp/n/n8f52405b52d1?sub_rt=share_b