絶もうひとつの未来 振り返り
当記事は、絶もうひとつの未来(絶エデン)を振り返っていきます。
基本情報
構成:暗ナ白学竜忍踊赤
攻略期間:2024年11月26日~2025年1月4日
攻略時間:約59時間程度
消化期間:2025年1月7日~2025年2月25日(終了予定)
採用した処理法:基本イディル(しのしょー)、時間圧縮跡部王国改、時間結晶赤ブリ爆走
※ところによりLucreziaの動画をもとに処理や散開位置の採用箇所があったかもしれませんが、もう忘れてしまいました。
はじめに
今回の絶固定はLH級で一緒だった人が固定主を務める固定にメレーとしてお邪魔しました。
メンバーは、絶エデン固定主のフレ数名、そしてもともとLH級では自分が固定主だったのですがそこで一緒だった数名とが合流し、結成。
自分にとって初めての現行絶であること、初対面の方がいるということ、元となっている『希望の園エデン』は制限解除でしか経験がないこと、以上の3点から、初日もとい顔合わせの段階から緊張していました。
とはいえ自分のこのような事情は他の方には関係ないので、やれることを頑張ってやろうという意気込みで望みました。
一方で、絶オメガをパッチ内踏破したフレからは現行絶に初挑戦することに対しての厳しい指摘もありました。自分は忍者で参加だったのですが、
・今の零式の色(Logs)では、DPSチェック次第ではあるが現行絶は相当に厳しいことが予想される。※自分はLH級でBest Perf. Avg88くらいです。
・タンク、ヒーラー、メレー、キャスどのロールも竜詩やオメガを現行でクリアしてきた方々でLogsトップレベルの実力の持ち主で明確に面構えが違う。仮にDPSチェックが足りず時間切れをみたらまず君の火力不足が原因になるはずだから、一緒にやるんだったら相当頑張らないといけない。
・ほかのメレージョブに着替えられないのは現行絶において相当なハンディキャップ。ジョブ調整やギミック相性次第ではかなり覚悟が必要になる。
このフレは元々メレーが本職であり今回はタンクで参加だったのですが、自分の状況は全てお見通し、事実でありました。なので実装前は楽しみな反面、DPSチェックが絶オメガ並でくることを想像しかなり憂鬱だった記憶があります。
自分はLH級をクリアした段階では絶竜詩や絶オメガといったいわゆる暁月絶はいずれも未クリアでした。ですのでLH級が終わったあと絶エデンがくるまで時間で、LH級の詰めをやって色を伸ばすか暁月絶をやるかどちらかは必須だろうと考えました。自分としては、暁月末期に参加し黄金直前で残念ながら解散した絶オメガ固定においてP5オメガ時間切れまで見ていたのと、当時のオメガ固定の方数名から「また人を集めるからエデンまでにオメガをクリアして履歴書作らないか?」と誘いがあったものですから、自分は絶オメガをクリアしようと決意しました。なんとかエデン実装の1ヶ月以上前にクリアできその上で実装を待っていたですが、前述の通りどういう絶レイドになるのか…とかなり心配でした。
と、前置きが長くなりましたがここからは各フェーズごとに振り返っていきます。特に役立つ情報はありません。
各フェーズの所感
下記、伸び代ポイントみたいな記載の部分がありますが、自分がやったからDPSが伸びた! という実感がこめられた部分ではなく多分このあたりもっと詰められるよねという反省点が7~8割がたであります。
フェーズ1
とにかくシンソイルセヴァーが難しい。パターンによって絶エデン全フェーズの中で最も判断猶予がないギミックでした。消化時であっても突然自分が調整役になったりするのでまったく気が抜けません。
自分は条件分岐式で考えていて、自分に線がついたら何も考えず所定の位置に。自分に線がつかない場合、今度は自分よりも後ろの人(D3D4)に線がついたら自分は絶対TH側にいかずDPS内で所定の立ち位置につく、線がつかなかったら場合によっては判断猶予がなさすぎて激ムズになる。こんなところです。
忍者としては、最初のうちは楽園絶技でボスが消えている間に印のリキャが帰ってくるためボスが再出現するまでに土遁を置いたみたりなど試行錯誤やっていましたが、最終的にはやめて素直にボスがタゲれるようになってから雷遁2発を打っていました。多分伸び代としては活殺自在を先打ちしておくことで1発多く打てるくらいなのだと思いますが、練習フェーズ中にこれを試行錯誤やらなかったせいで打たない回しが固まりすぎてしまい、活殺を1発多く打つことに執心し結果変なところでミスし始めたら嫌だなと思い始め、結局1回多く打つ回しはやらずじまいでした。こういうのは練習初期の段階で気づいていかないとダメなんだよ、あとから調整するのは中々大変なんだから、とフレにダメ出しされたポイントです。
フェーズ2
とにかくDDが難しい。パターンによって絶エデン中全フェーズの中で最もどうしようもないギミックでした。消化時であっても突然カスパターンを引くのでまったく気が抜けないです。
絶によくある「複数のAOEやら扇攻撃のタイミングが秒単位でずれるから秒単位ごとに動きを調整していってね!」ってやつもこの辺りで意識させられました。
静寂閑寂の部分、縮地で遊んでてこれ余裕じゃ~んwwwとかやってたらリーンに無事薙ぎ払われて死んで真顔になりました。
光の暴走、玉の待てができる余裕のある大人であること、頭割りに合流する人に気を遣えるイケメンであること、この2点を満たす人間であれば何ら問題ございません。自分はチー牛顔ムッツリネカマホモガキなので何回も失敗しました。
忍者としては、P1終わりからP2開幕の1分がギリ返ってくるけどすぐボスが消えるあたりと、鏡の国散開~光の暴走の入りにかけての回しあたりが伸び代ポイントかなと思います。なんかP2全体を通してボスが消えたり出現したりが忙しいので試行錯誤しがいはあるかと。あと鏡の国で時折ヘルスが凹むので決め打ちで残影を使っていてかなり有効かと思います。相方メレーはブラパ内丹あたりを使っている気がします。
フェーズ2.5
なんでこのフェーズあるんでしょうか。
フェーズ3
闇の巫女の出現時や「無限の可能性を、ひとつに集約する!」のボイス、自分が制限解除でやった再生4層後半の履行ムービーのときと声色というか間のとり方が全然違い、完全新規収録だと気付き大興奮した程度には声優オタクなのでした。
なおフレにこのことを熱弁したらキモいと一蹴されました。
時間圧縮絶は素晴らしい処理法が声優業界をはじめとし全国津々浦々に広まったため、微妙な立ち位置やTIPSのみを気にすればいいだけになりました。Echoマクロを必ずチャット欄に出すというマクロを採用したので、スキル回し、デバフ秒数、マクロを押すタイミング、そしてこれらの視線移動を一連の動作に関連付け、あとはキャラコンで立つ位置さえ気をつければいいです。やっているうちに「これEchoはたしかに見ているけれど結局最後までデバフ秒数ギミックじゃないか…?」と基本にキに気付けた感じです。
忍者としては、終始ずっと殴れますので方向指定のみ気をつければいいと思いました。スタンが来る直前に水遁仕込むの忘れないくらいです。
そしてとにかくアポカリプスが難しい。パターンによって絶エデン中全フェーズの中で最も投刃するギミックでした。安置判断はなんとなくカメラを引いて眺めながら…とやっていましたがほとんどコールに頼っていました。大変感謝しております。
消化時、いつもアポカリ成功している走り出しタイミングなのになんでこれで死ぬんだろう??? という回があり、フレとビデオ判定をしながら話したところ実はそもそも理解…というか思考が間違っていたというギミックでもあります。要はどういうことかというと、自分は調整役で反対側の外に行かない限り基本内側の左右どちらかがエラプ着弾の散開位置なので、散開位置についた時点で確定でスプリントを炊く→フィールド上のアポカリが2回着弾した時に真ん中に駆け込む、という動きを『脳死で』してました。そして例えばアポカリ安置がA・Cだったらコーラーが「A・C右」とか、2・4だったら「2・4左」みたいなコールをしてたのですが、自分がアポカリ安置位置のマーカー上でエラプ着弾を待つ場合なら、その位置はしばらくアポカリが来ない位置ですから、つまりはアポカリ2回着弾した際に急いで真ん中に駆け込む必要があるは自分の隣にいる人なわけで、自分も一緒に駆け込んだら一瞬ズレて着弾するエラプ同士があたって2人共々死ぬんですよね。この理屈はおそらくギミック解説を見始めた当初は頭にあったものの、練習をこなすうちに理解していたはずのギミックの本質がエデンだけに忘却の彼方となり、『レイドにおいてはとにかく自分の思考するリソースを減らさねばならない・どのパターンでも同じ行動をすれば思考が減らせる』という考え方に執着しすぎた結果、『自分のエラプ着弾待機位置がコールされたマーカー上か否かにかかわらず、確定でスプリントを炊いてアポカリ2回着弾を見たらとにかく中に駆け込む』という動きになってしまった、というわけなんです。
やたらと体で覚えるも考えものだなと気付けたのは大きかったです。ちなみにこの自分の思考原理を話した後、フレにはしこたま叱られました。
忍者としてはアポカリ中のトゥルーノースの使い方、アポカリ散開しているときに1分の水遁仕込みタイミング、その後のノックバックあたりの回しが伸び代ポイントかと思います。画面上で見る場所が刻一刻と変わるため、視線移動、スキル回し、デバフ秒数など忙しい箇所かと思います。ちなみに自分はノックバック時、ちょうど直前で雷遁を使っており月影雷獣爪があるので基本コンボを打たず(1GCD捨てて)、縮地代わりにしてました。パッド勢で下手くそだとしょうみこれが限界ですが仮に火力を詰めないと超えられないフェーズであれば1GCD捨てたら全メンバーから圧倒的批判を食らったうえで固定をすみやかに解雇されるかと思いますのでご注意ください。
フェーズ4
リーンの「聖竜よ、来たれ」のボイス、自分が制限解除でやった共鳴4層後半部分のときと声色というか間のとり方が全然違い、完全新規収録だと気付き大興奮した程度には声優オタクなのでした。
なおフレにこのことを熱弁したら去ねと一蹴されました。
いわゆる2体フェーズ枠。
まずは光と闇の竜詩。何度か頭割りを思い出にあてて壊したのですが後述するギミックでも思い出が削れていくため、フェーズを通してそもそもどこで思い出をぶち壊しているのかなかなか気づきにくいフェーズ。なんでワイプになったかよくわからない絶あるあるがここら辺りで頻発した気がします。録画などによる分析が必須でした。ただ分かれば対処自体は難しいものではなかったので、最終的には簡単なTIPS程度になりました。あとはHP差が生まれやすいギミックでもあります。ギミック自体がというよりも最初にリーンが、あとから闇の巫女が出現してくる関係でみんな最初はリーンを殴っていますから2体が出揃ったスタート時点で差がついているという。均等化しないとワイプなのでそれなりに気を遣います。
忍者としては、2体が出揃った瞬間にバーストなのでしっかり毒盛の術・百雷獣を当てること。百雷獣はともかく特に毒盛の術はあれ、前方扇範囲なので。まあ普通にやってれば当たります。それと頭割りの入れ替え位置パターンによっては闇の巫女から遠ざかるためなるべくシナジー前半のうちに強い技を使い切っておくこと、離れた際であっても闇の巫女でGCDを回せるように残影鎌鼬や雷遁、アビの挟み込みとして天理人道なんかを残しておききっちりシナジー中かつ離れたときにそれらの技を使うことが大事かなと思いました。離れた際、強い技は闇の巫女に投げ、投げるものがなくなったら基本コンボのGCDはリーンで回していましたのでちょっと手元が忙しいです。無論方向指定もとっていきます。
そして時間結晶。個人的に、そして多くの人にとってもそうであろうと思っていますがいわゆる断絶枠(※)です。ロドストマイページのURL末尾に記載されているキャラクターIDによりギミックが偏るという都市伝説がまことしやかに囁かれている昨今ですがこれ実は本当のようです。一生エアロしかつかなかったり、練習中1回もエラプつかない人が消化で急にエラプついたりと散々なギミックです。
※8人に対して8通りの処理が毎回完全ランダムに配られて、全パターンの練度を上げるのに時間がかかりがちなギミックのこと。
自分は凡百のプレイヤーですのでやはり全パターン安定するまで時間がかかりました。この手のギミックは自分の失敗によるワイプだけじゃなくて他人の失敗によるワイプも、なぜそれで失敗したのかをちゃんと拾って自分の中のTIPSにしていくと全パターンを会得するまでの時間短縮になるかと思います。メンバー内で共有するとさらにGood。
こちらについても時間圧縮絶と同様、途轍もなく偉大な処理法が誕生し世論を沸かせ内閣支持率が急増しましたが、しょうみ忍者である自分は一生赤ブリの際にスプリントを使わず縮地で処理していたため、ついぞ赤ブリ爆走ができないままその本固定を終えます。赤ブリ以外にもリターン設置時に間に合わない~からの縮地だったりと、一番忍者にしかできないことをやれたフェーズです。でもしょうみこれではダメなんじゃないだろうかとも思います。無論使えるスキルは使ったほうがいいですが、みんなが処理しているやり方を会得したうえでやるのが本来の姿かなーと反省もしています。
忍者としては前述の通り縮地がかなり有効だということ。それと伸び代ではないんですけども時間結晶処理後の均等化判定において、普通にやったらちょうど1分が返ってきているのですが氷晶乱流や雷遁コンボ、クリダイがのった基本コンボ3段目などを考えなしに当てますと均等化が一瞬で崩れ絶望の園がMr.インクレディブルミームの怖い顔ばりに崩壊するので、ぶっちゃけ時間結晶処理後のボス再出現時はほとんど殴っていませんでした。自分はゲージジョブですがそれでもほぼ殴らずにほかの方に譲っていました。ピクトがいないうちの固定ですらこうなのですから、いたら逆に削れ過ぎて調整が大変なんじゃないかと感じています。
それと最終フェーズに入る履行ムービーはキャラとカメラともにAマーカーを向いておくことをおすすめします。さもないと絶オメガ検証戦最終フェーズの履行ムービーあけに明後日の方向にカメラが向いて開幕なんじゃあこりゃあ!(松田優作)ってなったのと同様のことが起きる場合が稀によくあるそうです。
最終フェーズ
大体どの絶も最終フェーズはオケ曲というかオケアレンジ曲が流れるのが多く、クラシックなどのオケ曲が大好きな自分としては内心これだから絶はやめられないんだよなあとなっていましたが、今回はプライマルズによるバンドアレンジ曲ということでかなり新鮮でした。これはこれで変わり種ということで比較的肯定と捉えています。
あと随分とキャラクターボイスによる掛け合いが多く、この演出についても他の絶と違うなあと思いました。録画を見返したときにこんなこと言っていたのか…となること請け合いです。
ギミック的には1人欠けていると絶対に超えられない部分があるので、ここまできたらいっそのこと殴りを捨てる勇気が大事な気がしました。原則、バーストがきちんと全員あっていて、薬も忘れずに割れていて、基本GCDを回せていればたぶん全員未クリアかつピクト無し構成でも超えられるんじゃないでしょうか。たぶん。
忍者としては、まあ他のフェーズでもそうなんですが天地人が動けるようになって本当に良かったと実感したフェーズです。心理的負担が段違いです。ほかは、塔踏みの直前に水遁とスプリント仕込んでおいて走りながら1分って部分が神経使うかなといったところでした。また最終フェーズはクロポジを大変有り難く頂戴していましたので最後のLBは相方メレーの方に完全にお任せでしたが、LB適正的に本来は忍者が打つところなんだろうと思います。いつかまた残りの武器を取りにいく周回固定なんかをやるときはLBが3つ目貯まるタイミングをしっかり見極めて漏れなく打ちたいと思います。
総評
攻略開始初期の頃、蓋を開けてみて感じたのは圧倒的に『希望の園エデン』の応用ギミック…応用というかエデンを知っている人なら動画を見なくてもこれってこうじゃないか? と想定してその通りに動けるギミックが多かったということです。
実際、活動開始1~3日目くらいまでは活動を終えるたびにフレに当時の思い出話をしてもらいながら「あのギミック実はこうなんだよ」というTIPSを延々レクチャーしてもらいました。これが序盤のフェーズ攻略においてかなり効きました。
今回の固定メンバーは自分以外希望の園エデンを実装当時もしくは青魔零式でやっている人しかおらず、エデンのギミックの仕組みを知らないのは自分だけという状況でした。たとえ現行絶であってもレース勢の配信をみたり、超攻略早期勢とかが速報版の攻略情報や簡易的な動画を流すだろうからそれなりに大丈夫、いけるだろうと比較的安易な考えをしていたのは事実で、次回以降の現行絶ではしっかり元となっているレイドや討滅などはやっておくべきだと実感しました。このあたりが、攻略情報が出切っている過去絶しかやったことないタイプのプレイヤーだったな…と反省しています。
もともとFF8が大好きだったこともあり『希望の園エデン』はビジュアル、音楽、ストーリーどれもがとても好きなレイドでした。現行経験はなく制限解除で途中までとはいえ覚醒・共鳴・再生編の零式もプレイをし、ギミック的にも現行でやってたらやりがいのあるギミックが多いなと思っていたので、その『希望の園エデン』が元になっている絶レイドをプレイ出来てとても満足です。やはりIFストーリーがどういうものなのか読めるという点も絶レイドの醍醐味と思っているのですが、とてもよかったと思います。特にクリア後のフィールド背景、あれはもう完全にご褒美ですね。
武器デザインについても全般的に素晴らしい。光と闇を模しているデザインが好みです。個人的に好きなジョブはタンク全種、メレーDPS全種、詩人、白、賢者あたりです。ベスト武器は賢者だと思います。忍者、ヴァイパーも二刀流なんだから左右で光と闇に分けてほしかった。次のナギ節にでも残りの武器を取りに行きたいと思っています。
絶称号についてもこれはある種エデンもといFF8のストーリーを知っているとより意味が刺さる、そんな称号名になっています。ほかの絶レイドクリア称号と文法が違いますがたまにはこんなのがあってもいいんじゃないでしょうか。自分はエモくて好みです。
隙自語
以下、完全に余談です。2点あります。
・次回絶はもっとちゃんとやらないとDPSチェックで詰まるかもしれない。
・「ひたすら体で覚える」の過信は禁物、なんとなくでやらずしっかりギミックの本質を理解する。
1つ目ですが、今回はかなりの高火力メンバーに恵まれたこともあり、ピクトマンサーがいなくても火力で困ったことが一切ありませんでしたが、次回以降の現行絶をやる上において、特にメレーDPSをやる以上は自分自身の火力があることはメンバーを火力的にクリアに導くことができる大きな保証になり、保険にもなり、ひいてはそれがメンバーに対する優しさにもなるということをかなり実感しました。
今回の固定は自分が参加してきたかつての固定の例に漏れずメンバー全員がちゃんと大人で、メリハリがつけられ、無駄口叩くことなく黙々と練習に向かう固定でしたが、仮に火力チェックが相当きつかったとすればやはり火力の低い人に矛先がいくのは自然の流れですし、どうしてもそれ起因で不和が起こってしまう可能性もゼロではありません。過去絶とかならともかく、現行絶で締め切りが決まっている以上は少なくとも自分が出すジョブについてはもっと練度を上げて、具体的にはBest Perf. Avg95くらいまでには上げて参加すべきでした。高い分には問題ないですし。
2つ目について。これは消化時に相当痛い目にあったのですが、クリア前の攻略中は当然ほぼ毎日やりますし同じフェーズを何度も見ますから、俗に言う体が覚える手が覚える状態でその部分においてはなんら頭を使うことはありません。正直言って過去絶をいくつかクリアしていた自分にとって「緩和とはいえ絶だって時間をかけてやれば自分はそれなりにできるんだ、オメガだってあれだけの時間やったじゃないか」という自負はありましたし、現行絶もとにかく試行回数を増やしていけば間違いなくいける、火力だって詰めていけるはずだとの認識でいました。
ただし、自分はこれが現行絶で週制限がある絶だということを全く意識していませんでした。週制限がシステム的に搭載されているのは当然知識として知っていましたが、それが自分のプレイスタイルにおいて一体何を意味するのかを全く考慮していなかった。つまり、クリア後の消化に入ると当然毎日の練習なんかはなく、毎週火曜日に1回集まってその活動時間の中で消化をしますから、それ以外の日は当然コンテンツをやらない。となると単純な話、人間忘れるんですよね。これで消化時に「あれ…何も考えずにできていた動きができない…」となり、ある日の消化では自分のミス連発で延々迷惑をかけることとなりました。
自分がミスしたとき「どうして自分はこのミスをしたんだろう、このミスの背景にあるのはなんだ?」と考え込んでしまったのですが、結局のところ「攻略練習中、体で覚えるのに執心した結果、ギミック本来の意図だったり狙いを考えずに、ただ回答だけを叩き込んでしまった」これに尽きます。本質的な部分をもっとしっかり理解をしおさえておけば、仮に日にちがあいて体が忘れてしまったとしても、「このギミックはつまりこういうことが狙いでやらせようとしてるよな」となり、見失いづらいです。当然、消化前には動画で復習したりTIPSを見返したりしますが、ただ闇雲に動画を見返すよりも遥かに効率よく思い返すことができるのではないかと実感しました。
あとは単純に復習量だと思いました。とにかく絶レイドは零式と比べると細かい注意点が多すぎるので、本質をおさえた上で物量で勝負する。一般的な人間にはこれくらいしかやれることがありません。ここらあたりが、過去絶しかやってこなかった人間(自分)と、最前線で現行竜詩や現行オメガを経験した人(自分以外の固定メンバー)の差として、残念ながら明確に差が出たところだなと確信を得ています。
以上、絶もうひとつの未来の振り返り記事でした。
活動日数に対してクリアまで早かったですし当固定はあともう1週分消化して解散となりますが、消化期間においても基本消化を1日で終えられるくらいスムーズに活動できたのはひとえに固定メンバーの皆様のおかげです。
この場を借りまして御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
