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書いて、消して、繰り返して

今日のために書いていたnoteを消した、フリーライターのaoikaraです。

昨日、どうしても書きたくなって、というより自分の身に起きたことを誰かに明かしたくて、勢いよくnoteを書いた。

でも、今この瞬間よりも前にほかの人に話してしまった。それはとても個人的すぎて私しかありえないエピソードだと気づいて、ここでは書かないことにしようと、消した。

後ろ向きな理由ではない。むしろ、ポジティブに、使ったティッシュをゴミ箱に入れるくらい、さようならと自然に消した。


書く仕事をしていると、書いて、消してを繰り返す。人生も同じように感じる。決意したことが、すぐに変わってしまう。決意、と書きました。でも、消しました。そんな繰り返し。

昨日は夜眠れなくて、今日になっても眠れなくて、この睡眠時間だと体力的に厳しいから朝から仕事はできなさそうだから、朝はゆっくり寝よう、と決意した。でも、今日の朝はいつもと同じ時間に起きて仕事をした。

良いようにも、悪いようにも、決意は揺らぐ。自分の頭の中に書いたはずの出来事が、消えてしまう。というより、私が消してしまう。


でも、本当は消えていない。たぶん上書き保存。なんでもね。書いたことは消せない。と、理解しながら生きていかないとね。

2022年4月16日(土)

No.1198

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