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第35回アオイエゼミレポ〜VENTURE FOR JAPAN小松洋介様〜

3月4日、一般社団法人VENRTURE FOR JAPAN代表小松洋介様をアオイエ門前仲町にお招きして、アオイエゼミを開催しました。

ゲスト:小松洋介さん

新卒でリクルート、東日本大震災を機に宮城県女川町で起業。現在は女川と東京で事業を運営。 2018年より将来「起業家になりたい」、「自分の力で道を切り開ける人になりたい」と考える新卒・第二新卒を対象に、個人の能力を高める新しいキャリア「VENTURE FOR JAPAN」を開始。
https://ventureforjapan.or.jp/
https://3rd-door.net/2022/03/29/3rdinsight16/

東日本大震災を機にNPO法人「アスヘノキボウ」を設立後、東北地方の人材育成に心血を注いできた小松さん。地域の経営者直下で起業家を育成するVenture for Japanの取り組みは、「社会課題解決」と「ビジネス」の両面で葛藤する方なら一度は耳にしたことがあると思います。

東京を除く46道府県での事業展開を目指す小松さんのお話は、起業を目指す人、地域で何かに取り組みたい人、とにかく自分のポテンシャルを開花させる場所を求める人…、さまざまな人に届く話となりました。

社会課題に向き合う理由

社会課題の解決に魂を燃やす小松さんですが、最初から「社会課題解決するぞ!」と意気込んでいたわけではなく、「ただ目の前のことをやっていた」と言います。

その人に向き合って仕事をしているのが楽しかった。
ただ目の前のことをやっていたんです。
看板も何もない、たった1人のぼくが動いて、1人の人が喜んでくれるってこんなに幸せなのかって思ったんです。
自分の存在意義も感じられるし、相手の人も喜んでくれるっていうことがすごく嬉しくて、生きた心地がしたんです。

3月4日アオイエゼミにて

「目の前のことをやる中で肌感覚を持っていき、その感覚がなんなのか頭の中で整理した時に、『社会課題』が自分の中にフィットしてきた」という小松さん。

まずは、自分の中で向き合いたいと思うことを見つけることから始まるのだ、とシンプルなことに気付かされました。

💡どうやって地域との関わりしろを持ったのですか?

そんな小松さんに「地域に根を下ろすための取り組みや、地域の人たちに受け入れられるためのスタンスについて教えてください。」と質問を投げかけました。

小松さんからは、「地域に敬意を持つ」という回答をいただきました。
地域によって歴史も文化も違うので、コミュニケーションの取り方も考え方も違います。その地域に合わせてコミュニケーションをとるために、今でも初めての地域に行く時には、地域の成り立ちなどを調べるそうです。

例えば女川には全国13位の水揚げ高を誇る女川港があり、外から人が来るのが当たり前の環境。
そのためコミュニケーションが簡潔なのだそう

冷静に考えると当たり前のことかもしれませんが、実践するのはなかなか難しいこと。実際に、最初の頃には出禁になった町もあるなど、苦労もあったそうです。

今回私たちアオイエメンバーにお話いただく際も、数百枚ものスライドの中からアオイエ住人の特性に合わせたお話をしていただき、大変わかりやすく、熱意の伝わる回になりました。

改めて、はるばる女川から来ていただき、本当にありがとうございました!!

アオイエ門前仲町にて。

アオイエについて

コミュニティハウス アオイエは「進み続ける人たちのホームとなり、欲しい未来を実現できるコミュニティ」。
年齢やバックグラウンド・職種の違う人と生活をする中で、共に支え合い、笑い合う仲間ができる場所です🏠アオイエは、そんなコミュニティを支えるための仕組みをたくさんつくっています。
さらに、学びを提供する「アオイエゼミ」、全国のアオイエ住人が一同に集まる「合宿」、都心にできるだけ近い立地での安い家賃の実現、様々な提携サービスをとおして住人の夢を応援しています。
夢を叶えたい方や今の環境を変えたい方など、すべてのご興味ある方からのご連絡をお待ちしております。


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