自分の個性を好きになって進む、人生の第2ステージ。<エッセイ>
私は昔から、「ひと」や「自分」の感情に敏感だ。自然に、脳が、いまこの人はきっとこんな気持ちだろう。と考える。同時に、このひとは、私のことを、どんなふうに見ているんだろう、と考える。
この私の個性は、時に、生きる中で、役にたつ。嫌われることも少ないし、親しみや愛着を覚えられたりする。時に優しいって言われたりする。
でも、わたしは、そんな自分の個性が好きではない。
予期せぬ不幸なことがあった時に、いつもそう思ってしまう。自分の気持ちや相手の気持ちを、気にしすぎて、大好きな人に愛想をつかされた時。ひとからの目や自分の感情に押しつぶされそうになって、仕事をやめた時。
なんかが、そうだ。こんな自分嫌だな。変わりたい。クールで、自分軸がある人に憧れる。そんな人になりたい。って思う。
でも、どうしたって、個性を変えることはできない。
できる事は、個性の使い方を変えること。結論、自分の個性を強みに変えて生きていくしかない。
大切な事は、自分の個性を受け入れ、武器にすること。
個性は私をいろんなところに連れていってくれる。
個性のおかげで、今、私は第2の人生をスタートさせている。手放す勇気、変わるきっかけを与えてくれたのは、ひとや自分の感情に敏感な私の個性だ。
そんな風に思える自分の個性さえも、好きになりたい。
個性を知り、受け入れ、個性を磨いて、生きよう、それが私の人生の第2ステージ。
今日も自分の個性とわくわく生きていく。
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