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一斗缶、またはなつのおわりの

こんにちは。蒼井杏です。

夏の終わりに片付けしていたら、過去作ざくざく出てきました。

たぶん、『瀬戸際レモン』以降、『推しとショボンヌ』未満。

いろいろぶわっと思うところはありつつ、、、いろいろ、ね。。。

でも当時の勢いはあるの。

好きな歌もあるの。

繰り返すテーマもあるの。

よかったら、

ね。。。


一斗缶、またはなつのおわりの


てばなしでほめたらとびそう 一斗缶 ありったの星鳴らす算段

反故にしたあの約束をみっしりとふせんはずせばカールしてゆく

いちびょうもがまんしないし 絆創膏 ひとりで貼れない場所にかぎって

そうやってひそひそと鳴く草むらの おまえら現場を見ろよ 真夏日

スプーンをいっぽん すべてを打楽器にかえる世界であいたかったよ

明けるのをぺたんこずわりで待っているあのひとにすなおですねと言われて

なんかいもふみこむウォータークーラーの 意地悪 虹にいちばんちかい

ありったけ、のどの、ここまで、なにもかも 水道水でひやしつづけて

なんかいもこの世のつちをたしかめて観覧車ひどく海からとおい

くきくきとマッキー鳴らして模造紙のいちめんの白をはなばたけにする








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