自分のご機嫌良い状態を増やす方法① ~コラム⑬~
夏至の記事で書いた、『ご機嫌で居れる自分を増やす』ことについて、深堀りしてみたいと思います。
〇〇をしている時の自分が好き or 〇〇をしていると時間が過ぎるのを忘れてしまう etc…
自分がご機嫌良い状態でいれる『何か』を知っている人は、問題ないのですが、
他人の言動に気を使いすぎていたり、自分の欠点や自信がないところにフォーカスしすぎてグルグルしていたり、自分以外の誰かを優先して生きている人ほど、
自分の好きなところや、自分が心地よい状態が分からなくなっている人が、多いかと思います。
そんな人たちが、自分の機嫌が良い状態を見つけるには、まず、
【自分の感情の移り変わりを見つめて、言語化・視覚化する】
ということが必要です。
つまり、自分の状態と行動を適切に認知するという作業になります。
では、具体的にどういう作業をしていくと良いかというと、
①朝起きてから夜寝るまで、『過ごした時間』の中で、ご機嫌良かった時間は何をしていた時か? 寝る前に、最低1つ以上、できるだけ3つ以上、ノートやスマホのメモなどに、箇条書きで書き出してみる。
それを、まず1週間。できれば2週間、毎日続けて書き出すことをしてみてください。
ご機嫌良かったとは、言葉で表すと、『楽しかった』『嬉しかった』『癒された』などになると思いますが、
人によっては『楽しかった(はず?)』『嬉しかった(と思わないといけない)』などと、普段の思考フィルターが、かかったままの人もいるので、
分からなくなったり、迷う人は、胸に手を当てて、オノマトペ(擬音語)が当てはまった時間があるかで振り返ってみると良いです。
ワクワク? ウキウキ? ホクホク? メロメロ? キュン? ケラケラ? ゲラゲラ? キラキラ? デレデレ? フワフワ? ホワーッ?
或いは、自分のエネルギーが『チャージ』された感じがしたかどうか?
その時間を過ごしたことによって、過ごした時間の前より『エネルギーが増えた』感じがしたかどうか?
という感覚を頼りにしてみても良いです。
併せて、そのご機嫌良いエネルギーは、どのくらい増えたか? %で、主観でつけてみる。
大体でよいです。数字を書こうとすると、思考に入りやすい人が多いので、針でメモリを読むゲージのような図を描くことをおススメします。
書き出すときに、思考を入れたくないので、一つ一つにあまり時間をかけすぎないようにしてみてください。
「ご機嫌が良かった時間」かどうか迷うときは、書かなくてよいです。
例として書いてみると、、、
6/27 喫茶店でお茶しながら、雑誌を読んだ。 エネルギーチャージ:20%
(キュン、ワクワク)
仕事でお客さんから感謝された。 エネルギーチャージ:10%
(キラキラ、ウキウキ)
6/28 友達と食事しにいって沢山話した。 エネルギーチャージ:40%
(ワクワク、ケラケラ、ゲラゲラ)
みたいな。
上記の%は表記上、数字で書いてますが、出来れば図で書いてみてください。数字の方が直感的に出しやすい人は数字でも良いです。
2週間続けてみて、どのような結果だったか、自分で見返してみて、改めてどういうことをしている時が良い状態なのか、確認してみてください。
内容をおおざっぱに分けると、自分ひとりでその時間を作れるコトと、自分以外の誰かや何かがその時間を作るのに必要なコト、とに分かれると思いますが、
自分ひとりでご機嫌良い状態を作れるコトを、日常の中に、意識して入れ込むようにしてみると、
自分の機嫌を自分でとれるようになれる第一歩かなと思います。
自分のご機嫌の良い状態を増やす方法② に続く