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闘鷲降臨~目標に向けてリスタート(21-22Game29)#FE名古屋

予定外のお休みを経て、実質的な後半戦へ。

FE名古屋 95-69 仙台

 前回対戦した越谷からcovid-19の感染者が発生。濃厚接触者のみならず有症状での感染者が発生したFE名古屋も、先週の山形戦の中止および2週間の隔離による強制休業と、望まないタイミングで調整もままならない「一回休み」を余儀なくされた。
 一方の仙台はcovid-19の猛威吹き荒れて複数試合が中止となった前週に影響を受けることなくやり過ごし、東京Zを余裕をもって下して連勝。勢いをもって再び名古屋に乗り込む。ここ何年かはチームに離脱者が出るなどイマイチなタイミングでぶつかることの多い仙台。今年もどうにもこうにも、なタイミングでの対戦が起こってしまった。

 そんなゲームだが、珍しくFEの攻撃が出だしから軽い。連続ポイントをはじめとして順調に得点を積み重ねる。原動力は"スクーティ"ランダル。インサイドにアウトサイドにアシストにと縦横無尽に得点を積み重ねる。応戦する仙台は開始6分ほどで大黒柱のバーレルが守備のヘルプ選手の脚を踏んで足首を捻挫するアクシデント。結局コートに戻ってくることはなく、苦しいローテーションを余儀なくされる。

 それでも1Qを4点ビハインドでまとめた仙台は2Qは前からの圧力の強い守備でリズムをつかむと、2Q序盤はいったんリードする展開に。プレスダウンはともかくその後の攻撃がなかなかリズムに乗れなかったFEも、オフィシャルタイムアウト明けはFTやインサイドアタックでしぶとくポイントを積み重ねてペースを取り戻す。FEが4点リードでハーフターン。

 不安材料がありつつも悪くない立ち上がりを見せたFE名古屋。3Qもランダルを中心にじっくりと得点を積み重ねると、JBを使えないことで流れを変える手ごまを失った仙台は手詰まりに。ここぞとばかりに前から守備の圧力を強め、時にはトラップディフェンスまで駆使して仙台の攻撃のリズムを壊しにかかるFE名古屋。結果としてはこれが奏功。このQ12-0のランを含む25-9と、20点差までリードを拡げて第4Qへ。

 第4Qは序盤3ポゼッション連続で得点を奪われて13点差まで詰められてタイムアウトをとらされたものの、明けたオフェンスでJJが3Pを1on1からねじ込んでリズムを取り戻して15点差をいったり来たりする展開に引き戻すと、残り6:35で4ファウルのメインセにランダルがつっかけてファウルをもぎ取ってコートから追い出したところでほぼ勝負あり。本日初のベンチ登録となった川島に5分以上の出番を与えられる余裕でもって押し切り、難しい休み明け初戦で難敵相手に勝ち星を手に入れた。

雑感

川島聖那見参!

 ということで、練習生としての扱いから、年末に晴れて特別指定選手としてロスターに入る権利を掴んでいた法政大の川島聖那。まだ笹山が戻ってきていない現状とあって、12個目の椅子を会田、そして学生から契約選手となった宮本と争っている状況から、今節はベンチ入りのチャンスを与えられた。
 プレーを実際に見てみると、驚くような瞬発力、特に縦に速いジャンプが素晴らしい。その一方で、かなり緊張もあったのだろうが、FTのフォームも毎回バラけているような状態。守備システムへの理解度もまだこれからといった感じ。ただ、その身体能力を考えても大器であることは間違いない。これからの日々の練習でどんな選手になっていくのか、実に楽しみだ。

本日の評価

最後に

年始にカブレラくんがこういうツイートをしてたんだけど、

仙台先生の本日の3本のホームランで、「まあ、そうなるな」(cv大坪由佳)となりましたね。

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Nacky a.k.a. 青井高平
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