ポーカーチェイスダイヤモンド(stageⅥ)到達うれしい
ポーカーチェイスついにダイヤモンドに到達しました!
142戦でした。プラチナ→ダイヤは45戦くらい。
またすぐ落ちてしまうかもしれませんが。。。
記録として、stageⅤで意識してきたことを書いていきます。
いないとは思いますが、もし参考にする方がいらっしゃれば、素人意見であることにご留意ください。
参考にしたもの
●世界のヨコサワYouTubeチャンネル
ブラフの考え方などを手っ取り早く知ることができました
●アニー・デューク『ステップアップポーカー ──脱定番ルールで相手を出し抜け』(2016年)
指南書です。kindle unlimitedで読みました。まだ120ページほどしか読み進めていませんが、我流で試行錯誤していた頃と比べて戦績が格段に安定し始めたのでとても読む価値があったと思います。
stageⅤとstageⅣの違い
明らかな違いは、無茶なオールインで散っていくプレイヤーが激減することでした(いないわけではない)。
また、プリフロップでの参加率はあまり変わらないものの、ベッティングラウンドでの戦い方が上手いプレイヤーが増える印象です。
特にアグレッシブにベットを仕掛けてくるプレイヤーを相手にするのは骨が折れます。そういうプレイヤーがいる時は誰かが自爆してくれることを祈ってました(割とよくある)。
初めはタイトにプレイする
『ステップアップポーカー』で再三強調されているのは、「テーブルがルースな時はタイトに、タイトな時はルースにプレイする」ということでした。
基本戦略はこれをベースに考えました。
stageⅤでも、依然として卓の半数以上はルースなプレイヤーであることが多いです。特にブラインドが安い序盤は、積極的にレイズしてくる人、何でもコールな人、BBなら絶対参加する人など、個性に差はあれどみな参加頻度が高く、マルチウェイが非常によく発生します。
マルチウェイでは思わぬツーペアやストレートなどが飛んでくるリスクが上がるので極力避けるべき状況です。
そのためにレイズをするのですが、前述のように序盤はコーラーがいることが多く、都合よくヘッズアップに持ち込めることは稀です。
マルチウェイでもナッツになりやすいようなプレミアムハンド、AK、KQスーテッドなど、非常にタイトなハンドレンジを基準にし、ブラインドの上昇や対戦相手の観察と共に徐々に広げていくことで、安全にゲームをプレイすることができますし、コーラー相手に必殺の一撃をかまして退場させることも夢ではありません。
よくあるスターティングハンド表では、ボタンやSBのレンジが非常に広く設定されていることが多いですが、マルチウェイの時は使えないです。SBとBBが比較的タイトだと分かるまで、一旦忘れた方が良いと思います。(そもそもボタンまでに誰も参加していない状況が少ないです。)
ブラインドが安いということは、参加しやすいことに目が行きがちですが、裏を返せばハンドを待つ余裕があるということでもあります。
また実際はルースなプレイヤーとタイトなプレイヤーが入り混じるので、隙を見てスチールすることは可能です。
このゲームはブラインドとアンティの上昇ペースが速く、stageⅣ以前と違い序盤特攻で脱落してくれる人も少ないです。なので序盤で判断をミスして大きく失点してしまうと、中盤以降の展開がかなりタフになってきます。
中盤は積極的にプレイする
ブラインドが2500くらいになると、すごい勢いで自分のスタックが減っていきます。そうなってくると、皆危機感を覚えてタイトな人も、元々ルースな人も積極的にプレイするようになってきます。
ただ、その手前の760〜1100あたりの「まだスタックに余裕があるが、3BETして負けると辛い」ような時間帯はルースな人の財布の紐も固くなる傾向があるように感じます。なのでこのあたりからルース目な立ち回りに切り替え、積極的にブラフを仕掛けていきます。
その際、対戦相手のプレイ傾向を観察しておき、ブラフが通用しない相手にブラフしないよう注意する必要があります。
スタックが少ない時は無理なブラフが必要になる時もありますが、序盤にタイトにプレーしておくと若干ながら通りやすくなると感じます。
終盤はわからん
終盤は高額ブラインドがすぐに回ってくるので積極的に仕掛けざるを得ません。勉強不足なので、ここは基本的に運頼みでした。
こちらのハンドが分からなくなるよう行動を一貫させること、スタックが許すならAかKが無い時にオールインに突っ込まないとかは考えてました。
たくさん降りてくれる人が相手だと嬉しいです。
それからスタックが少ないと駆け引きしようがないので完全に運頼りになってしまいます。なのでその前段階で稼げるのであれば稼いでおきたいです。
一回運ゲーに勝てれば楽になるんですけどね。。。
臨機応変に対応する
ここまでが基本戦略で、これだけでもかなり立ち回りやすくはなりました。しかしながら、実際は対戦相手によって戦い方が違うので、ある程度人読みが必要になってきます。
ルースなプレイヤーにも種類があります。
アグレッシブにベットしてくる人、ヒットするまでチェックしかしない人、絶対引かない人、リレイズする人。。。
このようなプレイヤーの中で特に注意するべきなのは、ブラフが全く通用しない/大きなベットでもついてくる可能性が高い人です。中盤以降ルースにプレイする際の障害になりますし、TTでヘッズアップにしたくてリレイズしたら3人ついてきた……みたいな地獄はできるだけ避けたいです。
逆にこちらに大きな手が入れば普通の相手にはしないオールインで一発退場させられることもあります。なおこのようなプレイヤーが豪運の持ち主だと詰みます。
個人的に戦いづらいのはアグレッシブな人でした。大きなベットはブラフなのかヒットしているのか判断し辛いし、リスクを負いたくない序盤は良い手でも引かざるを得ないことがあります。
ただ明らかにブラフが多いと判断できる場合、こちらの手ができていなくても状況に応じてリレイズして下ろすことができます。逆に自分がナッツの時はチェックレイズしても良いでしょう。
逆に私のようにタイトに行く!と決めてそうなプレイヤーが多い時はやや積極的にプレイします。ただし、やりすぎると後半頻繁に行う必要があるブラフが通用しなくなる恐れがあるので注意しましょう。
フロップ後
中盤以降はどうしてもオープンレイズの頻度が増えるので、フロップ後の立ち回りは重要ですが、明らかに経験と勉強不足でした。
特にベットをしすぎる、また小さすぎるミスが多かったと思います。
ですが、後半は難しい判断が起こる状況を避けるように気をつけることで、大きな失点を防ぐことができたと思います。
基本戦略のところで書いたマルチウェイを避けることやタイトにプレーすることもそのひとつです。
さらにミスに気がついてからはCB、特にブラフベットの頻度を大きく減らしました。
ルースなプレイヤーは少額のベットでは降りてくれない人がほとんどですし、ブラフが多すぎるとチェックレイズの罠に嵌められて負け筋になってしまいます。
好みにもよりますが、中盤以降ブラフする機会はかなり多いので、POTの小さい序盤は全くブラフをしなくても良いくらいだと思います。
まとめ
『ステップアップポーカー』は即効性がすごい
序盤タイト→中盤ルース
スターティングハンド表はあまり当てにならない
人間観察は大事
ベットは後半のために慎重に
今後のために
意思決定のツールとしてオッズの計算が重要だと感じているので、オッズ計算の練習をしながらプレーしようと思う
stageⅥが楽しみ
終わりに
stageⅣまでは相手の自滅を待ってあとは運だけでそこそこの結果が残せますが、Ⅴからは上手く立ち回って稼がなきゃいけない場面が多くなってきます。ちょうど自分のような初心者が試行錯誤している様子が垣間見えて、その人たちと戦うことでポーカーの難しさと面白さを味わうことができる良い難易度なのかなと感じます。
どうしても運ゲーが避けられない状況もありますが、そこも醍醐味ということで。
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