保育士。続けるか辞めるか悩んだら読んでみて
仕事と恋人は同じだよな、
と思う今日このごろ。
この人(仕事)と一緒にいて幸せだろうか?
この人(仕事)とこれからもずっと
一緒にいたいだろうか?
パートナーとの関係を考える時と同じように、仕事について考えてみる。すると、続けるか辞めるか、その答えが見つかるかもしれないな、と。
大失恋だった
私が「もう一生保育士はやらない」と啖呵を切ってやめたのは、今から4年前になる。
退職を決める最後の決め手となったのは、大好きな大尊敬する先輩にかけられた一言だった。
それは、退職するか悩んでいることを相談した時に投げられた言葉。
「また逃げるんですかいい大人なのに。
これからもそうやって
嫌なことがあるたびに逃げ続けるんですね
感謝とか恩とかないんですか」
転職ばかりの私の保育士人生。それを知った先輩からの言葉だった。
言い返す言葉はなかった。
私の今までの人生が
先輩の言葉に詰まっていて。
悔しくて悲しくてたまらなかった。
喉元が締め付けられて
まばたきした瞬間に
涙がこぼれ落ちそうで。
転職ばかりだった私は、この園に入社した時から「ここで失敗した時は保育・教育の業界からは身を引く」と決めていた。
・・・まんまと失敗した。
命を預かる重圧に耐えられず
みんなと同じように楽に働けず
人間関係に挫けて。
私には保育士は向いてなかったんだ、
と思った。
スッパリと、
本当にスッパリとやめた。
復縁と別れと
それからはフリーターとして過ごした。
定職に着くのが怖かったから。
また逃げちゃうかもしれない
また誰かに迷惑かけるかもしれない
そう思ったの。
そして本気で自分の人生を
考えはじめるようになった。
「私の幸せってなんだっけ」
「これからどうすればいいんだっけ」
寝ても覚めても
自分に問い続けた。
そして私がだした結論は、
保育士に復帰することだった。
スッパリと辞めたあの日から
2年後のこと。
もう一度、
子どもと過ごしたくなった。
保育士としての自分を
もう一度、試してみたくなった。
復帰してからの保育士生活は
それはそれは楽しかった。
子どものことを純粋にかわいく思えるようになって、”保育士”という職がどれほど自分にとって大きな存在かを再確認して。
でもね、結局やめたの。
保育士は好きだけど、きっと私には天職だけど、「これからもずっと保育士を続けたいか?」と問われると、答えはNOだった。
保育士を恋人とおきかえたとき「この人と生涯を共にしたいか」と考えると、それは違うし、きっと無理だと思ったから。
こうして私の保育士生活は終わった。
恋人におきかえてみる
仕事は私たちの生活の
大部分を占めるもの。
切っても切り離せない存在ですよね。
だからこそ悩むことも多いし
簡単には決められないこともある。
もしも・・・
仕事を恋人におきかえて考えてみると、どんなふうに思う?
今の人と一緒にいて幸せだろうか?
今の人とこれからも共に過ごしたいだろうか?
今の人と一緒にいて自分は自分を好きでいられるだろうか?
それがまたひとつ、
考え方のヒントになれたら嬉しいです。
もしも、
その答えが辞めることだったとしても
復縁という名の復帰をしてもいい。
永遠の別れにはならないから。
私たちはいつでも選べる。
仕事も、働き方も、生き方も。
「あなたにとって保育士とは?」
今の私にとって保育士とは、
”大好きだった元カレ”みたいな存在。
大好きだった、
でも、一緒にはいられない。
ときどき思い出しては
切なくなったり
複雑な気持ちになったり...
そんな存在。
ちょっと複雑だけど
暖かい気持ちになれる
大好きな存在です。
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