見出し画像

家に帰っても仕事のことを考えてプライベートとの切り替えができなかった



こんばんは、元保育士の河北です。

保育士時代、
「家でも仕事のことを考えてしまう」など
プライベートとの切り替えができないことに
すごくすごく悩んでいました。

「オンオフの切り替え方」なるものを
めちゃくちゃ実践していましたが、
どれもうまくいかなくて。

いま考えると、切り替えうんぬんは問題ではなく、自分の保育士としての成長を見込めていないことが問題だったと感じています。


保育士として成長する意欲がない=考えたくない=プライベートにまで仕事を持ち込みたくない

こんな感じでしょうか…。


少しずつ解説していきたいと思います。


「ずっと仕事のことを考えてしまい辛い、嫌だ…」という方は、ぜひ読んでいってね!


▼このnoteを書いた人

保育士として人生捧げるも、働きすぎて自分を見失ったアラサー。
自分を犠牲にしない働き方やライフスタイルを探すなかで、フリーランスや保育士以外の会社員を経験。
現在はフリーランスで個人向けのコーチングやカウンセリング(対話業)を仕事にしています✌️


好きには敵わない


「通勤中に、子どもの事とか設定保育考えるのめっちゃ楽しいねん!」


保育士時代めちゃんこ仕事のできる先輩保育士がそう言っているのを聞いて、自分と歴然の差があることに気がつきました。

いっぽうの私は、通勤中は職場に着くギリギリまで耳にイヤフォンをつっこんで、大好きな音楽をガンガンにかけて。

「職場に着くまでは私の時間なのだ!!!!」
と、なんとしてでも自分の時間を死守しようと必死でした。

もちろん家に帰ってまでも
仕事のことは考えたくない。


「どうにかならないものかな〜」と、
持ち帰りの仕事はやめたり
1ヶ月以上先の仕事を前もって終わらせたり
とにかく試行錯誤の日々でした。



でも、難しかったのです。


なんというか、保育とか教育の業界っていくらでも子どもたちにしてあげられることがあって、終わりがないというか、「これでOK」となかなか思えないというか・・・

それ故に、家に帰っても切り替えられなくて。

切り替えているつもりでも、頭に仕事がある状態。


これが私にはすごく負担でした。



先輩の保育や子どもへの愛情を知った時「この先生には一生敵わない」と思いました。


保育や子どもに対するアンテナが私とは全然ちがうだろうし、入ってくる情報の密度も違うはず。


先輩は、好きでやっている。

私は、仕方なくやっている。


仕事のなので自分の任務を果たせていれば、OKだとも思います。

ですが、業種上そう自分に言い聞かせることは、とても難しかったのです。


例えば、プライベートの予定を入れてみたり、推し活をしてみたりと物理的に切り替える方法はいくらでもあると思うけれど、

精神的には難しい部分があるのではないでしょうか。



仕事を変えても状況は変わらなかった



私が保育士を辞めた理由のひとつに
「家でも仕事のことをずっと考えちゃう」
というものがありました。

辞めた当初は「もうなにも考えなくていいのか!」と気持ちがめちゃくちゃ軽くなったことを覚えています。


怪我をして帰った子どもが頭に浮かんで
ごはんが喉を通らなくなることもない。
製作をあれこれ考えて
スマホのスクショやブックマークが増えることもない。


自分のプライベートに仕事が関連してこない生活はとても開放的でした。



ですが、フリーランスのコーチとして活動するようになって…


出勤時間や退勤時間という概念がなくなったこと
24時間好きな時間に好きなだけ働けること

コーチという職種上、
心や内面に向き合うタイミングが多いこと
自分がずっと抱えている問題や課題と
離れられなくて向き合い続けなければならないこと

保育士時代よりも、もっと「仕事のことを考えてしまうし、そもそも切り替えなどない!」という状況になってしまいました。

コーチとして活動しはじめた当初は「どうしたらええんや…」「思ってた生活と違う…」と頭を抱えました。


ですが、月日が経って「仕事のことを考え続ける生活も悪くないなあ」と思えています。


仕事のことを考える生活も悪くない、そう思えたのは…


なぜ今の仕事では「プライベートとの切り替えができないことも悪くないな」と思えているのかというと、


「やりたいことを仕事にしている、そこに成長を感じられている」という事が大きな要因だと思っています。


逆に考えると、保育士時代に私がプライベートとの切り替えができず悩んでいたのは、


保育士としては自分の成長を見込めない
もしくは
保育士として成長するつもりはない

と感じていたからだと思います。


まだまだ知識も足りないし
保育も上手にできていなかったし
課題は山積みだった。


だけど、「もっと保育のスキルを身につけよう」とか「保育士としてキャリアアップしよう」といった、成長しようとする気持ちが弱かったように感じます。


どちらかというと、「なんでこんなことしてるのだろう」という気持ちの方が大きかったんです。


もちろん当時はそんなことには気付いていなくて「保育士として生きていこう!」という漠然とした思いがありました。


だけどよくよく考えると

10年後も現場でバリバリ働いている姿や
保育に関してあれこれ考えている姿は
まったく想像がついていませんでした。





「成長したいという意欲がその仕事にあるか」


これは、仕事をする上でとても重要だと感じています。


今、私が仕事とプライベートとの切り分けが曖昧になっていても苦にならないのは、自分の成長を感じられているからです。なにをしても意味があると思えているのです。

気持ちの持ち方が全然ちがう。


ずっと仕事のことを考えてしまい辛い…、という時は「そこでの成長を自分が望んでいるのか」という視点からも、考えてみてくださいね。



ーーーー


✉️こちらから河北と直接お話できます
ポチッと押すと、公式ラインが現れます。
いただいたご質問やご相談には、大切にお返事させてもらっています。
公式LINE→https://lin.ee/2rwh1la


📻ラジオやってます

https://stand.fm/channels/624cba657cd2c74328b86d5c

タメになること・ならないこと
ゆるゆる話してます。
家事や移動のおともにしてね!


◾️河北あおい

保育士として人生捧げるも、働きすぎて自分を見失ったアラサー。
自分を犠牲にしない働き方やライフスタイルを探すなかで、フリーランスや保育士以外の会社員を経験。
現在はフリーランスで個人向けのコーチングやカウンセリング(対話業)を仕事にしています✌️



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?