保育士からフリーランスへ「私にはできることがない」
こんばんは、河北です。
元保育士のフリーランスコーチです。
今日の記事は、
・今の働き方に限界を感じる
・もっと自分らしく働きたい
・フリーランスに興味がある
だけど、
「自分にはスキルも特技もないから…」と
諦めちゃいそうになっているあなたへ向けて
書きはじめました。
私もあなたと一緒で、フリーランスを目指す過程での鬼門のひとつが「できることがない」というものでした。
使えそうな武器は、保育士をしてきた経験のみ。
おまけに
PCは苦手だし
メンタルはよわよわ。
困りました・・・。
自分には”売れるもの”がないのです。
そんな私がなにを商品にしたかというと、
”わたし”
です。
”わたし自身”をまるごと商品にしちゃいました。
私にもできたのだからあなたにも絶対できる。
本気で本気でそう思っています。
”わたし自身”を商品にするとは…？
フリーランスを目指しはじめた当初、起業のコンサル（サポート）をしている方をSNSで見つけ、相談にいきました。
「起業を視野に入れているのですが…（ちなみにコーチングをしたいとは思っているのですが…）できることがなにもなくて…」
そう嘆く私にコンサルさんが教えてくれたのは、
”あなたの苦労してきたことでしか人は救えない”
ということ。
苦労を乗りこえた経験に価値が生まれる。それが商品になるのだと。
たしか９０分ほど話したと思うのですが、その言葉が衝撃すぎてほかに何を話したのかまったく思い出せません。
苦労してきたことと言われ、思い当たるものはひとつだけ。
それは、
保育士として過ごしてきた時間。
ーー
たとえば...
私の苦労は保育士として過ごしてきたことでしたが、他にもこんなものが商品になります。（ざっくりすぎてすみません）
太っていたけど痩せた
→ダイエットを教える専門家
夫婦関係に悩んでいたけど円満になった
→パートナーシップ専門のカウンセラー
など。
こういったふうに、苦労を乗り越えた経験は価値でありそれが商品となるのです。
コンサルさんと話したことによって「私は保育士さんへ向けて仕事をすることになるのかな・・・？」ということが、ぼんやりと頭に浮かびました。
保育士をしてきた経験をつかって
（もうちょっと私の話が続きます、必要部分なので読んでくださいませ）
コンサルさんと話たあと、私はフリーランスを目指しながら２年ぶりに保育士に復帰することになります。
「もう一生保育士はやらない！私には無理！！」と一度は保育業界から逃げたのですが、コーチングを受けてメキメキと回復して「あーやっぱり保育士がやりたい」となりまして。
コーチングを受ける前は、「私なんかが関わっていたら子どもたちがかわいそう」「私がいなくなればその穴に別の先生が入る。私がいなくなった方が子どもたちにとって幸せだわ」と思ってしまうほどにメンタルはボロッボロ。
だけどコーチングを受けたことで、
「私が子どもたちに関わっていないのはもったいない」「私が保育士をすることで一人でも多くの子が幸せに生きていける土台を作れるわ💕」
と感じるまでに回復したのです。（対話はすごいのよ）
対話のおかげで、自己肯定感爆盛り&無敵の無双モードで働くことができるようになりました。
そんなある日のセッションで、私のありのままの気持ちを今の師匠であるコーチに伝えました。
「私が子どもたちに関わっていないのはもったいない」「私が保育士として過ごしていることで、一人でも多くの子が幸せに生きていける土台を作れるわ💕」
そこで受けたフィードバックがこちら↓
コーチ「もっと未来を見て。今あなたが保育士をしていることで１年間に救える子どもは何人？」
私「うーん、２０人くらいですかね（担任だとすると）」
コ「それを１０年続けたら？」
私「２００人ですねえ」
コ「あなたがあなたの経験と対話で年間１０人の保育士さんを救うことができたら、年間何人の子どもが救える？」
私「！！！！！！！！！！！！」
私「２００人だあ」
コ「１０年で？」
私「２０００人だあ！！！！」
コ「どっちの方が幸せに生きる子どもを増やせる？」
私「（一目瞭然）」
コ「あんたが保育士している方がもったいないよ」
私「((((；ﾟДﾟ)))))))」
スキルや特技がなくても
あなたが保育士をしている（していた）として。
そこには苦悩があったはずです。
あなたがいちばん保育士としての
困りごと、悩み、苦悩がわかると思う。
悩みながら乗り越えてきたこと、
考えてきたこと、
たくさんあると思うから。
そのあなたの経験を商品にしてしまえばいいのです。
きっと誰かの手に届くはず。
たくさんの保育士さんに届けば
もっともっとたくさんの子どもたちが豊かになる。
とても社会的意義のある仕事です。
「苦労してきたこと」をちがう角度から見れば、
保育士という専門性を武器に子育てしている方たちに向けて仕事をすることもできる。
私たちは「子ども」の専門性を持っている。
保育学校に通って大変な実習をのりこえて、保育現場で汗水たらして苦労して身につけてきたものですからね！！
あなどるなかれ〜！
スキルや特技がなくても「保育士をしてきた」というめちゃくちゃ貴重な経験があなたにはあるのです！
そして「保育士をしてきた」という経験だけで
フリーランスになったヤツがここにいます。
あなたの働き方の選択肢に
フリーランスが浮かんだとき、
そして「なにもない」ことで
諦めそうになったとき、
私の存在を思い出していただけると嬉しいです。
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◾️河北あおい
保育士として人生捧げるも、働きすぎて自分を見失ったアラサー。
『保育士資格』だけを握りしめ、裸足のままフリーランスに。
現在は個人向けのコーチングやカウンセリング（対話業）を仕事にしています⛄️
「自分を犠牲にしない」をモットーに幸せな働き方やライフスタイルを作ったり考えたりしています。
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