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次なる居場所はどこだ:その4
任地引き上げをして50日以上が経った。
…え。
私も数えてゾゾっとした。
私の新しい居場所は、まだ決まっていないから。
え、前回なんて書いたんだっけ?
「一歩進んだ」って書かなかった?
Federal行ったの、もう1か月も前なのか。
「かもしれない」と足した私、賢いな。その通りだ。
この間に何があったかというと。
①JICAからのレターをFederalに渡す
②Federalから下位機関へのレターを待つ←今ここ
…これだけ。それぞれに2週間くらいかかっている。
今までの任地変更した人を見ていて「大体3か月くらいかかる」という認識はあった。今はよく分かる。「レターのやり取りにとんでもなく時間がかかる」。
時間のかかる理由の一つはFederal側の責任者がしょっちゅう不在になるからだ。「会議だ」といってはどっか行く。しかも長期間行く。1週間とか。
何かがない、という状態を表すタッファという単語がアムハラ語にある。
「エチオピアにおける言い訳(excuse)は大体水タッファ、電気タッファ、ボスタッファのどれかで表せる」というと現地の皆さんに大ウケするが、笑いごとではない。
これだけ長らく決まっていないと大体「今何してるの?」と聞かれる。
悪気は基本ないのは分かっているけど、これ無邪気に投げられるナイフみたいな質問なのでしんどい。言われなくても毎日自分で問うてるわ。
幸い私はJICA専門家の方を紹介してもらって、少しずつプロジェクトに参加させてもらっている。ここに書くのはもうちょっと仕事してからがいいな。
こういう時「首都アディスで活動」は強い。打合せがすぐできる。
あと最近語学フォローアップ制度を使ったアムハラ語レッスンを始めました。これも後々書こう。
だから今は、
午前:街を歩き回ってローカルのお店でコーヒー飲んだりインジェラ食べたり/アムハラ語のレッスン
午後:JICAエチオピアで作業(プロジェクト関連だったり報告書書いたり本読んだり…)
といった感じである。
「今何してるの?」と問う人のご期待に沿えるかどうかは、わからない。