繊細さんの私、インタビューモニターに挑戦
こんばんは、青葉です。
最近、思いがけない挑戦をする機会をいただきました。「無名人インタビュー」の新しい企画、「インタビューモニター」への参加です。
正直、最初は戸惑いました。"インタビューをとにかくたくさん受ける側"? 人前で話すのが苦手な私に、そんなことができるのかしら...。
でも、これまでの経験が少しずつ私に勇気を与えてくれました。「やってみよう」そう決意して、返事をしたのです。
すでに私は、何回かインタビューモニター体験をしました。
驚いたのは、自分の言葉が止まらなくなったこと。普段は人前で話すのが苦手なはずなのに、言いたいことがどんどん湧いてくるんです。
HSPとしての日常、仕事での葛藤、そして最近の気づき。まるで長年の友人に話すかのように、言葉を紡いでいきました。
「HSPと気づいてから、自分の感じ方や反応の仕方が少し理解できるようになりました。例えば、オフィスの音や光に敏感なのも、HSPの特徴なんです。でも同時に、細かな変化に気づきやすいという利点もあって...」
話しているうちに、自分の経験を客観的に見つめ直していることに気がつきました。今まで「欠点」だと思っていたことが、実は「特徴」なのかもしれない。そう考えると、少し肩の力が抜けた気がしました。
家族のこと、仕事のこと。普段はなかなか話せないようなことまで、言葉にすることができました。
特に印象に残っているのは、仕事での小さな成功体験。HSPの特性を活かして、新しい商品のデザインに貢献できたエピソードです。
「みんなが派手なデザインを提案する中で、私は『もっとシンプルで落ち着いたデザインの方が使いやすいのでは』と意見を出したんです。...結果的に私のアイデアが採用されて、上司から褒められたんです」
この経験を話しながら、改めてHSPの特性が仕事で強みになり得ることを実感しました。
インタビューが終わった後、不思議な感覚に包まれました。自分の過去、現在、そして可能性のある未来が、一直線に結ばれたような感覚。
そして気づいたんです。私は変わったのではなく、ずっと私のままだったんだと。
家族との複雑な関係、仕事での小さな成功、HSPとしての自己理解。これらの経験は確かに私を形作っています。でも、それ以前に「私は私」なんです。
これからも、HSPという特性を持つ「私」として、自分らしく生きていきたいと思います。そして、同じように悩む誰かの支えになれたら...。
みなさんも、自分の中にある「なんだか人と違う」と感じる部分、あえて隠そうとしていませんか? それは、実は素晴らしい才能かもしれません。
一緒に、自分らしく生きる方法を探っていけたら嬉しいです。
(注意:このアカウントは小説『無名人インタビュー物語』の登場人物、萩原葵(noterネーム青葉)のものです。フィクションの一環としてnoteを運用しています。)