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Startup Weekendに中高生がチャレンジする4つのメリット

皆さんこんにちは!!!プロ野球とカレーをこよなく愛するあおいと申します。

2022年にようやく慣れてきたのにもかかわらず、あと1か月で2023年です。信じられない。
そんな2022年の個人的1大イベントは、10/28-30に「Startup Weekend三島 4th」に参加したことです。

その結果、「数あるこの3日間の過ごし方の選択肢の中からStartup Weekendを選んでよかった」と心から思っています。(実は、いわば「競合」となる過ごし方もなかなか強いコンテンツたちでした笑)
ですので、開催の流れを紹介しながら3日間を振り返ろうと思ったのですが、オーガナイザーの皆様が書いてくださった素晴らしいレポートがありましたので

高校1年生の私からは、「中高生の力でStartup Weekendをもっと盛り上げるぜ!」という目的で、Startup Weekendに中高生が参加するメリットを挙げるという形で紹介させていただこうと思います。

中高生が参加するメリットという記事ですが、是非とも中高生や中学・高校の先生だけでなく「Startup Weekendってなんだ?」と思っていらっしゃる方や既にStartup weekendに関わっていらっしゃる方々などにもお読みいただきたく思っています。
5300字越えとかなり長い記事ではありますが、この記事を通じてStartup Weekendというコミュニティの多様性、そして若手の関わりについて感じていただけますと幸いです!
はじまりはじまり〜

Startup Weekend(SW)とは
(軽めの説明)

スタートアップウィークエンド(SW)”は、金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催される、「スタートアップ体験イベント」です。週末だけで参加者は、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます

Startup Weekend Japan 公式HPより

※ここから「Startup Weekend」のことを「SW」と略すことが増えます!
つまり、「週末3日間で起業体験する」イベントです。米国発で世界中で開催されています!
初日の1分ピッチからチームビルディング、2日目の専門家の方によるコーチングセッションを経て、3日目午後には最終ピッチの場で54時間練り上げた自分のビジネスがいかに素晴らしいかを披露。
そのピッチをジャッジ(審査員、こちらも各分野の専門家の方です!)がjudging criteria(審査基準)に則って判定。優勝・入賞チームが発表されます。
↓こちらのドキュメンタリーがわかりやすいです!

そして「体験」イベントではありますが、SWを駆け抜けて作られたビジネスが事業化まで繋がる事例(アルムナイ)もまた世界中に存在しています。
例えばこちらの「kome-kami」。奈良のSW発で、この紙は自販機で売られている鹿せんべいの包装にも使われているんです!

ちなみに先程「優勝(入賞)チームが決まる」と申し上げましたが、優勝=事業化ではなく、そうでないところからアルムナイとなり道を開拓するということも多いのだとか。先述の「kome-kami」は2位だったそうです。

私たちのチームもヘルスケアについてのビジネスを3日間で作り上げ、現在事業化に向けて動いています!!!
SWに参加しなかったら出会えなかったような方々と一緒に絶賛お仕事中です。

中高生が参加する4つのメリット

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題に入ります。

そもそも中高生はStartup Weekendに参加できるのか→もちろんYES

Noなら私は参加してないしこの記事を書いてることもないですね😂
ただこれだけは覚えておいてください!Startup Weekendは「ルールがないのがルール」です。なんでもありです。だから中高生でも参加できる(し、小学生でも参加できる)んですよね。

【注意事項】
※ルールがないのがルールなので、大学生も小学生も社会人も参加できますが、今回は一応中高生に絞った4つの理由としています。
しかしながら、参加者全般に共通する事項も多いため、是非とも最後まで読み進めていただきたいです!

大人とフラットな関係でともに取り組める

Startup Weekendでは中高生であっても、同じチームの大人とフラットな関係で事業アイデアの検討や検証を行ったり、他のチームと競い合ったりすることができます。

今年新潟県の長岡で開催されたSWでは、大学生、高校生、中学生のチームが「課題解決カードゲーム」事業で優勝し、
さらに今月(2022/12)からは製品版として形にするためのクラファンが始まったそうです!!
(期間は2023年1月14日までということなので気になった方はお早めにチェックを!
2022/12/22追記 この埋め込み仕様だと記事執筆時点での進捗・残り期間がそのまま表示されているのですが、本日夜8時で50%以上の出資が集まっています!
2023/1/5追記:年明けに目標達成したそうです!おめでとうございます!
本日夜5時半時点で107%の出資が集まっています!)

もちろん三島のSWでも、アイスブレイクや最初の1分ピッチでも、中高生の発言だからといって軽視されることなく皆さん真剣に話を聞いてくださります。

(緊張しすぎて目線がおかしくなっていますが🤪)
アイスブレイクセッションで話す私の様子

また、中高生であろうと何度もSWに参加したベテランの方でも、最初のピッチで話せるのは全員同じ1分です。また、そこで良いと思ったアイデアに投票できるのは全員同じ3票です

キッザニアの話(本筋に繋がるのでご安心ください)

全然関係のない話にはなるのですが、私はキッザニアがめちゃくちゃ好きな子供でした。
それはそれはもう大好きで、毎年夏休みには朝4時起きしてキッザニア東京に行ってました。
数あるお仕事の中でも1番好きだったのがこれです。

バスガイドさん!

写真をご覧いただければわかると思うのですが、(ほぼ)本物のはとバスのガイドさんです。
なぜ本物そっくりなのかというと…

“子どもに子供騙しは通用しない”というのはキッザニア全体で共有している意識のひとつです。

https://travel.spot-app.jp/kidzania_katsuyama/より

キッザニアにこういったポリシーがあるからだそうです(母から教えていただきました)。さすがキッザニア。
これが私をキッザニアの虜にしていたのか。納得。

「子どもに子供騙しは通用しない」

これはStartup Weekendも同じです。
SWに集う大人たちの中に、子供に子供騙しをする人はいません

チームビルディングを経て3日間私は子供扱いされることなく、チームメンバーと対等な立場で真剣に話し合い、タスクを分担することができました。

金曜の夜は日曜の自分がどうなっているのか想像もつかなかったのですが、3日間を経験した今では(めっちゃ大変でしたが)同年代とも大人ともフラットな立場で高め合えて本当に良かったと思っています!

学校の外にいる面白い人たちと話すことができる

これもまた、Startup Weekendというコミュニティの醍醐味です!!
今回の会場だった三島は静岡県東部に位置する都市ですが、市内・近隣自治体からはもちろんのこと関東圏から関西圏まで多様な地域から参加者/オーガナイザー/コーチ・ジャッジなどの方々が集まりました。新幹線パワーは絶大。

初日から熱い方々が集います!

さらには集う大人の方々の職業・業職種も様々で、会社員、銀行員、大学准教授(!!)など普段はなかなかお話できないような方々ばかり。自分の知らない世界をたくさん知ることができた3日間でもありました。
※違うチームの方とも昼食・夕食などの時にお話できます!私のチームには他に女性はいなかったのですが、2日目の夕食タイムはテラスでカレー女子会トークをしてました🍛

また、今回のStartup Weekendには、私含め3名の中高生が参加していました。アイスブレイクセッションや食事の時にお話させていただいたのですがめちゃくちゃ楽しかった!!
(次回はもっと中高生が増えてほしいし増やしたい!!)
国立沼津高専からの参加者の方もいて、めくるめく高専の世界についてお話していただいたのもすごくおもしろかったです😂

自分の所属する「ユニコーン起業部」という学生起業コミュニティで学校の外の同世代とオンラインで話す機会は毎週あるのですが、対面でしかも近隣の市・学校の同世代と話すことが少なかったので嬉しく、刺激になりました!

中高生の参加によって、大人にも価値が生まれる

とはいっても、大人の方が多い集団に飛び込んでいくのは勇気がいります。まして自分から話しかけに行くとか大変すぎる。
しかしながら、若手の参加によって大人にも価値が生まれるようです

今回のSW三島に関わっていらっしゃった大人の方々から「中高生がSWに参加する、大人側からのメリット」についてお話を伺う中で、
私が特に「なるほど!」と思ったものを一部ですが抜粋させていただきます。

大人目線だけでいえば、そんな場に若い人たちが入ってくれて経験を伝えられることが、未来の活躍人材を創出するきっかけになれば嬉しいし、我々が気づけていないトレンドを教えてもらって成長したい!

大人は会社と家庭以外で若者と話す機会が、通常ほとんどありません。若者とコミュニケーションを取りながら1つのプロジェクトを行うのは、職場でのチームビルディングをする上でも非常に良い経験になるはず

お話聞かせていただきありがとうございました!

どうしても「自分は周りの力になれるのかな?」と思いがちですが、大人にもいい学びをもたらせると思うと、「自分も参加してよかったな」と改めて思うことができました。

ごはんがおいしい

Startup Weekendでは、人間の欲求に直接訴えてくる「食事」というコンテンツも大変充実しております。
見てくださいよこの表情を。

満面の笑み!!!

コーチの山森さんです。
餃子めちゃくちゃうまそう。そしてtシャツとの奇跡の一致。

長丁場のStartup Weekendですが、美味しいご飯が(三島の場合は主に食事スポンサー様のご厚意によって!)提供されております。食事の時間いをいろいろな方と共にするのもまた、SWならではの経験です!

本当に美味い写真コレクション

(会場やその時々によってメニューは違うので参考程度にどうぞ!)

1日目夜/地元食材たっぷりのサンドイッチでスタート
2日目昼/がっつり定食でパワーチャージ!
2日目おやつ/贅沢すぎる糖分補給
2日目夜/なんて大きいナンなんでしょうか!超本格派カレーと相性抜群!
3日目昼/圧倒的うなぎ&みしまコロッケ!!

決してハードルの高いものではない

起業体験と名のつくイベントですが、先述のとおり大人の参加者の方でも起業家だけでなく様々なバックグラウンドの方がいらっしゃいます。むしろ起業家の方は少ないです。
Startup Weekendは、挑戦すれば何かが変わる、そして誰かが応えてくれる場です。それは誰もに開かれた場であり、もちろん中高生に対しても例外ではありません。

重い荷物にもStartupWeekendにも果敢にチャレンジ
※中身はお酒ではなくお茶なのでご安心ください

次はオーガナイザーへ

Startup Weekendに一度参加経験のある人は「オーガナイザー」として運営に携わることができます。
そして私も、次回の三島開催はオーガナイザーとしてイベント・SWコミュニティをさらに盛り上げ、学生を含むより多くの方に参加し楽しんでいただけるようにしたいと思っているところです!
個人的なオーガナイザーとしての目標は、
「私の高校の生徒・教職員を、1人以上めくるめくSWの世界へ引き込む」
これにします!
いっそのこと自分の学校をスポンサーにしちゃうのもありですね。ご担当者様よろしくお願いします😂

最後に〜No Talk,All Action.〜

これはStartup Weekendで口を酸っぱくして言われることです。とにかく行動を起こさなければ始まりません。
今回は4つのメリットを挙げましたが、参加することで得られるものはこれだけではありません。ぜひご自分なりの収穫をStartup Weekendで見つけてください!!

そして中高生でもそうでなくても、この記事を読んでSWに興味を持ってくださった、新しい世界への好奇心がみなぎっているそこのあなた!
Startup Weekendは直近だとこんな日程で開催されております。今後の予定や最近の開催履歴にあなたの街や近くの街があるかも!?
(遠方でも宿泊されて参加する方などもいらっしゃいます)

(2023年1月27-29日のSW静岡4thでは私もオーガナイザーを務めさせていただきます!よろしくお願いします!)
特に学生早割チケットは2000円台で販売されていることが多いです。食事代だけで元取れるのでまさにお値段以上(二◯リとは関係ありません)!!

結びの挨拶

大大大長文をお読みいただきありがとうございました🥰🥰🥰

これから、No talk,All actionの精神で!1人でも多くの方に充実したSWの世界を見ていただけるよう私も力を尽くしますので、
ぜひとも皆さんも一歩を踏み出してみてください!!いいことがきっと起こります!

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