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クマの件について

クマが人里に降りてきているニュースを最近よく目にしますね・・

原因は山の木の実の凶作だとか、人里を恐れなくなってきたとか、
森林を切り開いてメガソーラーを乱立したからだとか、
色々言われていますが・・

背景には色んな事が影響しあって原因を作っている気がしていて、
棲み分けとか共存を模索していくのは一筋縄ではいかないのだと思います。

ただ、熊も人もお互いを攻撃したい訳じゃなく、ただ生きていたいだけなので

人間の知恵を絞り出せば、きっと何とかできると思うんです。

人間としてどうあればいいか?

それを感じとるにはまず、
クマの事を良く知るのが大事だなって思わせてくれた、絵本がありました。

「しれとこのきょうだいヒグマ ヌプとカナのおはなし」

絵本「しれとこのきょうだいヒグマ ヌプとカナのおはなし」は、知床に生きる野性のヒグマを題材として、野生生物と人間との共生のむずかしさを全国のみなさまに知っていただくために作成されました。
前頁ふりがな付きで小学校低学年以上向けの内容となっていますが、巻末にヒグマに関する豆知識や知床で行われている共生への取り組みなどを紹介しており、大人の方も楽しみながらヒグマと知床に関する知識を深められる絵本です。
本書が一人でも多くの人にとってヒグマと共生する未来を考えるきっかけとなることを願っています。

知床財団オリジナル絵本「しれとこのきょうだいヒグマ ヌプとカナのおはなし」 - 北海道羅臼町|ふるさとチョイス - ふるさと納税サイト (furusato-tax.jp)


旅行で知床に行った時ビジターセンターで見本を読み、旅先でしたが迷わず買いました。

↑ 知床財団のネットショップからも購入できます。


人間の食べ物の味を覚えてしまったヒグマがどうなったか。
ヒグマの親子の物語です。

絵が素敵で、クマ視点で自然の中にいるような気分になれます。
小学校低学年頃から読めると思いますが、大人でもOKな感じです。
巻末には絵と文章でとても分かりやすくクマの生態とか、共生への取り組みなどが描かれています。
本編を読んで、更に巻末でぐっときてしまい買おうと思ったのでした…


生活圏内にクマがいなくても、日本に住んでいたら熊については詳しく知っておいた方がいいと思ったし、色々考えるきっかけになりました。

やっぱり全てのことは繋がってるので、色々知ることで、何か解決策も見えてくるのではないかと思うのです。


ふるさと納税の寄付の返礼品にもなっています。



この本、全国の小学校に置いてほしいな~!と思いました。
生命にも関わることだし、自分達も自然の一部としてどうあればいいか?
子供のうちから学んだり考えたりするきっかけになりそうです。


-追記11/24-
この件について、とてもわかりやすく図解しておられるブログを見つけました。

クマと出会ったらどうすればいいか?など、色々超見やすくイラストで描かれており、とても良いなぁと思いました!
海外と日本の報道の違いなどにも言及されています。(日本の報道のヤバさがよくわかる😓)


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