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オセアニア出張記🇳🇿ニュージーランド・マオリの村へ

【九州のベンチマークはNZなのでは?】


てくてく上がって展望エリア。別府みたいな湯けむり


圧倒的。今回の南半球🇦🇺🇳🇿出張兼旅の学び

「設計が全て」

オーストラリアの女子大生2人+私、計3名のほぼプライベートツアー状態でオークランド中心地から車で約2時間半🚗³₃

早朝出発。ガイドのHazefaさん素晴らしかった…


ロトルアにあるマオリ族の村へ。観光施設ではなく、生活が営まれている村です。
道中、MITAI MAORI VILLAGEの看板が見えて思わずガイドさんに「三田井ってうちの町にもあるよ」と共有するなど💡

あいにくの雨だったけどそれもまた美しかった…

Kia Ora!(こんにちは)の挨拶が地元の人にも浸透しているのが印象的でした。Air NewZealandのロゴ、NZのパスポート、コンセプトカラー:黒はマオリに関わるもの。
マオリ族のローカルガイドさんに村を案内していただきました。

今も使われる地熱調理器具


地熱クッキングをへたを経た🌽

そして本当にたまたまではあるのですが、観光客向けのハカ・パフォーマンス(観光神楽をもっとアトラクション的に派手にした感じ)を観る前に、地元の村のお葬式に居合わせ、そこで追悼のハカを見て少し涙が出そうになりました😢
別の国の日常にお邪魔させていただいている実感。

観光客向けのハカ

政府が主で運営しているのかと思いきや民間でやっているらしく、お土産やギャラリーもかなり気合いが入っており、お洒落で絶対買って帰らなきゃ!となるものばかり。

民族衣装

マオリの人達の歩みをギャラリーでしっかり学ぶこともできました。
今回、弊社で運営している「100年前の村祭りの再現」のグローバルマーケットでの競合力を観たいというのもあり、どーーしても村にお邪魔したかったので本当に頑張って行って良かった。


温泉に入ってまったりして帰りました♨

環境負荷意識が「当然に」高い国

SDGsが〜とかレインボーバッジがとかそういうんじゃない、元々「やって当然」。

畑の肥料としてどうぞのコーヒー豆のカス

他、基本プラ製品がどこにも見当たらない事や、地域と連携して受け入れを頑張っている点も含めて、レインボーよピンバッジ着けてドヤ!は本当に恥ずかしいことだと改めて。。

観光立国!観光立県!とか言ってるの、1回落ち着いて見直してみませんか

という感じ。それ位、ノックアウトな1日でした。

自分のお金と時間を遣って旅したこと無い人達が、必要なものことが分かるわけが無いよね、と改めて思います。ラーメン食べたことない人に作れって言ってるようなもの。

本当にツーリズムで稼ごうと思っているのか日本。
全自治体が無理して観光やる必要も無いと思っています。今回渡航して見てみて、「これが私達の糧です」という、住む人にも旅する人にも優しい設計や導線作りが徹底していました(フェリーに乗るひとつとってもそう🚢)


WAKAという伝統的な船

補助金漬けになってしまっている事業者さんの話を聞くにつけ、お商売ってそういうもんじゃないよねと苦々しく悲しくなってきます。

コンサルや情報発信は正直もう良い。
本当にやるなら、現地で成立するお商売としてのツーリズム事業者を、増やす必要がある。し、自分はそちら側でいよう、と改めて思いました☀

よろしければサポート頂けると踊りながら喜びます!頂いたお気持ちは、高千穂ライフのリアル情報お届け・ツーリズム情報発信活動に遣わせていだきます🙏✨