セルフケアの本「自分を大切にする練習」が教えてくれる大切なこと
自分を大切にすることがだいじ、
と、よく言われる。
言われてるなー、と思いつつ、ちゃんとその言葉に耳を傾けないまま、けっこう年月を重ねてきたな、と思う。
芸人、EXITのりんたろー。さんのこの本は、
芸人としてしんどい時期を乗り越えて、
自分のことを後回しにしてきた彼が
自分のことをきちんと大切にすることが
出来るようになってきた、
その過程とハウツーを記した一冊。
「誰にでも簡単にできるセルフケア32ideas」
「コンプレックスだらけだった僕が変われたすべてのこと」
表紙にはそんな文字が載っている。
自分のことを大切にしよう、
という本は割とありふれているのだけれど、
比較的若い男性で、一見チャラ男ぽくて、
でも深い悲しみや失望をバックボーンに
そこから少しずつ自分に目を向けていく、
そんな過程が描かれているところがユニークだなと思う。
スキンケア、ボディメイク、インナーケア、メイク、メンタルケア…美容本といえば美容本。だけど、それに馴染みがなかったところからスタートしてるからこそ、そうしたワードに馴染みの薄い方にも響くのではないかと。
「ひとりの芸人が心を鍛える物語」というキャッチコピーも載っている。
セルフケアとは、突き詰めていくとメンタルケアの話に繋がっていく。
このnoteを書く私自身も、長年セルフケアが苦手だった。
だからこそ、この一冊が、一人でも多くの方に届けば良いなと思う。
日常のいろんな場面に、自分を大切にする要素が実は散りばめられてること。
それを一つずつ掬っていくことで、
昨日よりも健やかな自分になっていくこと。
そんなことを教えてくれる一冊です。
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