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マガジン「三冊文庫」をはじめます。

おなじみの方も、はじめましての方も、どうもこんにちは。アオイです。
唐突ですが、noteのマガジン機能を使って、自分一人でできる連載をはじめてみることにしました。マガジンの名前は、「三冊文庫」です。

三冊文庫って?

毎回、1つのテーマをアオイが設定し、そのテーマに沿った三冊の本をご紹介していく、という、アオイによる本のおすすめを読むことが出来るマガジンです。購読は無料です(とりあえず)。

なんでそんなことはじめるの?

こういうことをしよう、という動機を遡ると長くなるので、だいぶ割愛しながらお話ししますが、まず、アオイさんは、某新刊書店で7年半ほど勤務していた経験があります。「元プロ書店員」です。

なぜ働きはじめたのか、なぜ辞めたのかはここでは語りませんが、当時から変わらないことは、自分は本が好きで、本が持つ力を信じている、ということ。そして、「自分が確かだと思える本だけを伝えていく」というサービスを、ずっとやりたい、と思っていました。それについては、幾つかトライした経験があって、そしてことごとく挫折してきました。

本だけが好きなのか、といえばそれは違っていて、音楽も映画も、食べ物や飲み物などのフードカルチャーも好きですし、スポーツを観ることも好きです。非常に雑食なカルチャー好きなんだな、という理解で多分正解です。

カルチャーの出番だ(という気がする)。

本を含めたカルチャーが好きなのはずっと変わらなくて、でもそれは一人の消費者としてしか携われていない感じがしていました。そして、自分の周りにいる、それぞれの専門性を活かしてカルチャーを作り上げたり、あるいはカルチャーを伝え、広めていく人たちのことを羨ましく見ていました。

なんでもコロナのせいにしちゃイカンと思いつつ、コロナも含めて語るなら、コロナのせいで、様々なカルチャーは「後回しの順番待ち」になりました。心身の安全や安心、健康が第一で、色々な楽しみごとやカルチャーは、優先順位としてはだいぶ後の方になっていた気がします。世界的な伝染病なので、安全や安心や健康が第一なのは当然です。それが悪いことだとは全く思わないのですが、僕の心の中には、

「今こそ、カルチャーの出番だ(という気がする)。」

という思いもまた、捨てきれずありました。

生活必需品じゃなくても、生活を潤してくれるもの。そういうものをカルチャーと呼ぶのだとしたら、確かに今は「後回し」かもしれない。でも、カルチャーの持つ力でしか救えない場面だったり、癒すことが出来ないこともあるんじゃないか、と。

本は何でも入るし、自分の専門性だった

これは自分が言い出したことではないのですが、本の中には、何でも入れることが出来ます。物理的な意味じゃなく、内容として。ギリシャ神話だろうが、現総理の噂だろうが、今日のおかずのレシピも入りますし、誰かの思考の断片も、バズったつぶやきも入れることが出来ます。わりと、汎用性のあるものなんです。

そして、様々なカルチャーが好きな中でも、自分の中にある数少ない専門性が伴うものとしては、やはり本になるのではないか。そう思って、使い方を迷っていたnoteのマガジンという形で、自分なりにおすすめを綴っていくことにしました。「媒介者」として、自分なりにカルチャーと付き合っていこう、本を手がかりにして、ということです。

「三冊」という自分なりの縛りについて

本のおすすめを書く人は、プロアマ問わずたくさんいます。実はとてもありふれたサービスです。その中で、何か自分なりの縛りというか、制限でもあり個性を出せないか、ということで、辿りついたのが、「1テーマ、三冊縛り」でした。

これは自分なりの定義なのですが、「本は何冊集まると「本棚」になるのか」という疑問を抱いたことがあり、自分なりに出した答えは、「三冊」でした。一冊は、ただの本。二冊なら、本のコンビネーション。ただ、おそらく三冊集まったあたりから、「本棚」感があるな、と。自分なりに出した、「本棚の最小単位」が三冊でした。

また、友人に本をプレゼントする時に、相手の嗜好に合わせて、本を三冊選ぶ、というこれまでの自分の経験からも、この縛りは「あり」だな、という謎の感覚がありました。

長くなるのでこのへんで

色々とこの企画に込めた思いはあるのですが、このへんで締めたいと思います。

マガジンを読むには

主に3つの方法が考えられます。
1:「三冊文庫」のマガジンをフォローする(noteユーザーのみ)
2:アオイのnoteアカウントをフォローする(noteユーザーのみ)
3:アオイのTwitterをフォローする(Twitterユーザーにおすすめ)

noteのアカウントをお持ちの方なら、1か2の方法をおすすめします。
なお、2については、アオイさんはおそらく三冊文庫以外のテキストも書いていくと思うので、純粋に本のおすすすめだけに興味がある方は1をおすすめします。2は、それ以外の雑多な記事も混じる可能性があります。

また、アオイのTwitterをフォローする、という3もありますが、2よりもさらに雑多な情報やつぶやきが混じる可能性が高いです。自分で言うのも何ですが、あまりおすすめ出来ません。アオイ個人のつぶやきを読んでも大丈夫という方ならどうぞ。

とにかくはじめること、そして続けること

繰り返しになりますが、本をおすすめしていくサービスがしたい、と思い続けて、色々試して、そして挫折してきました。でも今度こそ続けたいと思っています。なので、「毎週何曜更新!」とか、「毎月定期更新!」とかの威勢のいい事は一切言いません。不定期更新になる可能性も十分あり得ます。
それでも、自分に出来るペースで続けていけたらと思います。

このマガジンがあなたにとって何かの助けになれば

いつかこのマガジンが、どこかの誰かの生活に、ほんの少しでも、何かの助けになっていればいいなあ、と思います。どこかの誰かに向けて浜辺で流した手紙みたいなものかもしれません。記事にスキがつく事やフォロワーさんが増える事は自分の目に見えますが、自分にとって感じ取れないどこかで、見知らぬ誰かの役に立っていれば、僕は嬉しいです。

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アオイ@本と松江とカルチャーが好き
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