「アバター」を観て
友人に誘われ、今日映画を観に行ってきた。邦画の戦争ものと「アバター」を候補にされて、実話ものは大好物だけど、戦争ものは心揺さぶられ過ぎて苦手だし、なにより大晦日に観るには重い気がして「アバター」にしてもらった。
正解だった。のか? 前作を観ていなくて、謎な部分もあったけれど、主人公の次男がウチの息子2になんだか似ていて、序盤から目が離せなくなった、笑。
目が少し離れているところ、俯きがちでじっと見つめ返すところ、言葉が足りなくて誤解されやすいところ、繊細なところ、とても優しいところ。3時間以上の上映中とにかく祈る気持ちで彼の行動を見守っていたよ。
テーマは家族愛。家族の結束。それが強みになる時もあるし弱みになる時もある。オーソドックスだけど、最後はもう泣きっぱなし。思い出して、今も涙が溢れてくる。
以前アマプラで観た「大豆田とわ子と三人の元夫」でオダジョーが、時間の流れは過去現在未来って一本で出来ているわけじゃなくて、並行宇宙みたいに別の場所にあるもの。小さい頃の幸せな時間は今も幸せのまま存在している、みたいな話をしていて、私はこの話が大好きで、「アバター」の最後の方で、それを思い出した。
小さい頃の息子たちはいつも私の中にいて、笑顔で笑いかけて、私を必要としてくれている。(いや今も元気に暮らしてるけど、笑)
自分のことも重ねて、涙が止まらなかった。
この映画は没入感といわれる。本当にすごい。3Dで観たのもあるのかも知れないけれど。今もあの美しい海に浸っているようだし、また機会があれば観に行きたい。
とりあえず前作を観ないと。あと何作か続くようだしね。
とにかく年越す前に感想を残しておかないと!と思った。
そんなで自宅には招待されなかったので、今年はひとりの年越し。仏壇に手を合わせ、今年も家族が無事に過ごせたことに感謝した。
たくさんの手土産を用意して、明日は楽しい時間が過ごせますように。
子どもたちへの愛は、私を私たらしめる揺るぎないもの。来年も溢れる愛を注ぎたい。←重いな、笑