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【ゴルフスイング】正しいアドレスとは?アドレスとスイングの関係性!【レッスン動画付き】

はじめに

こんにちは。北海道で理学療法士をしながら、ゴルフを考えているしみずです

今回は、アドレスのタイプによってスイングにどんなことが起こるのか、についてお話ししていきます。

仕事柄人の動きを見るというのが好きで、プロ選手のスイングを眺めていたところ、アドレスについて共通点や必要事項が何点か見えてきました。

「いやいや、アドレスが大事なのは知ってるよ。」と聞こえてきましたが、、、、

よく言われている、打つ方向にまっすぐ立つ、肩のラインがどう、足のラインがどう、グリップがどう、足幅はどう、というようなアライメントの話はすでに、本にたくさん書いていますので、そちらを読んでください!

今回は、こういうアライメントが正されていてもなお、うまく打てない、という悩みを抱えている方に、アドレスの重要な所として、記事を書いています。

アドレスを考えていく中で、向きがどう、ラインがどう、位置がどうという方向性を整えるアライメントのほかに、

スイングの特性をある程度決めてしまう、体の使い方を整えるアライメントも存在します。

今回は後者の、アライメントの形がスイングにどんな影響を与えているのか、について書いていきます。

その課題に気付き整えられれば、今まで悩んでいたことが改善していくと思います。私は、そのお手伝いをしますので、アドレスやスイングに悩みがある方は是非この記事を読んでみてください。

前半の説明の部分は無料で公開します。実際にどうやって直していくのか、という練習方法は動画の説明付きで、有料で公開します!

他の有料記事に関してもレッスン動画付きでお得なコンテンツがたくさんありますのでどうぞご自由にご覧ください。

アドレスとは

アドレスとはスイングフェーズでいう最初の構えの部分になります。

スイングする前に構える、あれの事ですね。

野球でいえばセットポジション、相撲でいえばはっけよいの時。
準備、構え、これから動いていくという準備フェーズです。

このアドレスについてですが、
トップ選手でも、全員が全員同じアドレスで、同じ形をしているわけではないことは見てて分かると思います。

身長が違ったり、クラブの長さが違ったりと、各選手によって条件が違うのでそれは当たり前です。

ただ、その中でトップ選手のほとんどに共通していることがあります。

それは背骨のアライメントです。

アドレスを取ったときの、背骨のアライメントがほとんどの選手に共通しています。

その共通点が、「ニュートラルな位置で構えている」という事です。

このニュートラルというのは、言葉の意味でいうと、「いずれにも偏らない様子、中立的であること、中間的なこと」という意味になります

ニュートラルな位置で構えているという事はどういうことか。

どこにも偏っておらず、どうにも動ける状態で構えているという事です。

アドレスの重要性

先ほども伝えたようにアドレスは準備フェーズになります。

この準備フェーズがずれると、その後の動きもずれていってしまうという事です。

例えば、アドレスが標的にまっすぐ向いているつもりでも、構えたときに右に向いていたら、そのまま打てば右に行ってしまうという事はよくある話ですよね。

それはスイングが悪いのではなく、アドレスさえ直せれば右に行く悩みは解決される可能性がありますという事です。

なので、アドレスの時点でまっすぐ構えましょうという事を多くの方が言っているわけです。(本当はまっすぐ構えられない理由を考えていかなくちゃなりませんが、この話は割愛します。)

というようにアドレスというのは、アドレス以降の結果に非常によく関係します。

スイングフェーズで考えても同じことが言えます。

フェーズを簡単に分けると
アドレス→バックスイング→トップ→ダウンスイング→インパクト→フォロー
となります。

アドレスはスイングフェーズの最初になるので、この最初の部分が崩れていると、その後のフェーズにも崩れが伝染していきます。

なので、多くの方が「スイングで重要なのはアドレス」と言っているわけです。

ゴルフをしている方なら絶対に一度は耳にしたことあるフレーズだと思います。

その中で、トップ選手のアドレスについて共通している点が背骨のアライメントになります。

それが、背骨のアライメントが「ニュートラルな位置にある」という事です。

これがアライメントの基本中の基本になり、ここが崩れると肩の位置や、足の位置、手の位置を直そうが、ずれた位置での修正になるので全く意味をなしません。

しかし、多くのアマチュアはニュートラルに構えられていません。
ニュートラルのほかにも背骨のアライメントがあるわけですが、タイプ分けをすると、大きく分けると3つ、細かく分けると5つに分けられます。

アドレスのタイプ

大きく分けると3つのタイがありそれは、

フルラウンドタイプ
フルアーチタイプ
ニュートラル

の3つです。

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フルラウンドタイプは背骨が全体的に丸くなっているタイプ
フルアーチタイプは背骨全体が反っているタイプ
ニュートラルは丸くも反ってもいない中間位のタイプ

さらに細かく分けていくと2つが追加され

ハーフラウンド
ハーフアーチ

に分けられます

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ハーフラウンドタイプは背骨の下部が丸まって、上部はアーチしているタイプ
ハーフアーチタイプは背骨の下部が反っていて、上部はラウンドしているタイプ


タイプによってのスイング特徴・傾向

【 ニュートラル 】

ニュートラルというのはラウンドとアーチの中間になります。
その場所にいれば、丸まることもできるし、反ることもできる場所にいるという事です。

アドレスは、ニュートラルであることが一番いい状態です。
動くことへの準備ができており、自由に動ける準備ができている状態です。

背骨の動きに偏りが無く、過不足が無いので、無駄な力を使わずに楽に動けます。

ゴルフスイングは体を大きく捻ったり、速いスピードで回転したりと、動きの大きさと速さを求められます。
その中で無駄な動きをせずにスイングすることは、パフォーマンスの向上につながります。

反対にニュートラルな状態で構えられない方は、スイング中に無駄な力が入っていたり、運動方向が間違っていたりと、動きにロスに繋がります。

そうすると、インパクトがずれたり、力が伝わらないという事が起こり、方向が安定しないとか、飛距離が伸びないという事につながります。

そのためニュートラルな位置にいるという事が最もいい状態という事です。

目指したいところはニュートラルな位置でスイングするという事です。
有料部分では、ニュートラルに近づくための体のレッスンを紹介します。

続いて、

【 フルラウンドタイプ 】

フルラウンドタイプは背骨の形が全体的に曲がっている状態です。
背骨はお尻から、首のあたりまでありますが、お尻から腰辺りまでを下部。胸の辺りから頸までを上部としたときに、下部と上部が丸まっている状態がフルラウンドとなります。

スイングの特徴としては、背骨が丸まる使い方になってしまうので、バックスイングでは背骨が伸びず回りにくくなります。

回りにくくなるので、腕を頑張ってあげようとしてしまいます。それでも挙げにくいので、足の軸をずらして動きを代償したり、スウェーで代償したり、膝を伸ばしてみたりといろんな方法でバックスイングを取ろうとします。

そのような状態でバックスイングを作って、その後にインパクトを迎えようとしても、イメージした通りの軌道でクラブをおろしてくるのは難しくなると思います。スイング特徴としては、下のような現象が起こる事が多いです。

起こる現象は、
・バックスイングは手から動かす
・トップでは担ぐ形になる
・トップはクロスになりやすい
・トップで右の軸が崩れて流れたり、スウェー
・ダウンはスティープに入る
・カット軌道
・インパクトは伸びあがる

などといった現象が起こりやすくなります。

ラウンドタイプは比較的多いタイプなのでもしかしたら当てはまる方はいるかもしれません。
見た目の特徴については、縮こまったようなスイングが特徴的です。

続いて、

【 フルアーチタイプ 】

フルアーチタイプは上部と下部が反っている状態です。

フルラウンドとは反対に背骨が全体的に伸びている状態がフルアーチです。
日ごろから姿勢を良くしようとしている女性に多いパターンです。
フルアーチの人は丸まることを苦手としています。

スイングの特徴としては、バックスイングに伸びすぎてしまい、そこから丸めるという動きを知らないので、ダウンスイングで丸まる事ができずに最後の最後は腕で必死にスイングをしてしまうような特徴です。
そもそもクラブ自体が結構重いので、特にこのタイプの女性はクラブを振ることがさらに大変になってしまいます。

起こる現象は、
・テークバックはインサイドへ引きたがる
・トップはクロスオーバーになりやすい
・トップで伸びあがる
・切り返しのタイミングが合わない
・ダウンスイングは体が倒れダフリやすい
・クラブがほどけるのが速い
・インパクトは手首の返しが強くなる

などのような特徴があります。
当てはまる方はアーチタイプ傾向です。
見た目の特徴として、大きく振っているようですが、クラブが重そうに見えるスイングが特徴です。

続いて、

【 ハーフラウンドタイプ 】

ハーフラウンドタイプは下部がラウンドで上部がアーチの状態です。

このタイプは、下半身を使う事を苦手としています。下部がラウンドで動くため、前傾姿勢が正しくとれず、上部の動きだけでスイングしようとします。
前傾がとれないことの影響は、股関節を安定した位置で使う事が出来ず、下半身を安定させることができなくなります。

スイングの特徴は、全フェーズにおいて下半身の安定がありません。スウェーしたり、膝がグネグネ動いたり、軸の左右移動が大きいスイングになります。
下半身が使えないことでクラブを強く振れなったり、上半身の依存が強いため、腕の動きが過剰になったりします。

起こる現象は、
・バックスイング、インパクトでスウェー
・トップでクロスに入る
・切り返しのタイミングが合わない
・インパクトで伸びあがる
・スイングにメリハリがない
・振り遅れる
・強く振れない

ラウンドタイプよりで、アーチタイプが混在しているような特徴です。
見た目の特徴は、全体的にスイングの左右移動の動きが大きく、勢いを使ってるようなスイングが特徴的です。

続いて、

【 ハーフアーチタイプ 】

ハーフアーチタイプは、下部がアーチで上部がラウンドしている状態です。

このタイプは腰部の依存が強く、腰の動きでスイングを作りたがってしまいます。
股関節は良く動きますが、下半身の力が上半身まで伝わらないのが特徴です。
なので、一生懸命振れば振るほど、腰部に依存するので、腰痛ゴルファーに多いタイプです。

起こる現象は、
・バックスイングは担ぐ
・トップは伸びあがる
・トップでオーバークロスになる
・切り返しでクラブが暴れる
・大振り
・ダウンスイングは超スティープ
・腰痛

アーチタイプのスイングが過剰になるようなスイングになります。

見た目の特徴は一見動きが大きくてダイナミックなスイングと思われがちですが、動きの無駄が多いスイングが特徴です。
ゴルフの後に腰が痛くなる人に当てはまることが多いです。


以上がアドレスのタイプになります

自分のアドレスがどのタイプに属しているか、動画や写真で一度確認してみてはいかがでしょう。

今まで、アドレスのアライメントを整えていても、うまく打てないという悩みを抱えていた方は是非チェックしてみることをおすすめします。

そしてこの後、体のレッスンをすることで、自分の背骨を快適に動かせるようになっていきます。
背骨の動きを練習した後にアドレスやスイングのチェックをしてみましょう。
「背骨が自由に動くんだ」という感覚を経験することでスイングが楽になるというのがきっと体験できると思います。
それほど難しいレッスンではありません。
ただ、ニュートラルを知ることができるかできないかでは、大きな差は生まれるでしょう。
今までのスイングとの違いを感じてみてはどうでしょうか。


ここまでが無料の内容になります!
この後は、実際にどうしていったらいいのかという身体のワークを紹介していきます。

内容は
・背骨のニュートラルを知るワークを3つ動画付きで紹介
・おまけ:背骨を自由に動かすワーク1つ動画付きで紹介

となっています

自分の身体の可能性や伸びしろはまだまだあります。
まだまだ成長できます。

そこの可能性に気付けるか。
どうやって気付いていったらいいのか。

ワークをやることで自分の身体について多くの気づきが生まれると思います。

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