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【ゴルフスイング】股関節の柔軟性とゴルフスイングの関係!
今回は股関節の柔軟性とゴルフスイングの関係について考えていきます
スイングで股関節を意識している人はどのくらいいるでしょうか。
そもそも股関節を意識したことがないという人も、もしかしたらいるかもしれません。
スイングするうえで股関節の動きはとても重要になります。
股関節が機能しないスイングは、スイングの効率性を下げる事につながります。
また、怪我にもつながってしまうかもしれません。
股関節とは足の付け根の関節であり、上半身と、下半身を繋ぐ関節です。
下半身の動きを上半身に伝えることができるので、全身を使ったスイングを行うには必ず参加してほしい箇所です。
股関節が機能しないことで、上半身のみのスイングになってしまい、いわゆる手打ちや、こねるような打ち方になってしまいます。
手打ちがダメと言われる理由として、
・スイングの再現性が低くなる
・ボールを飛ばせない
・腰痛、肩痛、肘痛、手首痛などの怪我につながる
などの理由が挙げられます。
下半身と上半身が連動したスイングを作るには股関節の機能が重要になります!
今回はその股関節にフォーカスを当てて、股関節について考えていきます。
内容は股関節の解剖的な説明からトレーニングまでとなっています。
トレーニング内容は有料公開にさせていただきます。
・下半身を意識したことがなかった
・手打ちと言われる
・飛距離がほしい
・再現性を向上させたい
・股関節を使えるようになりたい
などの悩みを抱えている人に向けた記事となっていますので、ワンランクレベルアップをしたい方は最後のトレーニングまでご覧ください。
1.股関節とは?
股関節といわれて想像がつかない人のために簡単な解剖学、運動学的に説明します
股関節とは簡単にいうと足の付け根の部分です。
骨盤の骨と、大腿骨といわれるモモの骨が連結している場所です。
コマネチをした時に当たる部分というイメージでいいと思います。
この股関節がどのような動きをするかというと、
専門的な言葉で屈曲-伸展、外転-内転、外旋-内旋、と言われる動きをします。
下の図の通りです
・屈曲ー伸展は横から見たときの、股関節を前後に曲げ伸ばしする動き
・外転ー内転は前から見たときの、股関節を左右に曲げ伸ばしする動き
・外旋ー内旋は上からか下からか見たときの、股関節を内向き、外向きにひねる動き
人はこの動きが合わさって様々な動きを可能としています。
股関節は丸い関節になっていますので、自由度は高い関節になっています。
こんなに自由に動く関節をスイング中に使わないのはもったいない感じがしませんか?
ゴルフスイングは基本的に回旋運動なので、股関節の外旋、内旋のひねる動きを使わないのは非常にもったいないです。
股関節が使えないでいると、股関節の役割を他の関節がカバーしなければなしません。
カバーした関節は負担も増えますし、負担が増えれば怪我をします。
多くは腰や、膝でカバーしようとします。本来動くべきではない動きを強いられるため、壊れてしまいます。
腰や膝は回旋(ひねる)機能を持ち合わせていない関節なのでストレスになってしまいます。
そのためしっかりと股関節が機能することが大切になります。
2.スイング中の股関節の動き
次に、実際のスイング中の股関節の動きを運動学的に考えていきます
ここでは、重力や床反力や、筋活動などの要素を除去した状態で、運動学的に見たままの動きで説明していきます。
・右打ち
右股関節の場合 (バックスイング→ダウンスイング)
屈曲→伸展
内転→外転
内旋→外旋
左股関節の場合
伸展→屈曲
外転→内転
外旋→内旋
のように変化していきます。
左打ちになると逆になると考えていただければ大丈夫です。
この三つの運動が合わさることで回旋運動が生まれ、股関節骨盤が回転し、体全体が回転していきます。
この自由に動く関節を使って効率よく回転し、回転をパワーに変えていくことがゴルフスイングにとって大事な作業になります。
そのためには、床反力や重力など、物理的な力も利用することが重要であるため、動きの中で力の発揮の仕方も練習していく必要があります。
詳しくはこちらのブログで紹介しています↓↓↓
股関節を自由に動かすためには、股関節の動きの練習はもちろんですが、
股関節自体の柔軟性も必要になります。
動きの練習をすることで、可動域自体は自然と向上していきますが、
股関節がどんな動きをするのかという認識の為にも、単純な股関節の柔軟性を高める練習も一緒にやると、より股関節が動きやすくなります。
それでは実際に、トレーニング方法、柔軟の方法を紹介していきます。
トレーニング方法、柔軟方法を知りたいという方はぜひ、最後までお読みください。
もう少し詳しく知りたいという方にお勧めしております。
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