実習を通じて思い上がったこと
先日、教育実習を終えた。私の思い上がりは見事に砕かれた。授業なんぞ簡単だとほくそえんでいたのであるが、まったく巧くはいかなかった。殊に生徒と対話ができなかった。休み時間の話ではなく、授業中の話である。私は生徒に発問することを好むのであるが、発問に対する生徒の答えを有意義に活用して授業を展開することが困難であった。生徒と対話し、授業を形作っていく。その単純なコミュニケーションに苦戦した。指導教諭からの有難いアドバイスによって多少は改善したとは思われるものの、課題は山積みである