選択のパラドックスと自分の軸について
こんにちは!
あおはるです。
オリラジあっちゃんが、OWNDAYSの田中修治社長と対談しているYoutubeで、田中修治社長が、正しい道を選択するのではなく、選択した道を正しいものにしていくといった趣旨の発言をされておりました。
元ネタは分からないのですが、これはビジネスなどでよく使われる名言で、起業家の方は共通して実感されることなのだと思います。
人生の選択肢は、○×クイズのように必ずしも正解があるわけではないため、後悔をしない決断をすることが大事。
派生して、やり続けられればいつかは望む結果を得られる(望む結果を得られるまでやり続ける)といった趣旨にもなりますし、スラムダンクの安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ」なども近しい意味合いですね。
何かを決断したり、行動を始める時には大切な心構えだと思います。
とはいえ、言うは易く行うは難し。
あれもこれも検討したくなり時間がいくらあっても足りなくなりますし、また選択肢が多いほど悩ましくもなってしまいます。
さて、選択で悩むということは、選択の自由があるということですが、これは望ましいことなのでしょうか。
ここから表題の選択のパラドックスについての話です。
選択のパラドックスとは?
心理学者のバリー・シュワルツが提唱している言葉で、
一般的に
・選択が多ければその分自由度は増し、自由度が増せばその分繁栄する
と考えられているが、
実際は
・あまりにも多くの選択肢を前にすると、人は選択が非常に難しくなって無気力化する
・また、取らなかった選択肢の方がひょっとしたらよかったのではないかと考えてしまうので、選択肢が少ない時と比較し満足感が下がる
・多くの選択肢を知ることで、期待値が高くなってしまい、以前まで満足していたものが満足できなくなる
といった趣旨のことが述べられています。
(引用元の動画は最後に掲載します)
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選択肢を絞ると何が起こる?
私は、例えばサブウェイやココ壱番屋が人気な理由と同じように、選択することも楽しさの一つだとは考えています。
そのため、
・普段は、迷うことや色々なものに触れることで新しい気付きもあるし、選択肢が多いこと自体は好ましいこと
・ただし、人生における重大な決断ほど選択肢は絞る方がよい
と、いう解釈をしています。
後者は重大な決断の軸を作るという話になりますが、豊かな世界になればなるほど、意識しないと軸を作れません。
情報の渦に飲み込まれてしまい、誰かの意見に惑わされ、自分が本当に何が好きなのか、何をしたいのか迷ってしまうということはよくあります。
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軸を作るということの大切さ
成功する人の特徴の一つに行動力があります。
さらに、行動力がある人の共通点の一つとして、コンプレックスからの脱却や借金の返済など、行動しなければならない状況に追い込まれているという話はよく耳にします。
私は人は基本的には怠惰で弱いと考えておりまして、働かなくても困らないお金があれば働かないし、楽な道と苦しい道があれば、楽な道を選択したくなるものです。
ただ、齢を重ねるほど、あの時もっと頑張っていればという後悔も耳にします。齢を重ねるほどそれまでにどう生きてきたかが問われます。
終身雇用などなくなってしまった現代。
日々を薄めてしまうと、さらに齢を重ねた時に生きていけなくなってしまいます。
いま選んでいる道が正しいかどうかはわかりません。
この先に選択した道を正しくしていけるように、日々精進していかねば!
↓
おわりに
――なんて、自分を鼓舞しなければ、日々不安に押しつぶされてしまいそうになりながら働いています。
落ち込むことも多いのですが、そんなとき、同じようにブログや創作を通じて頑張っている皆様の姿に励まされています。
SNSなどを通じて、同じような方と繋がれる現代はとても良い時代だと思います。苦しい道のりであることは誰にとっても変わりませんので、励まし合って乗り越えていきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
選択のパラドックスについて
(Barry Schwartz)
冒頭の田中 修治社長の著書はKindle unlimitedだと無料でも読めるのでオススメです^^
破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)
過去の記事をマガジン化しておりますので、よければぜひお越しください。