あおはる #自己紹介でゲーム(業界)を語る
こんばんは。
あおはるです。
最近繋がっていただいた方も増えてきましたので、
このタイミングで自己紹介をさせてください。
ゲーム業界歴、通称ゲー歴と勝手に呼んでいるのですが、
あおはるはゲー歴16年目くらいになります。
芸人さんでいうと、もうM-1出場資格もない中堅ゲー人になります。
とはいえ、代表作みたいなものはなくて。
知名度はまだ全国区ではないけれども、劇場で頑張ってる系
の中堅ゲー人になります。
経歴はとてもざっくりですが、
2000年代の前半はコンシューマゲームの会社で働いていて
→そこから2000年代後半はPCゲームで
→さらに2010年代はスマホゲーム
と、時代と共にプラットフォームの変化と共に環境が変わってまして、いまは色々と別のことをしています。
特にPC→スマホにおいては、noteで繋がらせていただいた、うきょうさんと同じ時代を生きていたので、とても内容に共感しています。
ユーザさんとのイベントとか、当時PCゲームの業務は面白かったです。
他にも、ねじおさんが書かれている環境が今はとても近いです。
身近に想像でき過ぎて、思わず弊社の方かと思いました(笑)
さて、今回は
自己紹介をゲームで語る
→自己紹介でゲーム(業界)を語る
という形で、ゲーム業界ってこんなところですよーというのを
主観をガンガン交えて語りたいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
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ゲーム業界は子供の憧れの職業の一つ
2017年のソニー生命保険株式会社の調査によると、男子中学生がなりたい職業1位はITエンジニア・プログラマーで、2位はゲームクリエイター、3位がYoutuberだそうです。
エンタメが子供達に与える影響って本当に大きい。
私もご多分に漏れず幼少期からゲームが大好きでした。
大学生の頃にMMORPGにハマってしまい、大学の後半をほぼすべてゲームに捧げるという、昔で言う廃人的なことをした結果、就職活動は散々な状態になりました。
その後、縁あってゲーム会社に入ることができ、今もゲーム業界や準ずる分野でお仕事をさせて頂いております(拾ってもらえてほんとよかった!)。
ちなみに職種は主に企画系で、デザインやプログラムはできません。
30代になってからは、年齢的にも管理職として、プロマネやプロデューサー的なことに携わっていました。
どんな業界か、ちょっと昔話をしてみます。
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もともとゲーム業界は狭き門だった
10年くらい前まで、ゲーム業界は狭き門でした。
高学歴の新卒採用を除けば、技術屋さんが自分の腕一本で食ってる戦場のような世界。
20代を丁稚奉公のように働いて、10年でディレクターになれたらたいしたもの。入社前に夢みた「僕の考えた最強のゲーム」なんて、いつまで待っても作れる機会はやってこない。
堀井さんや坂口さんのように、ゲーム業界で名を馳せることができる人なんて氷山の一角のそのまた更に一角でした。
例えるならば、20代でディレクターの道が開けるなんて、M-1グランプリで優勝するくらいのことです。
紳助さんが10年で目が出なければ辞めろとM-1出場資格を10年に区切りましたが、30代になっても雑用しかさせられず、転職もできず、田舎に帰るしかなくなるなんて方もザラでした。
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しかし、転機が訪れます。
2009年に怪盗ロワイヤルなどを始めとするモバイルゲームが登場。
最初はあんなのゲームじゃないとプライド高き天竜人たちは高を括っていましたが、あれよあれよとビジネス的にはホームラン。
もうね、異常な稼ぎを叩き出したわけです。
どれくらい異常かというと、毎月100億とか売り上げてしまうくらい。
大ヒット映画『君の名は』の興行収入が250億。3ヶ月でそれ以上稼いでるんですよ、パズドラとかモンストって。しかもその先何か月も、何年も。
もちろん売れなくても面白いゲームはたくさんありますが、会社や事業でやっている以上は売上はとても大切な指標の一つ。
お金があると次の投資もできるようになる。
いわゆるゴールドラッシュに近い状態で、とにかく作れ作れと、様々な企業が名乗りを上げました。
そうすると若手にもどんどん打席が回ってきます。
もう10年待たなくても、頑張れば数年で自分のゲームが作れる可能性が出てきたんです。
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スマホゲームでゴールドラッシュ!
まず最初はWebゲームという分野でした。
モバゲーやグリーなど、ガラケーでSNS+ゲームができた時代です。
時期で言うと2009~2012年くらいまでです。
この時はゲーム業界にいるほとんどの人が高を括っていました。
あんなピコピコ、ゲームとして流行るわけがないと。
でもゲームの面白さって必ずしも壮大なグラフィックじゃないんですよね。
考え抜かれたユーザー体験は多くの人に刺さり、結果、Webゲームは携帯でできる手軽さもあって爆発的にヒットしました。
多くの携帯ゲーム会社が誕生し、そこに人も集まりました。
そして、一番大きな変革がiPhoneの登場。
性能が著しく向上し、いわゆる家庭用のゲームと同等のクオリティを出すことができるようになりました。
特にパズドラなどの台頭でネイティブゲームという呼称が出始めた2012年頃から2016くらいまでは絶頂期。
ビジネスを作りたいという人と、ゲームを作りたいという人。
才能ある人がどんどんけん引して、様々なヒット作が生まれました。
この時に生まれたゲームは、今でもトップセールスの上位に君臨し続けています。
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成熟期を迎え、今後どうなるのか
さて、それから数年。
フェーズは成熟期に入りました。
これは家庭用のゲームも同じですが、お客様の求める品質が高くなり、すなわちそれは開発費の高騰を意味し、すなわちそれは打席が少なくなることを意味します。
若手の中には新たな打席を求めて動画系に移る人もいます。
短期間で大きな結果を出す、いわゆるベンチャーで扱う場合はゲームは重たくなり過ぎてしまいましたし、気持ちはわかります。
さて、冒頭の通り、私はまだまだ劇場型の中堅ゲー人です。
中堅ゲー人は次の一手をどう考えるべきか。
そんな環境下にいるのがあおはるであり、
ゆえに色々と将来に向けて勉強中、という繋がりになっていたりします。
長くなりましたが、これにて自己紹介に代えさせていただきます。
皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
ちなみに、以前はエブリスタもやっていまして、ここにはもっと細かく書いています。
実はnoteの記事もこの時書いたことのリライトが多かったりします。
いまは小説をほとんど書かなくなってしまったので、Twitterとnote中心に活動しています。小説はまた時間があれば書いてみようと思ってます。
Twitterでも繋がっていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。