自分が経験してしんどかったことが、伝えたいことの本質は?
はじめに
前回、探究横丁つながりで大学3年生のパンダさんと3時間話したのを記事にしました。今回は、自分の体験談とパンダさんの体験談がリンクしていたところがあったので、それを記事にしたいと思います。
私の経験談
上記の記事にも記載していますが、私が小学生時代にソフトボールを嫌で辞めています。
9歳 7歳から続けていたプールを辞める。クロールで泳ぐだけでも精一杯で、嫌になる。アキレス腱手術(右足首可動域を広げるため)
10歳 野球を好きになり、ソフトボール部に入る。
11歳 ボールを投げる、捕る際、グローブを左or右どちらにはめるか模索したが、そんな気持ちを抱えながらソフトボールをするのが嫌になり、辞める。「勝ちたい」、「レギュラーを取って活躍したい」と考えていましたが、同等以上で競り合うためには、並大抵の努力が必要だと感じていました。自分なりに素振りしたり、野球を観たりなど自分ができることはやってみました。しかし、ものすごく妥協することもなく、努力することは出来ませんでした。
「ヒカルの碁」が流行し、友だちと独学で囲碁をやり始める。
パンダさんの経験談
パンダさんも同時期に野球をやっていた経験があったそうです。パンダさんは野球が好きでしたが、チーム内のいじめを理由に、野球チームを移った経験があります。
最初のチームは、学校の近くにあるチームではなく、かつ仲が良い人がいるわけでないところで野球をしていました。細かい詳細は忘れてしまいましたが、学校の仲間がいるところのチームもあったそうです。
そのような状況でも、パンダさんは野球が好きだったので、チームの中に溶け込もうと野球を頑張っていました。
しかし、いじめが起こってしまいました。親にも伝え、監督にも話したそうです。チーム内で現状把握をしてくれたようですが、「いじめはない」と判断され、「戻ってこいよ」と監督に言われたそうです。一度は戻り、状況は改善されたようです。しかし、体調不良か何かで休んでいて、その後戻ってきたタイミングで、いじめがまた始まってしまいました。
その後、チームを辞めて、学校の仲間がいるところのチームに加入したら、野球を楽しくできたそうです。
2人の経験談から学べることの本質
ソフトボールを辞めたり、いじめによって野球チームを変えたりしている内容は、一見ネガティブな出来事、ひどい話と感じると思います。いじめの出来事は、決して許されることではないですし、その後の人生に影響を及ぼすことになりかねないこともあります。
今回、そのような当たり前の視点を省いた上で、このターニングポイントを深堀りしていきます。
私の場合、ソフトボールを辞めたことで、ヒカルの碁と出会います
➡漫画TOP3に入るぐらい、ヒカルの碁が好き、囲碁が好き
パンダさんは、いじめられたことで野球チームを辞め、学校の仲間のチームに加入
➡野球を楽しくできるようになった
この2人の共通点には、嫌なこともあったが、新しい出会いも会ったということです。苦痛の場所でも自分なりに努力したこと、その場で学べたことを1つでも受け取ったら、それ以外は手放す工程が必要だと思っています。なぜなら、苦痛やいじめがなかったら、もしかしたら漫画にも出会わなかったかもしれない、野球を楽しくできることを学べなかったかもしれないからです。
このように考えるのも、当たり前のようで当たりまではない。奇跡のようなものだと認識してるため、私は考えることが出来ます。
さらに掘り下げていくと、この奇跡に出会わせてくれたのは、苦しい出来事が会った経験、いじめた人がいたからという経験にも「感謝」することが出来ます。ちなみに、いじめた人を好きになる必要はありませんよ。
私の経験だと、嫌いな・苦手な人ほど意識している時間が長かったり、その人を等身大以上に見ていることがあったりします。その行動が、後々思考の執着にもつながってくるように思えます。
➡ 私は苦手な人から早く離れられたら、ストレスが減り、楽しいことに時間を回すことができると考えます。
➡ 早く一つだけ学んで、学べたことに感謝。それ以外はすべて手放す。ゴミ箱🗑️に放り投げるイメージを使う。(痛いの痛いの飛んでいけ理論)
➡慣れてくると、人に対してあまり執着または過剰に意識することが減りました。
この感覚は、「中庸」や「浄化」の概念に近いと私の中では思っています。
パンダさんには、苦手な人・嫌いな人を思い浮かべてもらった後、色を白黒にしてもらったり、大きさを小さくしてもらったり試してもらいました。そうすると、「相手に対しての自分の捉え方が変化した」感想をいただきました。
記事を見られた方は、一度試してみると良いですよ。もし難しければ、コーチングモニターを行っておりますので、私がガイドしながら一緒に行うこともできます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。