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「呪術廻戦」夏油傑は本当に非術師を憎んでいたのか?—彼の信念と心の叫びを探る
こんばんは! オサレビト光です。
本日は立春です。
二十四節気(にじゅうしせっき)においては春の始まりであり、1年の始まりとされる日ですね。
ただ、今週は寒波が来ているようで、九州や中国地方で雪が降る箇所があるみたいです。その地域に住んでいる方はお気をつけて下さい。
今回取り上げるのは
「呪術廻戦」夏油傑です。
なぜ取り上げるのかって、大体の人は予想がつくのではないかなと思うのですが
本日は夏油傑の誕生日です🎉
傑誕生日おめでとう🎂
【誕生日】
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) February 2, 2025
本日2月3日は夏油傑の誕生日🎉
ということで26巻第236話よりアイコンをプレゼント!
誕生日おめでとう、夏油!#呪術廻戦#JujutsuKaisen
歴代アイコン・壁紙はツリーにて⚡️ pic.twitter.com/AVIWPOAicg
今回のテーマは、「夏油傑は本当に非術師を憎んでいたのか?—彼の信念と心の叫びを探る」。
五条先生と一緒につるんでいた傑は、ある日を境に「呪術師のみの世界」を作るために、五条先生や硝子と離れて行動するようになりました。
そのシーンの内容も入れながら、振り返りたいと思います。
夏油傑という存在—なぜ彼は敵になったのか?
『呪術廻戦』において、夏油傑は“呪術界の異端”とされる存在。
かつては五条悟と並ぶ高専最強の呪術師であり、誰よりも「人を救いたい」と願っていました。
なぜ 「非術師皆殺し」 という思想に至ったのか?
本当に、非術師を憎んでいたのか?
それとも、「救えなかった自分」を許せなかったのか?
そこに彼の「本心」と「心の叫び」が隠されています。
「非術師皆殺し」という思想は、本心だったのか?
夏油は、ある事件をきっかけに「術師以外は殺す」と言うようになる。
それは 星漿体護衛任務の失敗と、呪術師の現実を突きつけられたことによるものでした。
本来、呪術師は 「呪術で人々を守る者」 です。
夏油もその使命を信じ、苦しみながらも呪霊を祓い続けてきました。
しかし、彼が出会ったのは 「呪術師の善意を踏みにじる非術師たち」 でした。
「呪霊が見えないからこそ、呪術師の苦しみを理解できない非術師」
「呪術師に助けられながらも、呪術を“異端”として扱う者」
「呪術師をただの便利な道具としか見ない者」
救いたいはずの人々が、呪術師を “異物”として扱う現実 に耐えられなくなりました。
九十九由基との会話をきっかけに
「呪術師だけの世界を作る」 という極端な思想に走るようになりました。
でも、それは本当に傑の本心だったのでしょうか?
夏油が本当に殺したかったのは「非術師」ではなく「無力な自分」だった
「非術師は愚かだ」
「呪術師だけが生きるべきだ」
そう思いながらも、最初は “非術師を完全に見捨てることはなかった”。
もし本当に「非術師皆殺し」が本心なら
なぜあんなにも「優しすぎる選択」を繰り返しただろうか?
傑が本当に殺したかったのは、「非術師」ではなく 「救えなかった自分」 だったのではないか。
禪院甚爾との戦いをきっかけに
悟は「最強」へと覚醒し、どんな危機も乗り越える強さを手に入れました。
しかし、傑は「理想を貫く強さ」を持てなかった。
「救えないなら、いっそ非術師を殺すしかない」
それは 「正しさを貫くため」ではなく、「自分の無力さを証明しないため」 だったのかもしれません。
「助けてくれ」と言えなかったことが、彼を最も苦しめた
傑は五条先生との最後の会話の中で
この世界では私は心の底から笑えなかった
上記のセリフがありました。
もしもっと前に「助けてくれ」、弱音を吐けていたら?
傑は 非術師を皆殺しにする道ではなく、違う選択をできたのかもしれません。
しかし、五条先生が甚爾戦で反転術式を使えるようになったことで、虚式「茈」(むらさき)も扱えるようになりました。
その後、天内の死体を救出するために、五条先生は盤星教の施設に乗り込みました。後から遅れて到着した傑は、五条先生の変化に気づきました。
五条先生は傑がいなくても、一人で任務がこなせるほどの「最強」になったことに!
まとめ—「こうするしかない」と思った時こそ、本心を疑え
夏油傑の物語はあなたに問いかけています。
✅ 「こうするしかない」と思った時、それは本当に自分が望んだ道なのか?
✅ 「正しさ」を貫くことで、逆に本当の気持ちを押し殺していないか?
✅ 「助けてくれ」と言えなかったことが、自分を一番苦しめていないか?
傑が最後に五条先生に看取られた時、彼の心の中に何があったのか。
それは傑にしかわかりません。
傑の歩んだ道は、「本当に自分が望むものは何か?」 を考えさせてくれます。
「こうするしかない」と思う時こそ
本当にそれが自分の心の声なのか、問い直してみましょう。
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— オサレビト光@マンガ・アニメ📚️から紡ぐ人生伏線回収コーチ (@rukahi1256) February 1, 2025
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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