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情熱大陸での小児科医・公文和子さん

今回は情熱大陸での、小児科医・公文和子さんについて書きます。アフリカ・ケニアにて、障がい児支援施設を運営しています。費用面では寄付での運営がほとんでで、薬剤師はおらず、薬の準備も公文さんが行っています。公文さん以外は、ケニアの方々が運営されています。障がいに合わせた支援施設は、ケニア内では、この1か所のみとのこと。ケニア国内では、まだまだ地域のコミュニティから障がい児は、はじかれてしまっている様子でした。
 
番組では、具体的な障がいは、車いすの子、知的障害を伴う子、排便障がいの子、食事介助の必要な子、たちが紹介されています。公文さん自身も、私が治してあげているという時期があり、それを経て、出会えてありがとうというとらえ方へと変わっていったとのこと。
 
障がいをもつ子たちのお母さんたちもドーナツ作りなどで働ける部屋があり、良いつくりの支援施設だなという印象を受けた。家族を招いて、クリスマスイベントデーのような集会の様子もあった。障がいをもつ子たち、その親や家族・親戚たち、地域の方たち、スタッフたち、とみんなで少しずつ理解や浸透を深めていくというあたりかな・・。公文さんは、ケニア人スタッフ2名を大阪に連れて、日本の障害者施設を見学で勉強してもらっていました。ただ、期待しすぎずともおっしゃっていました。
 
ここからは私の主観も入りつつの話ですが、社会福祉と経済は、両輪のようにバランス良く動かしていくことが大切かと思います。社会福祉が強すぎると、経済発展が追い付いておらず、きれいごとばかりになります。ですので、地域からも追い出されるような形になるかと思います。経済的な強さがある国であれば、当たり前ですが、費用面でも少し高い技術ロボットや高い医療技術を受けられるようになります。科学技術が発展し続ける現代社会では、社会福祉と経済、の両方の発展がうまくいくと本当の社会福祉も継続して充実し続けるかと思います。

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