【アニメ】BLACK RAGOONというアニメ。私の心のバイブル。

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今回は、個人的な心のバイブルとして、今でも見直してしまう最高のアニメである「BLACK RAGOON」について。

このアニメ、見る人を選ぶアニメ。
一部グロテスクな場面もたくさんあるけど、キャラクターたちが話す言葉の1つ1つが、心に刺さるものばかり。

「ロアナプラ」という悪党の見世物市というべき、最恐にして最凶の街。

武力こそが全て、力こそが全ての街。

その街で繰り広げられる、己の信念のみを貫いた、最高にわかりやすくて、スカッとする世界。

今の平和ボケした日本では絶対に味わえない、ある意味死線を体感できるアニメだと、個人的には思っています。

原作は広江礼威先生。

原作はまだ見たことはないですが、アニメだけでも十分面白いし、人間のきれいごと抜きに、本能の赴くままに物事の本質を射抜く物言いが、本当に気持ちいい。

何よりも、物事の本質を気持ちいいくらいに暴力的に、けれども最も正論でコトを片付けるシナリオ。

そして、外国ドラマなどの吹き替えなどにも、良く参加しているような声優さんたちの名演技。

これほどまでに、気持ちのいいアニメはないと個人的には思っています。

私が好きな場面は、「ロベルタ」というメイドが、自身の主人を救うため、「ロアナプラ」に単身乗り込んでくる回。

それと、双子の吸血鬼が「ロアナプラ」で暴れまわる回。

そして、日本のヤクザたちに肩入れをする回。

どれをとっても、最高に残酷で、最高に気持ちのいいシナリオ。

本当に今の日本のように、きれいごとでまかり通るような腐りきった、ふざけた世界よりも、物騒だけど物事の本質をありのままに伝える世界。

そんな世界に憧れと羨ましささえ感じる。

これほどまでに、気持ちがスカッとする作品は後にも先にもないでしょうね。

今どきの平々凡々としたアニメを見慣れている人からしたら、とてもじゃないけど見られたものではないと思う。

でも、子どもが見るような甘い幻想なんかを見させられるよりも、どこまでも現実的で、人の醜い部分やどす黒い部分が見られるアニメの方が、自分にはどうやらあっているようだ。

ここまで書いて、それでも気になるようなら、DVDをレンタルするか、ABEMA　TVで全シリーズのアニメがあるので、見てみるといいだろう。

どこまでも残虐で、救いもなく、残酷な世界だけれども、何よりも生への執着が強い、生きる意味を考えさせられる作品。

これをどうか見てほしい。

まぁ、大概の人は受け付けられない、異色のアニメだから、見れるもんなら見て見ろって感じだ。

これに同調してくれるなら、きっとあなたはこちら側だ。