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ホワイト化するSNSと高校生のSNS事情を現役高校生が考える

こんばんわ、蒼葉レイです。

今では小学生から大人まで様々な年代の人がSNSを利用していますが、それと同時に「誹謗中傷やデマ、過激な思想」の危険性も増しています。

そんな時代において、僕ら世代は「デジタルネイティブ世代後期」に当たりますが、僕達は学生の頃からスマホの利用に関して様々な講習を受ける機会がありました。

その上で高校生の自分が、SNS利用に関して気を付けている事や「どんな情報とは距離を置きたい」と感じるのかについて纏めてゆきます。


SNSは若者にとって公園のような公共施設化している

「ネットだから何を言っても許される訳では無い」という教育を僕達は早い段階から受けてきました。

だからこそ、若者にとって、SNSで差別的な発言や特定の人物を攻撃する人達の事は「過激な思想を持つ怖い団体や街中で奇声を発する人」と同じような扱いをしている。

何故なら、「もはやSNSは子供達も利用する公園であり、公共施設」として考えられているからです。

その結果、SNSにある誹謗中傷や悪口は公園にあるゴミやタバコの吸い殻みたいなものとして捉えられています。

それらが若者にとって、「取り去られるべきもの」であり、落書きやイタズラの多い公園のような治安の悪いSNSであれば、近付かないべきだという防衛本能が働いています。

言葉遣いの荒い人は相手にされない

SNSでも日常でも、「あの人、言葉が強い」や「怖そう」と思われる人に話を傾けようとしない。

それは昔で言う、「皆んなが表で言わない事を代弁してくれてカッコイイとか、悪口に人の本質がある」といった価値観は、過去の遺物となっています。

そのような振る舞いは「言葉遣いが荒い人は態度が悪いから苦手」とされて終わり。

逆に、「優しい人は得をする時代」でもあります。

僕ら世代にとって、大人が「優しいかどうか」は凄く重要な指標で、言葉遣いや表情、立ち振る舞いの印象からその人の話を聞くに値するのか判断しています。

思えば、学生側が大人を判断するというのも世代によっては傲慢に感じるかもしれませんが、最近の学校(公立、私立問わず)では「生徒が先生を5段階で評価する」というアンケート(内容は態度、教え方について)があります。

もしも、若者に何か自分のメッセージを伝えたいと思っている大人は、まずは「優しさや若者に対するリスペクト」を伝える事が重要です。

これは異文化コミュニケーションであり、海外の人と話す時に、その国の魅力への関心やリスペクトを伝える事で相手と距離を縮める事に近い思います。

若者に批判や怒る事はNGなのか

これは必ずしもNGだとは言えません。

時と場合によっては、怒る事がその人の人生に良い影響を与える事も事実です。

なので、大切な事は怒られた後に相手が納得感を抱くか、不快なトラウマとしてではなく、良い教訓としてその経験を終えられるかが重要だと思います。

また、普段の関係性として「この人に怒られるなら聞いても良い」と思わせる事も大切でしょう。

ホワイト社会に向いている人は「優しい人」

岡田斗司夫さんは今後のSNS社会は「ホワイト化」してゆくとお話されていました。

勿論、岡田さんの仰る事の全てが貴方にとっての正解とは限りませんが、高校生としてそのお話を聞いた時に納得感を得た気がしました。

思った事や普段から嫌味や悪口を言いたがる人にとっては生きづらい時代ですが、今まで抑圧されていた優しく繊細な人にとっては良い時代になるかもしれません。

これはある意味、「ホワイト革命」です。

明治維新の際に身分制が解かれ、今までは下級身分とされた者達が名門の大名一家よりも出世したり、フランス革命の際に王政から政治的実権が民衆の手に渡ったように。

今まで損していた人達が台頭し、逆に今まで得をしていた人達がその立場を危ぶまれる。

それは昔は許された発言が許されずに辞任するかつての大物政治家にも言えることでしょう。

新しい時代のパラダイムシフトは若者の間で始まっています。


今日も最後までお聞き頂きありがとうございました。







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