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【ゲーム】あえて新作を追わなくていい時代に ~やりたいゲームの探し方~

ひとつのゲームを長く遊べる時代になりました。
ファミコン世代からのゲーマーって「とにかく新作をやらなければ」という強迫観念があると思うんですよ。根底として、新作のほうがグラフィックが奇麗だし新しいアイデアが盛り込まれているという確実な保証があった。作品の数自体も、それぞれにかかる時間も少なかった背景もあった。
昔は誰もが追っていたドラクエ・FF。前作のほうが好みだったとしても新作が面白いのは確かだった。それでなくても新ハードがガンガン出たし、とにかく新作を追ってればよかった。
しかし今や、新作のほうが面白いという神話は崩れました。

ビッグタイトルやソシャゲは常にアップデート・コンテンツ追加を繰り返し、止め時がない。ゲームジャンルも多岐に枝分かれし、わざわざ新作を追わなくても各ジャンルの過去の名作が死ぬまでやりきれないほど増えた=昔出た作品をずっとやれる時代になりました。
発売当時は微妙だった作品がアプデで化けるケースも少なくありません。
自分もFGO9年、ダークソウル10年、エルデンリング2年やってる。まだまだやれる。
感情論を廃して環境だけの話をすれば、この現状でやりたいゲームがないというほうがおかしい。

やりたいゲームをちゃんと自分で探さないといけない時代に → ではどう探せばいいのか

すなわち「何も考えず新作をやるのではなく、過去作含めて自分でちゃんと探さなきゃいけない」という時代になりました。
で、これは別に個人のモチベとかの問題ではなく、情報の集め方・アンテナの張り方=手段が足りてないパターンだと最近気付きました。俺のモチベが低いわけではない!

情報の集め方が、自分はしばらくアップデートできてませんでした。
ちょっと前まではゲーム探しといえば、ゲーム雑誌とゲームショップ巡り。それが有効でなくなった今、情報が集まらないのは当たり前。

というわけで前置きが長くなりましたが、ゲーム探しの迷子になってる人向けとして、以下に対策を並べていきます。

①X(旧Twitter)を追う

まずはこれ。全てのゲーム情報はXに集まる。
ここでやることは具体的に2つです。

ひとつ、流行りを追うこと。
皆が盛り上がってる”旬なゲーム”というのがある。
盛り上がってる=そこに人が集まってるということで、感想・話題を共有する楽しさはもちろん、今や当たり前なオンライン対戦・協力でもちゃんとマッチングすることが重要。
ゲームに限らずですが、過疎ってるコンテンツを続けるというのは普通しんどいものです。

ふたつ、好みの合うフォロワーを”たくさん”探す
こと。
〇〇さんがやってるなら自分もやってみよう、というやつ。友達がやってるゲームを自分もやる、と同じ感覚。やはり新しいゲームをやるキッカケとしても、継続するモチベとしてもこれは大きい。
たくさん、ってのが重要。特に社会人になるとリアルのゲーム仲間とは疎遠になっちゃうケースが多い(自分は完全にこれだった)ので、Xで好みの合う同士を探すしかない。そしてその場合、情報の母数は多ければ多いほどいい。
具体的には、フォローはもちろん、いいねも積極的に付ける → おすすめ欄に勝手に周辺情報が集まってきてくれます。

②好きなゲーム配信者・VTuberを探す

いま一番効果的だと思ってるのはこれ。
自分の場合、以前はブログで尊敬してるゲームレビュアーを追う・同じゲームをやる、ってパターンが多かったんですが。それが完全になくなってアンテナ減ってたんですよね。自分以外にもそういう人多いんじゃなかろうか。

今はそれがYoutube・Twitchへ移りました。
とにかく好きな配信者を探せ。
好きな配信者を追ってると、自然な感情として好きな人がやってるゲームの話題に追いつきたい→自分もプレイするorアンテナだけでも張らなきゃ!となる。

私はそれがVTuber界隈だったわけで、これは個人的に嬉しい誤算だった。
人のゲームを見るのが苦手な人間なのでゲーム配信者には全然興味なかったんだけど、可愛いVTuberさん目的なら話は別!
六原小森さんにハマったおかげで、プロムン作品に目覚めることができました。ありがとうございます。

リンバスカンパニーはいいぞ

③特定のメーカーを無心で追う

アンテナアンテナ言ってるところで急に根性論みたいになりましたが。
誰が作ってるか・どこが作ってるか、はゲーム選びでなにより重要な基準です。
いわゆるメーカー買いをすれば間違いはない。

万人に無条件でオススメできるのは、任天堂・フロムソフトウェア。アクションゲーム好きならカプコン。ソシャゲならYostar・miHoYo(HoYoverse)
FPSなどの他ジャンルは不勉強で恐縮だが探せば多く見つかるはず。
ProjectMoonは…めちゃめちゃオススメだけど万人向けではないな…
ともあれ代表的な有名メーカーを追ってるだけで、社会人がゲームに使える可処分時間はほぼ消化されるはず。根本的に悩みの大半は消える。

30年間ゲームに人生かけてきた人間としては、KOTYもあるくらいピンキリだったゲーム業界において「これは無条件にオススメ」と言える環境となったのがそもそも異常だとも思います。
ゲームの歴史とともに、成熟したゲームメーカーも増えました。
それくらい、今は特定メーカーの作品の質はズバ抜けています。

クリエイターで追うのも正解のひとつなんだけど、そっちは自分は詳しくないのと、クリエイターはメーカーに所属しているケースが多くセットで考えればいいのでここでは割愛。

この③をメインとすれば、①②はそこで新作がないときのサブと考えればよく。
少なくとも、メインをやり尽くした時に「モチベ下がったかなー」みたいな悩みはなくなります。そういう時こそサブにアンテナ張って探すべきターンです。

④好きなジャンルの過去作を掘り返す

③に対して「いやいや俺はメーカー買いとかそういうタイプじゃないんだよ」というゲーマーもまた多いと思います。
同じメーカーというより、同じジャンルをずっとやってる、というタイプの人に当てはまるかも。
自分も弾幕STGとエロゲに10年以上ハマってた人間なので、できればずっとそこに居たかったと思い返すことも多々。飽き性なのでジャンルが廃れたら移っちゃったけど…

前向きな気持ちで、好きなジャンルの過去の名作をやりましょう。名作なんてナンボやってもいいもんですからね! いまや過去の名作が死ぬまでやれるくらい溢れている時代になってくれました。ありがてえ!
特定のジャンルをずっと続けてる人は、そのジャンル内の同士・顔見知りもまた多いと思います。その人と同じゲームをやるのもよし、一緒に探すのもよし、ひとりで掘り返すのもよし。

またこの分野は特に、今は②の配信と相性が良い印象。
全体的に配信で過去作やレトロゲーが流行ってる傾向があります(配信の規約的に当たり前なのかもしれんけど)
それを見ながら昔ハマってた作品をもう一度やるもよし、自分がやってなかった作品を遊ぶもよし、ですね。

まとめ

とにかく困ったら有名なメーカーの名作やっとけ、あとはアンテナの張り方次第、というところに集約されるかなという考えです。
自分も最近までアンテナの張り方が分からずやりたいゲームが見つからなくて悶々としてたり、ゲーム仲間と話す中でも「やりたいゲームが少ない」と聞くことがあったので、改めてまとめてみた次第。

自分はもう一生フロムゲーしてるし、うちの嫁さんと小3息子はずっとマイクラやってるし、それこそFPSやソシャゲなどオンラインでずっと続いてる大作は固定化されて、メインはすぐ見つかる時代になった。
その合間にサブで遊ぶゲームの探し方(ここがなかなか見つからない時にモチベが減ったと勘違いしがち)がポイントかなと。
ゲームに打ち込める人生は良いものです。死ぬまでゲームしたい。

あと、そもそも年をとればとるほどインプットに飽きるのは仕方ないので、アウトプットを増やすのもアリだと思います。こうして文章に出力することで、思考の整理=点が線に繋がる感覚がある。
こちらもご参考まで。




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