可愛さ余って幸せ百倍
電話の先のあなたの声は私の声を聞いてうれしそう。
待ち合わせで私を見つけたあなたはうれしそう。
お酒を飲み交わし私を見るあなたの目はうれしそう。
私にキスされたあなたの顔はとってもうれしそう。
私のものを美味しそうにしゃぶるあなたはうれしそう。
私に貫かれて苦しそうに泣き叫ぶあなたはうれしそう。
果てた私に汗ばんだ体をすりよせてくるあなたはうれしそう。
そんなたくさんのあなたのうれしそうな顔、仕草を見る事で、
私はあなたに負けないうれしさをもらっている。
その幸福感が、
あなたを喜ばせたい気持ちを大きくさせてゆく。
幸福は、人と人との間を行ったり来たりしながら、
その深みを増してゆくもの。
だから大好きな人を幸せにしたかったなら、
まずはたくさんあなたの笑顔を見せてあげましょう。
可愛さ余って憎さ百倍。
ではなくって、
幸せ百倍にしてあげる。