身体をおろそかにすることが一番メンタルを壊す
日本人は特に、だと感じますが
・何よりも心を大事にする
という文化、思想がありますが、その考え方が実は
・心身の不調の原因になっている
と思うことが多々あります。
心を大事にしていれば、心に力が満ちていれば、心が健康であれば、
・人生が上手くいく
・身体も健康でいられる
・幸せになれる
と考え、思うことは多くの人にとって経験のあることだと思います。
だが、現実的に生きていくこと、幸せになることを考えていくのであれば
・心よりも身体が大切
です。
心の影響を受けて身体が不調をきたす、という考え方が強く浸透しているようですが、実際には
・身体の影響を受けて心が不調をきたす
というケースのほうが圧倒的に多いんですね。
このことに気づいていない人はかなり多いと思います。
もしかすると、それを認めたくないのかもしれませんが。
それを認めさせないのが、日本人特有の心を大切にする文化の強さ、なのかもしれません。
心を大切にしようとすること自体は素晴らしいことなのですが、心が全てを解決してくれることはあり得ません。
生まれながらの障がい児の方などを想像してもらうと分かりやすいと思います。
心が全てを解決してくれるのであれば、心を大切にすることで上手くいくのであれば、生まれながらの障がいであってもきっと治ることでしょう。
そして、彼らは心の問題よりも身体の問題で悩む、苦しむことなります。
そういったケースを考えてみても、心よりも身体が大切だということが分かります。
心を大切にすることに全く問題はありませんが、それは
・心を大事にさえしていれば身体のことは気にしなくても良い
ということではありません。
そうやって身体を雑に扱うことが、結果として心もダメにしてしまいます。
人生が上手くいかなくなります。
幸せが遠のくことになります。
心を大事にしたいのであれば、まずは身体を大切にしてあげてください。
そうしたほうが、人生は上手くいくと思います。