【イエスタデイをうたって】 8話 ハルちゃんは俺だった
イエスタデイをうたって。毎回見終わった後に「せつねえせつねえ」言ってるのは僕です。で、今回の8話は超絶心にきた。
「あ、俺も恋すると重くなるやつだった」
って急にハルちゃんが他人と思えなくてさ。感情移入しまくりでもう合体するところだった。
そんなイエスタデイをうたって8話ざっくりまとめ↓
・シナコの家には上がらず
・リクオと木ノ下さん夢の一歩へ
7話の終わり。「うち来る?」展開になり「お?・・・これは?」と期待したがシナコは鍵を握ったところで我に返った。まあ家に入ったところで大した展開にもならんだろうしな。別に何も期待しちゃいない。
今回特におもしろかったのがその後の男女ごとの恋愛心理の描写。あ、男と女で違うもんやなと。いや、結局リクオもシナコも悩みは同じなんだけどシナコの方が考えすぎな気がして面白かった。恋愛って客観的に見るとおもしろい。
で、恋は進展しないんだけど人生は進んでいてリクオは正社員に。木ノ下さんはバンドで全国ツアー?とまあもう2人のコンビニ店員姿が見れないと思うと悲しい。人生変わるときは一瞬やなと、アニメでも感じることになろうとは。
ただコンビニ姿が恋しいのはシナコとハルちゃんも同じようで特にハルちゃんには影響がデカい。実は今までハルちゃんが個人的に面白いキャラではなかった。はっきり言うと「うざい」。いや、最後まで聞いてくれ。
イエスタデイをうたってのキャラたちは背景と同じくリアリティがあって自然なんだけどハルちゃんはカラス連れてる時点でちょっと浮いてた。だから彼女は色々ずれてるなと思っていたんだ。
でもそれがまさか今週でいっきに感情移入して同情するとは思わなんだ。ツイートにも書いたんだけどマジでハルちゃんの辛さがわかる↓
ここハルちゃん最後泣いて帰るじゃないですか。もうね、わかりみがマリアナ海溝なんですよ。今まで時間があればリクオと会ってね、映画すっぽされようが、喧嘩しようがまあいつもいたこの子。僕はなんでこの子を「ああ、重い子だ」と思わず「うざい」と思っていたのか。
それは俺がまさにハルちゃんだったからだ。
だから今までの彼女のストーカーっぷりに違和感はなかった。でも自分を見ていると無意識にわかっていたからうざかった。つまるところ、ハルちゃんを見ると切ない。
リクオが好きで会いたくてただそれだけで今まで顔を見にきてて、それが嬉しくて楽しくて。話せたらもっと嬉しくて手なんて繋いだらそれはもう奇跡で。でもそれは自己満だから、リクオがあの人のことを好きなのはわかっている。だけど気持ちはおさえられなくてせめて許される限り彼と一緒にいたい。
・・・なんていうのが僕の過去にもあったもんだからリクオが「無理して会いに来なくて良い」と言ったのはそれは超傷つくんだよな。心配からの発言ってのがなおさらきつい。
ハルちゃんにとってリクオは無理をしてでも、数秒でも良いから会いたい、一緒にいたい。そんな人なんですよ。それなのにあんなこと言われたら私の気持ちはちっともまだ彼には伝わってないんだな。って。辛い。
ほんとはね、
「そんなこともわかんねえのかよ!!」
ってハルちゃん叫びたかったと思います。でもそれを言うのもきついし無駄だとあの瞬間は感じた。堪えきれず涙も出た。でも彼に私が泣いている理由なんて伝わらない。そりゃ帰りますよ。
というわけで次回からただの観客やめてハルちゃん視点で楽しむことになりそう。今回は熱くなったのでこんなに書いちゃったけどいつもはもっと軽い。
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