好きではない人と過ごしたクリスマスが苦痛すぎた思い出
一人で過ごす時間が寂しくて苦手だった私は彼氏がいないときに誘われた異性からの誘いにほとんど断ることなくOKしていました。
忘れもしない25歳のクリスマス…
当時は摂食障害がひどくて何年も彼氏などいなかったのですが、クリスマスは一人になるのが怖くてたまたま同じ職場で知り合った男性にデートに誘われたのでOKしたのです。
クリスマス当日、予約してくれた丸の内のスペイン料理屋さんに行き二人でコース料理を食べました。
コースだったからか、とにかく料理が少しずつ運ばれてくるのがとても長く感じ、終始会話をどうしようか考えながら途切れないように気を遣っていました。
周りを見渡せば、何年も付き合っているラブラブなカップルだらけ。明らかに私たちのテーブルだけ互いに緊張し合っていて雰囲気が違っていました。
そんな周りのカップルを見ては、クリスマスに彼氏と過ごせる女性が羨ましい…と思ってしまいました。
スペイン料理を食べ終わったあとも、相手からのそのあとの誘いも断れずに近くのイルミネーションを見に行ったり、カフェに行ったりしましたが、とにかく虚しさが増す一方。
相手の前では楽しそうにしている女を最後まで演じきりましたが、気疲れと虚しさで相手とさよならした後はストレスMAXでした…。
こんなにも長く時間を感じたデートははじめてだったなと今でも思います。
クリスマスという特別な日。
だからといって、無理に好きでもない相手と一緒に過ごしても、より虚しさが増すだけなんだと私はこの日に学ぶました。
よく、好きでもない人と高級料理より好きな人と牛丼を食べるほうが美味しいという言葉を聞きますが、やっぱりクリスマスは誰と過ごすかが大切なんだなと思います。
どんな日でも、
どんな場所でも、
好きな人と過ごすことに意味があり価値がある。
そんな当たり前のことを
知る事ができた一日だったように思います。
自分を大事にするという意味でも
私はこの日からクリスマスという特別な日にわざわざ予定を詰めこまなくなりました。
彼氏がいないときには、
一人で美味しいものを食べて
家で好きな映画を見る。
自分にとっての最大限の幸せな過ごし方で
自分のご機嫌をとる方法を見つけることができました。