【ジョードプル】行ってみたら想像以上に好きになったブルーシティー
JAN 2019
私の頭の中で完全にワンピース・アラバスタのモデルの街となったジャイサルメール(下記参照)から、長距離列車で移動したのは本当にアラバスタのモデルとなった街ジョードプル。
ジョードプルはその街並みからブルーシティと呼ばれている。
名前の通り、建物は多くが青・水色・白で塗られており、ちょっと荒んだギリシャみたいな感じ。悪口ではない。
たまに通る真っ赤な制服を着た学生とのコントラストが素敵だった。
ジャイサルメールを昼頃出発してジョードプルについたのはかなり遅めの時間。
良いトゥクトゥクが見つからなかった為インドで初めてUberを使う。
列車の駅から街中へどんどん入っていくと、道がどんどん細くなっていく。
宿泊場所より結構手前で、ドライバーがここより先へは車は入れないと言い出した。
いやUberなんだから最初から目的地分かってたやろ、と思いながらなんとか頼み込むとそのまま進んでくれた。
しかし、本当に車が1台ギリギリ通れるくらいの道になり、ドライバーはバックで戻らないといけないと分かったので、目的地もそんなに遠くなかったし途中で降りる事にした。
怒らずに無理して目的地まで届けてくれたドライバーは最終的にとても良い人だった。
その後、なかなかホステルが見つからず迷路の様な道を夜中をなんども行き来しながら宿泊先であるCASTLE VIEWに到着した。
到着したのが夜だったか早朝だったか忘れてしまったが、チェックインの時間外でも対応してくれてとてもありがたかった。
屋上からの眺めは日中も夜もすごく好きだった。
町中の青い小さい建物たちと、それに囲まれたメヘラーンガル砦が正面にドーンとそびえ立っている。
ブログで情報収集していた時にやたら評価が高くて気になっていたジョードプルだったけど、来てみて納得。すごく好きな街になった。
街中の道はとこも細くて迷路の様で、建物の色も青を基調にカラフルなので町歩きをしながら写真を撮るのがとても楽しい。
この日は歩きながらメヘラーンガル砦へ訪れた。
ホステルから徒歩10−15分ほど。
上からみると思ったより広かったブルーシティはおもちゃの街みたいだった。
『おもちゃっぽい』写真
上から見下ろしたジョードプルの街並みは本当に印象的だった。
砦の上にはお寺があり、そこで初めてインドでよくみる赤い粉を額につけてもらった。
初めて、と書いたのはこの後結構頻繁につけてもらう事になるので。
それはビンディーというヒンドゥー教の既婚女性がつけるものらしく、なぜ私につけてくれたのがは謎だった。
合コンでたまにいる素早く既婚者かどうか判断する能力がある人だったのかもしれないが、だとしたらそもそも外れてるし。
しかし、もう少し調べるとそれがビンディーではなく、ティラカという別のものである事が判明した。
どちらにしても、よくわからないけどされるがままにおでこに赤い粉をつけてもらうことで、インドにいる感覚がグッと強まりなんだか嬉しかった。
砦の上には公園の様なエリアもあり、ご覧の通り、太陽の光を浴びながら何人も人が転がっていた。
私もこの場所でしばらくゆっくりしていた。
インドではそこらじゅうにリスがいたので、そ〜っと頑張って写真をとる。
そんな事をしながらメヘランガール砦を後にした。
帰り道は逆側に降りれると思ったら駐車場になっていて、最初に登ってきた道をくだりながら帰った。
ただ警備員もよくわからない感じだったのでもしかしたら別の道が有ったのかもしれない。
あと、途中で確か入場料を払っていない事が判明したのだが、通り道にあるはずの支払い場所がどこかよくわからなかったので、そもそも登ってきた道が入場口だったのかも不明である。
このあと帰り道で不思議な男の子に出会って10秒ほどで家に招待される事になったので
別記事に書く予定。
ジョードプル滞在は2日間だったが、その少年に出会った事も含め、今回の旅行の中でもとても印象深い街になった。
北インド旅行の際には是非おすすめしたい場所。
それはさておき、やっぱりアラバスタのモデルになった街はここではなく絶対にジャイサルメールだと思ってしまうのである。