社会人大学院(東京都立産業技術大学院大学)体験記(5.1年目の過ごし方編)
2019年10月より東京都立産業技術大学院大学産業技術研究科情報アーキテクチャ専攻※に在籍しています。(今は卒業単位も全て取り終わったので、たまに講義ビデオを見つつ、ほぼ日常生活に戻っております。)
※2020年4月再編により情報アーキテクチャコースに変更
今回は自身の備忘録と、産業技術大学院大学(通称AIIT)を目指す方、通っている方の参考になれば、と考え、思い出しながら書いてみます。
本日は1年目の過ごし方について書いてみたいと思います。
参考.過去の記事一覧
1.社会人大学院(東京都立産業技術大学院大学)体験記(1.きっかけ編)
2.社会人大学院(東京都立産業技術大学院大学)体験記(2.科目履修生編)
3.社会人大学院(東京都立産業技術大学院大学)体験記(3.入試編)
4.社会人大学院(東京都立産業技術大学院大学)体験記(4.専攻・コース編)
1.1年目の過ごし方について
AIITでは、PBL型教育を推進しており、いわゆる修士論文の代わりにプロジェクト形式で成果物を作成します。
イメージとしては、
1年目:講義・演習型科目(28単位)
2年目:PBL型科目(12単位)
という形で単位を取得していく必要があります。
(講義・演習型科目は1科目あたり2単位、PBL型科目は半期あたり6単位)
2年目に講義・演習型科目を受講することもできますが、PBLで1週間あたり18時間(個人:9時間,グループ:9時間)以上の活動をすることが求められており、なかなか通常講義を受講することが難しいかもしれません。
※もちろんPBL活動とやりくりして講義を受講することも可能です。(私も1科目受講しました。)
また、AIITの授業は4クオーターに分かれております。そのため、1年目の基本的な考え方としては、1クオーターあたり3〜4科目(6〜8単位)受講する、というのが基本的な考え方になります。
(もっと取ることも可能ですが、2クオータあたり最大22単位迄という制約があリます。魅力的な講義が多いため悩ましいですが、録画にて別途受講する、ということも可能です。)
2.実際の時間割
時間割は基本的に平日夜(6限:18:30〜20:00,7限:20:10〜21:40),または土曜日日中(1限〜5限:9:00-18:00)で受講する形になります。
※講義・演習型の科目は基本的に週に2回講義があるのが基本となります。
平日夜と土曜日の講義をバランスよく取得する必要があります。
※私の場合は後期入学+単位バンク活用ということもあり、2年時以降の単位取得の負担を軽減するため、1年時後期(3Q,4Q)で多め(1Qあたり5科目10単位)に単位取得を目指していました。
個人的な感想としては、1クオータあたり5科目取得すると、レポート・試験の負担が大きくなるため、おすすめしません。(実際に体調崩しかけました。。。)
1クオータあたり4科目が適切かな、と思います。
参考までに私が1年時後期(3Q/4Q)の時間割を以下に公開いたします。
プロジェクトマネジメントや事業開発系、ビッグデータ系等をメインに取得していました。
※土曜日1限の科目は対面講義と録画講義のハイブリット型の講義です。
・実際に私が設定した時間割(3Q)
・実際に私が設定した時間割(4Q)
私の場合、大学から会社が近かったので、平日夜の講義も気にせず入れていますが、6限開始が18:30-なので、勤務地によっては開始時刻に間に合わない方も多々いらっしゃいます。
※昨今はご時世的にオンライン講義で開催されている講義が多い印象です。
以上、1年目の過ごし方編でした。次回は2年目(PBL)の過ごし方編を更新予定です。
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