一生役立つ 育毛を叶える栄養学
どうも、あおです。
今回は、薄毛初心者が気になる
髪に必要な栄養学をお届けします。
僕たちの体の土台を作っているのは
食事でとっている栄養ですよね。
これは髪においても
同じことがいえます。
シャンプーや育毛剤
頭皮環境を整えたりや
様々な対策を
されているかと思いますが、
そもそも、
髪をつくる素材が体になければ、
元気な髪は育ちません。
育毛を叶えるためにも
まずはしっかり髪の素材を
体の中にとりこむ必要があります。
また、
髪に悪い食習慣もしっかり
おさえておく必要があります。
いくら髪に
良いものをとっていても
髪に悪い食習慣を
行ってしまっていると
効果が相殺されてしまいます。
髪に悪い食習慣を避けて
髪に良いものをとる。
シンプルなことですが
これがとても大切になります。
育毛を叶えて
フサフサになる!
そんな理想の未来を
叶えるためにも
しっかりこの記事を読んで
実践していきましょう!
ではさっそく
育毛を叶える栄養学を
学んでいきましょう!
=======================
1.髪に悪い食習慣
2.髪に欠かせない栄養素
3.毎日とるレベルで髪に良い食材
=======================
1.髪に悪い食習慣
冒頭でも説明しましたが、悪い食習慣をやってしまっていると他の対策も台無しになります。髪に良い食材をとる前に、しっかりと悪い食習慣を見直していきましょう!
✅ 加工された食品ばかり食べる(外食やコンビニ弁当)
僕たちの体には、そもそも「食べもの」として存在しなかった保存料や添加物でさえ排泄する、素晴らしい機能が備わっています。しかし、インスタント食品やレトルト、加工食品に多く含まれる「異物」は体に大きな負担をかけるだけでなく、排泄のために髪の成長に必要な栄養素を浪費します。
髪の成長を促すためにもお菓子や清涼飲料水、菓子パン、ファーストフードは食べる頻度を減らしていきましょう。忙しいときに手軽に口にできるものに手が伸びるのは仕方ありません。でも、育毛を考えたら、できるだけ回数を減らした方が良いです。
✅ お酒の飲みすぎ
飲酒は体内で分解される際に亜鉛を使用します。過剰な摂取は亜鉛不足につながり、育毛の妨げになります。また、アルコールには強い利尿作用があり、トイレのために起きるなど睡眠の質低下にもつながります。
適量であればいい効果もあります。飲み過ぎには注意して、可能な範囲で飲む量や頻度を減らしていきましょう。
✅ 極端なダイエット
たとえば、炭水化物を一切口にしないなどの極端なダイエットは、「髪をつくる」という観点からはオススメしません。
1日3食食べるのは、ただ単に必要な栄養やエネルギーを補うだけではありません。体温を上げる、血糖値の上昇を緩やかにする、そして規則正しく食べることで自律神経のバランスを整える効果もあります。
✅ 朝食を食べない
育毛体質、すなわち健康な体には朝食が必須。忙しい朝などは朝食を抜いてしまう方は多いのではないでしょうか。朝食には様々な役割があり、朝にトリプトファンという栄養をとることで夜の睡眠の質を高めることや、朝食をとることで体内時計がリセットされ、自律神経が整うなど、多くのメリットが朝食にはあります。
朝の時間を作るように心がけ、朝食をしっかりとって1日を始めるようにしていきましょう。
2.髪に欠かせない栄養素
次に髪に良い栄養素をご紹介していきます。髪を作る材料や、作る過程で必要となってくる栄養素を知って、日頃から意識して髪に良い栄養をとるようにしていきましょう。
【 タンパク質 】
アミノ酸がいくつもつながったものになり、体の主成分として体を形成する重要な栄養素です。
主な働き
✅ 筋肉や臓器になる
たんぱく質は骨、筋肉、臓器など体の主成分で、体重の20%を占めます。体内のたんぱく質の分解と合成を繰り返して一定量を保っています。分解されるとアミノ酸になりますが、その一部は排泄されるため、排泄分は食事から補給する必要があります。
✅ 酵素やホルモンになる
酵素やホルモンは、体内の代謝や生体反応の調節に不可欠な物質です。たんぱく質が不足すると酵素やホルモンが生成できないため、生命活動が維持ができなくなります。
✅ 物質運搬や情報伝達
たんぱく質は、全身に酸素を運ぶヘモグロビンなどの血液成分や、神経伝達物質の一部、遺伝子や免疫物質などの主成分でもあります。体内で起こる化学反応にタンパク質は不可欠です。
✅ どんな食品に含まれるのか?
肉や魚介、卵、乳製品のほか、大豆製品などにも多く含まれています。米、小麦には少量しか含まれていませんが、主食として日々たくさん食べるため、大切な供給源のひとつです。
✅ たんぱく質はできるだけ多くの量を摂取したほうがよいのか?
体のたんぱく質合成に利用されるたんぱく質の上限は1日あたり約2g/体重1㎏程度と言われてします。また、たくさん摂取すればするほど、合成は高まるわけではなく、エネルギーとして消費される量が増えたり、体脂肪の増加にもつながります。また、肝臓や腎臓の負担が大きくなる可能性があるので要注意です。しっかり自分の必要量を把握していきましょう。
✅ 効率の良い食べ方は?
ビタミンB群を組み合わせて食べる。
脂質が少なく、アミノ酸スコア(のちほど説明します)のよい「良質たんぱく質」をとるのがオススメ。しかし、たんぱく質はビタミンB群が不足すると代謝することができず、体内で利用できません。
B群はセットでとるようにしましょう。とりわけビタミンB6、B12は、たんぱく質分解と合成に不可欠です。
また、運動不足だと体がたんぱく質をうまく利用できなくなるため、適度な運動をしてたんぱく質の利用効率を高めましょう。
ただし、激しい運動はたんぱく質の分解が亢進するので、その分、摂取量を多くする必要があります。
アミノ酸はタンパク質の構成成分で、体内には20種類あります。タンパク質をとると体の中でアミノ酸に分解されて吸収され、タンパク質に再合成されます。再合成されたたんぱく質は、内臓、筋肉、皮膚、髪など体の組織の材料やエネルギーのもととなります。
✅ アミノ酸の種類
人のたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、体内で十分に合成できない9種類を「必須アミノ酸」といいます。必須アミノ酸は、食事で補給する必要があります。通常の食事をきちんととっていれば不足する心配はほとんどありませんが、無理なダイエットや食欲不振で、バランスの悪い食事が続くと危険になります。
✅ たんぱく質の”質”がわかる「アミノ酸スコア」
食品に含まれるたんぱく質は、その種類によって含まれるアミノ酸が違います。そして、必須アミノ酸9種類すべてが含まれているものほど、体内で効率よく利用されます。
だからといってアミノ酸スコア100の食品ばかり摂取すればよいというわけではありません。食べる食品が偏ると、栄養バランスも偏ります。必要な栄養バランスよくとるため、いろいろなたんぱく質源を組み合わされてとることが大切です。
✅ アミノ酸のバランスが大事!
9種類の必須アミノ酸を、桶を構成する9枚の側板に、必須アミノ酸から合成されるたんぱく質を桶に入れる水に例えると、必須アミノ酸のバランスが悪く不足しているアミノ酸が一つである場、合成できるたんぱく質の量が少なくなってしまうことがよくわかります。
【 亜鉛 】
亜鉛は微量ミネラルの一種で、体内に2gあり血液や皮膚に多く存在します。
主な働き
✅ 細胞の生成など代謝をサポート
新しい細胞を作るためには細胞分裂が必要です。亜鉛は様々な酵素の補酵素として、細胞分裂が正常に行われるように働きます。たんぱく質の合成にも補酵素として働くほか、DNAの合成にも必要で、炎症や傷を回復させるときにも使われます。体の成長には不可欠な栄養素です。
✅ どんな食材に入っているか?
たんぱく質を含む食品に多く含みます。亜鉛はすべての細胞に含まれる成分であるため、肉や魚介、大豆製品、穀類など、たんぱく質を含む商品に多く含まれます。とくに多いのは牡蠣、レバー、牛肉、タラバガニ、チーズなどです。
✅ 効率のよい食べ方は?
加工食品はほどほどにし自然の食品を食べましょう。加工食品などには、亜鉛の吸収を阻害する添加物が使われることがあります。亜鉛不足にならないよう、加工食品の利用はほどほどに抑えたいものです。極端なダイエットなどで食事が偏ったり、食事の量が減ったりしても摂取不足を招きます。バランスの良い食事を心がけることが大切です。
【 ヨウ素 】
微量ミネラルのひとつでヨウ素は体内に約25㎎含まれ、70~80%は甲状腺に存在します。
働きとしては、基礎代謝を促し、成長を促進。ヨウ素が構成成分となっている甲状腺ホルモン(チロキシン、トリヨードチロニン)はエネルギー代謝に関わり、基礎代謝を増やす作用、そしてたんぱく質の合成などに関与します。
【 ビタミンA 】
動物性、植物性由来のものがあります。体内でビタミンAに変わる成分を含め、ビタミンAとして働く成分の総称です。働きとしては、皮膚や粘膜の健康を守ります。ビタミンはのど、鼻、消化器などの粘膜を正常に保ち、最近の感染や乾燥を防ぐ働きがあります。育毛への効果としては細胞の成長や分化にも必要です。
✅ どのような食材に入っているのか?
レバーがダントツ、続いて緑黄色野菜です。レバーにはレチノールという成分が多く含まれており、レチノールが体内でビタミンAとして働きます。植物性由来のものは色素成分のカロテン類として存在するため、緑黄色野菜や海藻に豊富です。
✅ 効率のよい食べ方について
植物性由来のものは油脂と一緒にとること。
野菜、海藻などに含まれるカロテン類は体内で吸収されにくく、調理法や一緒に調理する食品、食べる人の栄養状態などで吸収率が3~93%と大きく変わることが特徴です。
油脂と調理すると吸収が良くなるので、炒め物などにして油と一緒にたべるようにしましょう。いっぽう、動物性由来のレチノールはそのままでも体内にで効率よく吸収されます。
【 ビタミンB2 】
糖質や脂質、たんぱく質の代謝に欠かせないビタミン。水溶性ですが、やや水にとけにくい性質です。
主な働き
✅ 三大栄養素の代謝を助ける
炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質という三大栄養素をエネルギーに変えるために不可欠な補酵素として働きます。なかでも脂質を代謝するときに多く消費されます。
✅ 発育を促進される
ビタミンB2は、別名「発育のビタミン」とも呼ばれています。これは、たんぱく質の合成を助けて皮膚や髪、爪などの細胞の再生と新生をサポートするため。発育促進において重要な役割を担っています。
✅ 過酸化脂質の分解を助ける
ビタミンB2は、老化や生活習慣病の原因となる過酸化脂質を消去する働きに関わります。過酸化脂質とは、不飽和脂肪酸が活性酵素などにより酸化されてできる物質のことです。過酸化脂質に関わるビタミンには、ビタミンEとビタミンB2があります。
✅ どんな食品に入っているのか?
レバー、卵、チーズに豊富。含有量に差はありますが、幅広い食品に含まれています。レバー、チーズ、卵に多く、魚介では青魚やウナギなども供給源です。
✅ 効率のよい食べ物は?
どんな調理法でも問題なし。水溶性ビタミンですが、比較的水に溶けにくく、加熱しても壊れにくいので調理法を選びません。ただし、光にあてると分解が進むので、紙で包むなどして保存するようにしましょう。
ほとんどの食品に含まれているので、バランスのよい通常の食事を心がけるのがオススメです。
【 ビタミンB6 】
ビタミンB6として働く成分は3種類。ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミンで、すべて同じ働きです。
主な働き
✅ 体内のたんぱく質は、分解と合成を繰り返して一定量を保っています。
ビタミン6は食品からとったたんぱく質を分解してアミノ酸にし、必要に応じて体内のたんぱく質を分解してアミノ酸にし、必要に応じて体内のたんぱく質を再合成する過程を補酵素としてサポートします
✅ さまざまな生理作用をサポート
ビタミンB6は、脂質の代謝や赤血球の合成をサポートするほか、ホルモンの働きの調整なども作用します。
✅ どんな食品に入っているのか?
肉や業界のほか、野菜や種実類にも含まれる。ビタミンB6は、おもに肉や魚介などの動物性食品に多く含まれますが、野菜や種実類などいろいろな食品に含まれるととりやすいビタミンです。肉類ではレバーのほか鶏ささみ、魚介ではマグロの赤身に豊富です。
✅ 効率の良い食べ方。
加工品より生の食品から摂取がいいです。加熱や光に弱く、水に溶ける性質です。すでに加熱や調理がしてある冷凍品などの加工品よりも、生の食品を選ぶのがおすすめです。
ビタミンB6の必要量は、たんぱく質1gあたり、0.019㎎とされ、たんぱく質摂取量によって変わるのが特徴です。これは、ビタミンB6とたんぱく質はセットにして考えるといいです。
【 ビタミンC 】
アスコルビン酸とも呼ばれています。多くの哺乳動物は体内で合成できますが、人はできません。
主な働き
✅ コラーゲンの合成に関わる
人間の体に存在するたんぱく質の約1/3はコラーゲンです。ビタミンCはそのコラーゲンの合成に関わっています。コラーゲンは細胞同士をつなぐ役割があります。コラーゲンが不足すると血管や筋肉、皮膚、骨などの結合組織が弱くなり、健康な状態を保てなくなります。
✅ メラニン色素の生成の抑制
日焼けは、皮膚のアミノ酸の一種であるチロシンが酸化され、メラニン色素に変わるのが原因。ビタミンCの抗酸化作用はメラニン色素の生成を抑え、日焼け予防に役立つとされます。
✅ 強い抗酸化作用を持つ
細胞膜に存在する不飽和脂肪酸は、酸化されると過酸化脂質になり、老化や生活習慣病などの引き金となります。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、自分が酸化されることで、過酸化脂質が増えるのを防ぎます。また、LDL(悪玉)コレステロールが酸化されるのを防ぐ働きもあり、血管疾患の予防にも役立つとされます。
✅どんな食品に入っているのか?
野菜では緑黄色野菜に豊富で、キウイフルーツやいちご、柿などの果物に多く含まれます。じゃがいもなどのいも類にも豊富です。動物性食品にはほとんど含まれていません。
✅ 効率よい食べ方
新鮮なうちに食べきる
水に溶けやすく、加熱すると壊れやすく、光や空気によって酸化されやすいので、鮮度の良いものをなるべく早く食べるようにしましょう。
ただ、いも類に含まれるビタミンCはいものでんぷんによって守られるため加熱に強く、効率よくとることができます。
一度に多くとっても余剰分は体外に排泄されます。そのため毎食適量を補給することが、体内での働きを潤滑するポイントです。
喫煙やアルコール飲料の摂取、ストレスでビタミンは消費されるため、当てはまる方は積極的に補給するようにしましょう。
【 ビタミンE 】
ビタミンEとして働く成分は8種類。最も作用が強く、体内に存在する量が多いのはα-トコフェロールです。
主な働き
✅ 細胞膜などの酸化を防ぐ
細胞膜にはビタミンEや不飽和脂肪酸が存在しています。不飽和脂肪酸は酸化されると過酸化脂質になり、細胞を破壊してしまうなどして細胞の死を早めます。ビタミンEは、自らが酸化されることで過酸化脂質がつくられるのを抑えます。この働きは、老化の予防につながるのではと考えられています。
✅ 血管の拡張を促す
ビタミンEには末梢血管を拡張させる働きがあります。これによって血液の流れがよくなり、血行促進につながるとされます。
✅ 生殖機能を維持する
ビタミンEは副腎や卵巣にも蓄えられています。これらは性ホルモンの分泌の調整に関与しており、生殖機能を維持するために働きます。
✅ どんな食品に入っているのか?
植物油や種実類、野菜、魚介に幅広く含まれる。最も含有量が多いのは植物油。次いで、種実類に豊富です。魚介は魚卵のほか、サケやウナギのかば焼き、など様々な種類に含まれています。野菜では緑黄色野菜に多いのが特徴です。
【 コラーゲン 】
コラーゲンは、身体を構成するタンパク質のひとつです。主に細胞の外に存在していて、細胞同士をつなぎ合わせる役割を果たしています。私たちの身体は約20%がタンパク質でできています。そのタンパク質のおよそ30%がコラーゲンです。体重50kgであれば、約3kgのコラーゲンが体内に存在している、ということです。
【 カプサイシン 】
唐辛子のおもな辛み成分。副腎からのアドレナリンの分泌を促して、発汗や強心作用を促進します。
カプサイシンは、知覚神経を刺激する代表的な物質です。カプサイシンによって刺激を受けた胃の知覚神経は、様々な物質に関与し、最終的に全身の細胞でIGF‐1という物質を増やします。このIGF-1が増加するとヘアサイクルが正常化して、育毛が促されると言われています。
※髪の毛の生成を補助する栄養素
【 イソフラボン 】
大豆、レッドクローバー、クズといったマメ科の植物に豊富。女性ホルモンと似た作用があり、骨粗しょう症や更年期障害、動脈硬化、冷え性などの予防、改善が期待されます。
【 プロバイオテックス 】
プロバイオテックスとは、アンチバイオティクス(抗生物質)に対して提案された用語で、共生を意味するプロバイオシスが語源となっています。「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」と定義されておあり、代表的なものが乳酸菌です。
【 EPA、DHA 】
DHAとは「ドコサヘキサエン酸」の略称で、EPAとは、「エイコサペンタエン酸」の略称です。
DHA・EPAは、脂肪を構成する要素である脂肪酸に分類されます。脂肪酸とは脂質、つまり油のことです。
脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。そのうち不飽和脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられます。さらに多価不飽和脂肪酸にはオメガ3系とオメガ6系があり、DHA・EPAは、ともにオメガ3系脂肪酸にあたります。
オメガ3系脂肪酸の1つであるDHA・EPAは、体にとって大切な栄養素ですが、体内で作ることができません。必須脂肪酸と呼ばれ、食べ物などから摂取する必要があります。
3.毎日摂るレベルの髪に良い食材10選
卵
卵は良質なたんぱく質で、髪の毛を増やしたい方に毎日食べたい完全栄養食。卵黄には、亜鉛やビタミンAなどの髪の毛の健康維持にいい栄養素も含まれています。
脂溶性ビタミンでもあるビタミンAは、油と一緒に調理をすることでより効率よく栄養を吸収できます。
緑黄色野菜に含まれるβ‐カロテンは脂質と相性がバツグンですが、卵の脂質と一緒に食べることで約8倍もの吸収率になったと報告もされています。
同じく脂溶性で、かぼちゃやブロッコリーなどに含まれるビタミンEの吸収率も卵と食べると約5倍にアップします!
卵はコレステロールが高くて1日1個という話がありますが、これは過去の話で1個以上食べても大丈夫です。コレステロールの多さが指摘されますが、食品からとるコレステロールの量は血中のコレステロール値にあまり関係ないことがわかっています。
牡蠣
海のミルクとも呼ばれる牡蠣は、良質なたんぱく質で亜鉛やビタミンAも豊富な食べ物です。髪の毛の成長に必要な栄養素をまとめて補いたい方は、ぜひ毎日の食事で牡蠣を取り入れてみてください。
牡蠣の表面にはぬめりがあるため、しっかり洗い落とすために塩や片栗粉で水洗いする必要があります。
蒸しガキなら生の最大2倍の腸内活性。牡蠣には加熱に強いタウリンなどのアミノ酸を多く含みますが、煮汁に溶出し身に残るのは50%。煮汁ごと食べれば亜鉛や鉄分も損しません。
下ごしらえがめんどくさい場合は、缶詰や燻製かきなどを利用するのもよいでしょう。
納豆
薄毛症状、AGAの原因はジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの作用です。納豆はこのDHTを抑制する効果があり、AGAの予防としても日常的に摂取したい食べ物です。 また、納豆は血管を太くして血液をさらさらにするので、血行が良くなり、頭皮と毛根に栄養が行き渡りやすくなります。
血栓溶解作用で血圧降下や血行促進作用も。ナットウキナーゼは血栓を溶かし作用が非常に強いとされ、血圧降下作用や血行促進作用などが期待されています。ビタミンKにはカルシウムを骨に定着ささせる働きがあり、骨粗しょう症予防にも。
ナットウキナーゼの血栓溶解効果を有効に活用するには、夕方に食べるのが良いとされています。
納豆にネギを加えると、納豆にはないビタミンCなどが補え、ネギには血流の流れをよくする効果もあります。
食べるときのポイントは、食べる前に常温で20分放置。納豆菌がもっとも活性する温度は40℃。なので熱々のごはんにかけて食べることも避けるようにしましょう。
うなぎ
良質なたんぱく質をとることができ、鰻の皮に含まれているコラーゲンには美肌効果や血管を柔軟にする働きがあります。また、ビタミンAが豊富に含まれているが大きな特徴。
ほかにもビタミンB1・B2・D・E、カルシウム、DHAやEPAなども含みます。特有のぬめりのもとは、ムコ多糖類という成分です。
ビタミンAによる免疫力向上、ビタミンB2・Eによる老化予防、DHAやEPAなど、さまざまな健康効果が期待できます。ムコ多糖類は胃腸の粘膜を強化します。
青魚
青魚には、オメガ3脂肪酸の一種であるDHAやEPAが多く含まれています。DHAやEPAは血液をサラサラにする効果があり、血流を促すことで髪の毛を作る毛母細胞がある毛根にも栄養が届きやすくなります。
また、青魚には髪を作るケラチンの生成を助けるメチオニンやトリプトファンなどの必須アミノ酸も含まれており、ビタミンB6にはケラチンの生成をサポートしたり、毛母細胞を活性化させたりする働きがあります。
魚の多くは皮にたくさんの栄養が詰まっています。できるだけ皮も食べれるような調理方法が良いと思います。炒めて焦がしてしまってはもったいない部位になります。
乳製品
乳製品にはカルシウムとタンパク質が豊富に含まれています。髪の毛の育成には関係ないと思われるかもしれませんが、カルシウムが不足すると骨が弱ったりイライラ・不眠になる事が増え、メンタル面の安定や適切な頭皮環境の維持にもカルシウムは必要不可欠です。
また、タンパク質は必須アミノ酸をバランスよく含んているものでないと身体にうまく吸収できませんが、ヨーグルトの原料である乳製品はそのバランスに優れている事が分かっています。ヨーグルトや低脂肪のチーズを積極的に摂取しましょう。
緑黄色野菜
ほうれん草、ケール、ブロッコリーなどのグリーン野菜(濃い緑色の野菜)には鉄分やビタミンAが多く含まれており、ビタミンAは不足すると肌が乾燥してしまうため、「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」として重要なはたらきをしています。
また、抗酸化作用があることもわかっており、健康の維持・増進だけでなく美容やエイジングケアへの効果も期待できる栄養素です。
ナッツ類
アーモンドやヘーゼルナッツ、くるみ、ピスタチオなどのナッツ類には脂質が多く含まれています。脂質は“摂取すると太る”というイメージが一般的ですが、ナッツ類に含まれる脂質は良質な脂質であるため、健康効果が期待できるといわれています。
またナッツ類には様々なビタミン類や食物繊維が含まれているため、抗酸化作用や腸内環境を整える作用があるとされています。
ナッツ類に含まれる様々な栄養素を摂取することによって体の健康効果に役立てることができ、間接的に髪の毛にも良い影響を与えるといわれています。
レバー
レバーが薄毛予防に良い理由は、レバーに含まれる栄養素でビタミン、亜鉛が多く含まれるためです。
亜鉛を含むことでキューティクルの保護などに必要なケラチンの生成を促した、ダメージ保護や抜けにくい髪をつくることができます。
また、頭皮の余分な皮脂の分泌を抑えて、毛穴汚れや健全な頭皮環境に必要なビタミンBや血行促進で髪に大切な栄養が行き届きやすくするビタミンAなどのビタミンも大きな役割を果たしています。
ただ、注意点が生では食べずにしっかり加熱すること。また、とりすぎると体内に蓄積され頭痛や吐き気を生じるほか、長期間の過剰摂取では中枢神経や肝臓に悪影響を及ぼすとされているのでとりすぎは要注意です。
豆腐
豆腐等の大豆製品には、良質なたんぱく質と女性ホルモンを補うイソフラボンが豊富です。 髪の材料を補給できますし、イソフラボンのはたらきによって、抜け毛を促すホルモンを阻害します。
木綿豆腐と絹豆腐であれば、木綿豆腐の方がタンパク質量が1.3倍で大豆イソフラボンや鉄分も多めです。
豆腐は朝に食べれば脳卒中の予防にもなります。豆腐のたんぱく質やアミノ酸は血圧上昇抑制作用、血中のコレステロールを低下させる作用があり、血圧の変動が大きい朝に食べることで、脳卒中のリスクを下げる効果が期待できます。
今回は以上になります。
髪に良い食材をとることは
育毛の土台となります。
髪に良い栄養や食材を
効果的に摂って、
フサフサlifeを
手に入れていきましょう!
あおより