50代、ちょっとここらで一休み
先日、相談を受けている50代の女性から、
こんな言葉を聞きました。
「今までそんなことなかったのに、
過去のことを振り返ることが多くなりました。」
50代は人生について戸惑うときなのかもしれませんね。
50代の悩み
あなたはいくつ当てはまりますか?
これ、何から書き出したと思いますか?
答え:chatGPTです(笑)
私、これから何するの?
子どもや家族のこと。
仕事だって一生懸命やってきた。
気づけば、子どもや家族から必要とされなくなり、
仕事も先が知れている。
あんなに楽しかった友人とのお茶や飲みの機会も減り、
職場の人間関係も煩わしく感じる。
かといって、新しい「友だち作り」をするほど無邪気じゃない。
しみじみ「私って一人だな」
え、もう50なの?もうすぐ60?
「達成感」などというものはかけらもなく、
「心穏やか」な「老後」を迎えるイメージとは、
あまりにかけ離れていて、愕然とする。
昔なら、「孫」に期待するのかもしれないけれど、
さすがにそんなマインドじゃない。
「私、これから何するの?」
少し前の私でした。
人生の踊り場
50代は、人生の踊り場なのかもしれませんね。
登ってきた階段を振り返って、
私は今まで何をしてきたんだろう?
これでよかったんだろうか?
そして、先の見えない上り階段を見つめます。
すでに心と体は疲れていて、徒労感が襲います。
「何を目指して上るの?」
今まで頑張ってきた人ほど、
「踊り場」に戸惑うのではないでしょうか。
そう思うのは当然
こんな気持ちになるのは、当然なのです。
50代ともなると、誰もほめてくれませんからね(笑)。
恋人や夫が「好きだよ」と言ってくれることも
子どもが「ママ大好き」と言ってくれることも
仕事がうまくいって「よくやった」と褒められることも
でも、私が知っている50代女性はみんなすごいんです。
仕事も子育ても家事も、
義理の親や近所や仕事の人間関係も、
本当に素晴らしくよくやっています。
やっていることの素晴らしさが、誰にも気づかれない。
すると本人は、
やっていることの意味があるのかさえ、
あやふやになってきます。
ここは、もっともっと自分をほめましょうよ。
「年齢」のバイアスを取り除こう
さて、問題は「これから」です。
あと40年くらいありますからね。
私たちには「もう年だから」というバイアスがあります。
かく言う私も、白髪、シミしわ、、
気にしたら、気になることはたくさんあります。
いいおばさんがノマド生活とか、
「どう見えるのかなー」と思うこともあります(笑)
しかし人生まだ「半分」ですよ。
「もう年だから」は自分で自分に嵌めているだけ。
実際、そんなに「老化」してます?
時代は自由になっていて、
「それらしくする」必要なんて無いんです。
いいおばさんが一人走っていても、
スーツケースを転がしてノマド生活をしていても、
全然問題ない。
addressでも、もちろん若い人もいるけれど、
40代(かな?)という人も、50代(かな?)という人もいます。
70代、80代は?
今50代の私たちがそのままスライドすれば、ありうると思います。
時代の変化ってそういうものだと思うんですよね。
もっと自由でいいんだよ
やるべきことは充分やってきたし、
やり残したことがあっても、それはそれ。
必要とされなくなったのは役割を果たした証拠です。
ここらでちょっと休憩しましょ。
自分を十分ねぎらって
ゆっくり周りを見渡して
すぐに答えを見つけようとしない。
焦ることはありません。
時間は充分にあります。
「自分」が面白いと思えるもの探しをしましょ。
いろいろと不安に思うのは、
「不安定な時代」に慣れていないだけ。
大丈夫、私たちはまだ時代の変化に適応できます。
これからは先輩を見習うんじゃなくて、
むしろ若い人を見習いましょうよ。
実際今の50代には、それくらいの「若さ」があります。
人生の相棒は自分です。
自分に声をかけて。
「もっと自由でいいんだよ。」
充分に休んだら、
少しずつでいいから、歩き出しましょ。
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