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更年期で苦しむあなたへ

50代は、子供の巣立ちや親の介護など、
いろいろな変化があります。
さらに体の変化「更年期」があります。

まわりの「更年期の女性たち」について思ったことと、
私の場合について、書いてみたいと思います。


私の更年期の経過


私の中年クライシス、46~7歳の頃でした。

産婦人科で検査してもらったところ、
「あなたはまだ更年期ではありません。」
ということでした。

本格的な更年期が来たのは、その4~5年後でした。
症状はホットフラッシュ。
「ちょっと暑いな」と思うと同時に、たちまち頭に血がのぼるような感覚。
夏などは、汗が全身から一瞬にして吹き出し、流れました。

先の産婦人科を再度受診し、今度は治療が始まりました。
それから約2年間「ホルモン補充療法」をやりました。

私の場合、子宮筋腫がありました。
本来は子宮筋腫は閉経後に自然に小さくなっていくそうです。
ホルモン補充療法をすることで、筋腫が大きくなり、
(うろ覚えですが)がん化するリスクもあるとのこと。

医師の方針にも拠るのかもしれませんが、
私の場合は、かなり慎重に経過を見るということになりました。
こまめに検査をして、少し筋腫に変化があると治療をストップしました。

先生曰く「薬というのは、必ず副作用がある。」
あくまで「症状を和らげる」目的だから、
症状を我慢できる範囲で、できるだけ薬を使わない

この2年間は、筋腫の状態と体調をはかり、
薬を中断したり再開したりして、何とか日常生活を過ごしました。

この女性医師はとても「怖い(笑)」先生で、
しかし私は良かったと思っています。

最初に「あなた、自分で何か努力していますか?」
と言われたこと
が、きっかけで走り始めました。

運動で汗をかくことに慣れ、ホットフラッシュにも
過剰反応しなくなりました。
運動で「暑い寒い」への抵抗力がつきました。
更年期の症状自体も、軽く済んだと思います。

いろいろな人


女性の更年期には、いろいろなケースがあると思います。
「特に症状がない」という人もいますよね。

私が体調が悪いと感じた最初の症状はこうでした。
・体が重い、疲れやすい、凝る
・情緒不安定

この時は、医学的には更年期ではないと言われました。
しかし、この年代の「不定愁訴」を大きく更年期だとすると、
「あの人も更年期だったのかな」と思う人はたくさんいました。

いつも「寒い」と言う顔色の悪いAさん

何かと「体調が悪い」と仕事を休みがちなAさん。
口を開けば「具合の悪い」話です。
聞いているこちらも気が滅入ります。
いつも「寒い」と言って、血行が悪いことは明らかです。
「少し運動でもしたら?」というと、
「そんな気になれない」と。
なんと、Aさんは50代で軽い脳梗塞を発症しました。
これからどうなるんでしょう。
血管は、その部分だけがたまたま弱かったということではないですよね?

気持ちが落ち込むと泥沼にはまるBさん

占い(の類)に自分の行動を決めてもらっていたBさん。
「みんなでどこか温泉でも行こうか」という話が出ると、
「今月はこちら方面にしか行けない」などと言います。
仕事で思うようにいかないと、とてつもなく落ち込み、
女性特有の体調不良もあり仕事を休みがちでした。
「精神的に緊急度が高いときにも、占いの先生は対応してくれる」
と言っていました。
「精神的に緊急度が高い」って何?
Bさんは、食が細く毎日青白い顔をしていました。

怒りだしたら止まらないCさん

Cさんはいわゆるキャリアウーマンで、
とてつもなくプライドの高い人でした。
いつもは、表面的にはとても丁寧な対応をします。
しかし、何かの拍子にゲキリンに触れると、
恐ろしいほどの怒りようでした。
気に入らない人を攻撃したり、会社の人事に猛烈な勢いで主張したり。
勤務中に仕事を放って帰ってしまったこともありました。
そして一貫していたのは「人のせい」
自分が太るのも、職場のストレスからだと恨んでいました。

情緒不安定なDさん

永遠の乙女という雰囲気の、本来は朗らかなDさん。
しかし、気分の浮き沈みが激しく、日によって全く態度が変わります。
怒りだすと、何に向かってか一点を見つめ、
持論を永遠に展開します。
何でスイッチが入るか予想がつかないため、
回りは腫物を触るように過ごしていました。

どの人も、「更年期の治療」かは分かりませんが、病院に通っていました。


まずは自分で自分を健康にする


更年期とは関係ない性格の話(笑)かもしれません。
しかし、きっとこのような人の多くが
更年期を疑い病院に行くと思われます。
私がそうだったように。

人により異なる症状。
元々の体の健康度、仕事や生活の環境、精神状態、考え方や性格。

こういった人たち、いつになったら自分の問題に気付くのでしょうか。

そして問題は、体の不調だけにとどまらず、
人間関係も悪くなり、仕事も上手くいかなくなる、ということです。
バランスを崩してこうなる可能性は、誰にでもありますよね?
客観的に自分の状態を見つめないといけません。

「何でも病院に頼るな!」
とあの怖い女医さんは、私に教えてくれたんですね(笑)。

まずは出来る範囲で、
自力で「健康な状態」に近づける
これがスタートだと思うのですが、どうでしょう?

さて、いま体調の悪い人、悪くない人も。
自分で自分を健康にする!
またこの話か!と思いましたか?
何度でも言いますよ(笑)

やるべきことはわかっていますよね?

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