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逮捕されて事情聴取等をされた時のこと

過去に載せた「私が自殺未遂をした理由」に記載がありますが、私は過去逮捕されたことがあります。
その時の事を鮮明に覚えているので、ここに戒めとして記載しようと思います。

【万引きでの逮捕】

私は当時、お金のない食事の飢えから万引きをして食生活を送っていました。
主にコンビニで週3回もの頻度で万引き。
そんな生活が1ヶ月。
そして、2024/5/2。
繰り返し行ってしまった万引き行為に慣れた私は、いつも通りレジに品物を通さずにバックに入れてお店を出ようとしました。
その時、コンビニの店員さんにお店の入口で声をかけられました。

「あなたこの前も、そして今も万引きしてますよね?」

ついに、見つかった。
人生終わった。そう思いました。
私は店員さんに連れられ、コンビニのバックヤードへと誘導されました。
どうしよう。どうしよう。どうしよう。
もう遅い後悔に頭がいっぱいになり、気づくと私は涙が止まらなくなっていました。
10分程で、男性の警察官の方が2名来ました。
私はパニックで涙と過呼吸気味になっていました。
万引きの後悔のこともありましたが、私は男性の警察官が怖く、それでパニックを起こしていました。

少し話しが逸れますが、過去の話しをします。
私は子供の時、養父から性的虐待をされていました。
そのことを警察官に相談した時、男の警察官の方に「全部君の嘘なんじゃないの?」「全部親のせいにするんじゃない!!」「どんなことをお父さんにされたか実際に再現してみてごらん?(笑)」と、酷い扱いをされたことがあります。
あと、実は私の祖父方の家系が皆警察官で…皆性格が悪く、すぐ自分の妻や子供に怒鳴る・物をぶつけるという感じでした。

警察官全員が悪い人じゃない、むしろ逆な筈だ。そう自分に言い聞かせても。それらのことが頭をよぎり、自分は犯罪者なんだからきっと怒鳴られる…!そう考えてしまって怖くて怖くてパニックを起こしていました。

【私の身分の証明の問題】

パニック・過呼吸で会話もままならない私は、自分の名前を言うことすら出来ず、警察官の方が私の荷物から名前の分かる身分証を探していました。
しかしここで問題が起こります。

「え、君名前いくつあるの…?これ全部自分の名前?どれが本物?」

いつか別で書こうと思うのですが、私は名前は姓と名が複数回変わっている過去があります。その為、持っているカードなどが全て名義がバラバラだったんです。その時のカードの名義は全部で4種類でした。

私は震える手で何とか自分の「今」の名前のカードを指さしました。

警察官はその場でその4種類全ての名前の逮捕歴を調べていました。(ちなみに、私はこれが初めての逮捕でした。)

【盗んだ物品の写真の撮影】

「万引きした商品を指さしてください。証拠写真撮るので」
そう言われて、私は万引きした商品を指さししました。
警察官はそれを撮影し。記録を撮っていました。

【警察署への移動】

「お店の人、今日万引きしたもの購入してくれればもういいって。後、もちろんここのコンビニは出禁。事情聴取終わったら微罪処分で帰れるから、ずっと泣いてちゃダメだよ?それとも女性の警察官の方がいいとかある?」

パトカーで移動中、私の隣に座った警察官さんは、そう言ってくれました。
申し訳なく思いつつも、ずっとパニック状態なのでコクコクと頷いて女性警察官の方がいい旨を伝えました。

車の中で警察官さんが警察署に女性警察官の対応をお願いする連絡を送ってくれました。

【警察署に到着】

警察署に着くと、まずライターやタバコ、電子タバコなどの火がつく物は棚に預けられました。(私は当時電子タバコ持っていたので預けた)

警察署内は背の高いロッカーの様な物が並び、通る廊下が狭く迷路のようになっていました。
犯人が逃走しずらいようになってるのかな…?と思いました。(ただ狭い署内の可能性もあるけど)

迷路のような廊下を通ると2階に続く階段がありました。
2階には、3〜4畳程の取調室がいくつか並んでいました。
私はその一室に誘導されました。

【事情聴取】

取調室でまだパニックで泣きながら(ほんといつまで泣いてんだ)待っていると、女性の警察官さんが来ました。

「これから事情聴取をします。ツグミさんの万引きすることになった経緯や、万引きした方法などを全てを話してください。私はそれをこの紙にまとめます。」

警察官さんにそう言われ、私は全てを話しました。
その後、紙に拇印を押したり、その時の持ち物を全てを指さしし、証拠写真を撮られました。

【顔写真撮影・指紋採取・DNA採取】

事情聴取が終わると、機材が並んでいる別の部屋に誘導され、顔写真撮影・指紋採取・DNA採取をされました。

まず顔写真。
顔写真は正面、斜め、横、後ろと全方向から順に撮影されました。

次に指紋採取。
指紋は全指の指紋、両の手のひらを緑色のセンサーが出る機械に押付けて採取されました。
私は手が乾燥しまくり&すぐ乾くので、指紋がなかなかハッキリ出なかったようで

「このハンドクリーム塗ってくださーい」

と捜査員さん?(警察官とはまた違った制服着た方だった)に言われて、毎回塗り塗りして指紋採取しました。

次にDNA採取。
DNAは口内から採取するキットの様な物を使っていました。
脱脂綿の様なものが着いた棒状の物を、両頬に擦り付け、最後に唾液を含ませて捜査員さんに渡しました。

【家族の迎え】

顔写真撮影などをしている間に、警察官さんが祖母と叔父に連絡をして迎えに来てくれました。
本当に申し訳がなくて、何度も頭を下げ、謝罪しました。
最後に警察官さん達にも頭を下げ、その後帰路に着きました。
ここまで約4時間、私は自分の情けなさにずーっと泣いていました。

【その後】

後日、再度お店の中のどこでどのように万引きしたのか追加の証拠写真・事情聴取がしたいと警察から連絡があったのですが、私はそれを聞いて&仕事のストレスの限界が来て自殺未遂をして入院。
追加の証拠写真・事情聴取の話しはなかったことになりました。

【最後に】

犯罪はいかなる理由でも許されません。
もう二度と、同じことを繰り返さないように悔い改めます。

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