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「いい人」になろうとしてませんか?

あなたは「どんな人間でありたいか?」と問われたななんて答えますか?
たくさんある答えの中から「いい人」は上位にランクインしてます。
「いい人」とても良い響きですよね!

しかし、そうありたいと思うことは、周囲にそう思われたいということ、つまり、他人の目を気にしていることなんです。

他人の「いい人」観はさまざまです。
明るい性格を「いい人」と思う人もいれば、お淑やかな性格を「いい人」と思う人もいます。豪快さを「いい人」の第一条件とする人もいるでしょう。
それにいちいち応えることはできますか?
応えようとすると、自分を失くしてしまう、自分の本分を見失ってしまうということにならないですか?

「いい人」でいようとするから、余計な気を遣う。
そして、動けなくなってしまう。

ではどうするか、
禅の言葉に「露」というものがあります。
文字通り、あらわなこと、どこにも隠さず自分を表すということです。

他人の目を気にして、「いい人」になんかならなくていいのです。

ありのままの自分で、オープンに生きたらいいのです。
そんなことしたら、他の人になんか言われるかも?と思うかもしれません。
それを他人がどう見るかは、その人に任せましょう。
自分の評価なんて、他人にお任せしてしまえばいいのです。

例えば、自分がやったことを感謝してくれる人もいれば、お節介だと思う人もいる様に、曖昧であり、恣意的なものなのです。

「他人の期待に応えるな。自分の期待に応えるんだ。」 プロゴルファー タイガー・ウッズ
自分に本当に期待してるのは、他の誰でもない自分であり、だからこそ、自分がその期待に応えようとすることができる。誰かの期待に応えようなどと思っていたら、余計なことを考えてしまい、いいプレーができない。と言うことを言っています。

他人の評価も、期待も、自分の人生の拠り所にはなりません。拠り所になるのは「露の自分」、「ありのままの自分」だけなのです。

こうみると「いい人」ってすごいボヤッとしてますよね、自分がそう思ってても、他の人からみると違かったり。「いい人」の仮面を脱いで「ほんとうのあなた」で過ごしてみませんか?

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