過去の栄光や思い出は脳を老化させる

年齢を重ねると
あの時は良かったなぁ。
なんて過去のことを思い出す時間が増えてきたりはしていないでしょうか?

特に、現状がうまく行っていないときに、過去の素敵だったころのことを思い出したり…。

昔は頑張れたんだから、今も頑張れるはず!と思って自分にパワーを与えているのであればよいのですが、

あの頃はよかったなぁ。
それなのに、今はどうして…
なんていう風に考えてしまっていたら要注意です!!

脳の中に蓄積されると記憶障害を起こしてしまうと言われている
タウタンパク質
というものがあります。

昔の記憶を長時間思い出すと、その記憶が脳にしまわれるときに
このタウというタンパク質が蓄積されやすくなってしまうのです。

つまりは、過去の思い出に浸っている時間が長いほど、
脳が老化しやすくなるのです。

それでは、そんなときはどうしたら良いでしょうか?
考える時間を減らす、これができたら是非やってみてください。

でも、考えてしまう。
そんな時は、
もしも今自分のお部屋にいるならば、
別の部屋に移動してみてください。
「ドアを開ける」という行動1つでも、脳が刺激されて
直前の記憶が上書きされていくんです。

つまりは、新しい行動をすると古い記憶は忘れてしまいます。

過去の綺麗な思い出に浸っているよりも、
今動いたほうが、不安もなくなり今とこれからの安心にも繋がるんです。


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