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好き。

今日からしばらく雨予報。

先々週の雨で怪我したからちょっぴり気持ちが落ちたけど、本来雨の日は結構、好き。

情緒的な感じがするからかな。映画でも雨のシーンに惹かれる事が多いし、私自身舞台でシーンを創る時、雨の時間をよく描いている。

雨の日の朝、香りはキャンドルよりもお香を焚く事が多い。電気を付けずに外の青暗い光を感じながら香りに包まれていると、いつもと同じ場所なのに違う場所にいるような感覚になれる。その空間でコーヒーを淹れて香りが混ざっていくのを感じながら、心地良い音楽に浸っている時間が好き。



最近好きという気持ちについて考える機会があった。あるドラマ作品の主演の方の言葉に出逢った時。
「好きという気持ちは道徳的、常識的なところにはないもの」
丸っと同じ言葉じゃなかったけれど、こういうニュアンスだったと思う。そのドラマは不倫を題材としていたからこういう発言だったと思うのだけれど、本質だと思う。元来好きという感情は誰からも制限されてはいけないものだよなと。(不倫を肯定するとかの話ではなく、あくまでも気持ち単体に焦点をおいた時の話。)

何かに心が動くこと、心惹かれることは誰にも邪魔されるべきではない。好きに理屈などない、人と同じである必要もない。「〇〇だから好き」は説明するために後付けで言っているだけで、心が感じている気持ちはもっと深い所の感覚で、理由などなくとも一番信用出来るものだと思う。それは恋愛の好きでも、もの、事に置いても同じだ。


あぁ、好き…ってじんわり湧き上がるのを感じたり、動悸が速くなって好きに気づいて戸惑ったり、好きー!と一瞬で感情が全身を貫いたり。


どんな好きも、大事にしたい。




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