11.11〜日記(心療内科へ、休むこと、子育てって...)
11.12(火)
今日は初めて、一人で心療内科を受診した。これまでは不安の強さと体力的にも一人で外出できる状態ではなく、家族に付き添ってもらっていた。一人で緊張しながらも待合室で待ち、近況を話し、薬をもらった。自分のことが自分でできたということが、少しずつ自信になる。
帰り道、久しぶりに通勤で使っていた電車に乗った。あたりまえに生活できていることが、不思議で、うれしかった。
11.14(木)
最近は、動悸や不安感はかなり落ち着いてきた。けれど、寝る前頃に少し、胸の辺りがそわそわしたり、頭の中がざわざわしたりする。どちらも、産前には無かった不快な感覚。
なぜ夜にこんな感覚になるのかと考えて、思い当たった。頭が眠気を感じると、それを阻止しようとして不快な症状が起きるのではないか。うつ病は、常に緊張してアンテナを張り続ける病とも言える。その中で、休むことが危険だと、自分の頭が信号を出すようになったのかもしれない。
そう考えると、これから私がやるべき事はひとつ。自分に対して「休んでいいんだよ」と伝えること。ただ、自分に安心を授けること。
11.17(日)
我が子が泣いていると、不安になる。けれど、今日も何だかんだして泣き止んで、すやすや寝ている。
もっとどっしり構えていられたらいいのにと、思うことがある。でも、今日は少し違うことを感じた。子どもが泣いてある程度不安になるのは当然。むしろ、子どものサインに気付いて、目を向けて、ああでもないこうでもないと試行錯誤することが出来ていれば、ばっちりじゃないか。子育ては、上手くこなすことではなく、時に悩みながら続けていくことだ。その中に、たくさんの楽しさと喜びがある。