メンタル危機の君へ。
メンタル危機の君へ
僕は、今メンタルが危機的状態の君に伝えたいことがある。
簡潔に伝えるから聞いてほしい。僕は専門家じゃない。だから自分の経験からしか語れない。でも僕にも似たような経験があって、君におせっかいしたい。僕がメンタル危機だったとき、助けてもらった本10冊と、Youtubeチャンネル紹介したい。
まず、本以前に今日からできるしんどさ軽減法がある。
①早寝、早起き、朝散歩。
これに尽きる。僕の説明よりこの動画を見てほしい。要約すると、朝散歩で日光を浴び、セロトニンが活性化されることで、うつややる気の低下に対して効果的。最初は5分からでもいいから、とにかく続けることが大事。僕自身一番しんどい時にやったのは生活習慣の改善。朝起きると、まず外に出て太陽に光を浴びて深呼吸、それから15分程度散歩に行く。これだけで劇的に朝の気分がよくなった。
②反省禁止。
これもまずは、著書「苦しい時は電話して」で自身のケータイ電話を公開して話題になった坂口恭平さんの記事を読んでほしい。「反省」ほどメンタルに悪いことはないという。反省してもいいことは一つもない。といわれても反省しないのは難しい。そういうときは、「まあ。いっか!次は~しよう。」と声に出して言ってみるか、ノートい書いてみよう。なにがあっても大丈夫。
<Youtube チャンネル>
精神医学、脳科学の観点から、あらゆる不安や悩みに対して答えている、しかも超実践的。総動画数は800本以上。メルマガを配信していて、登録したら、動画のタイトルとURLがまとめられたリストをもらえる。運動療法がどれだけ効果的か、脳の働きがいかに精神に影響を及ぼしているか、客観的に示してくれるのですごくわかりやすくて説得力がある。僕自身、本当に助けられたので、是非視聴してほしい。
<本>※著者別に紹介する
★加藤諦三(著者公式ホームページ)
1. 自分に気づく心理学(PHP研究所) 定価476円(税別)Amazon で探したらKindle版とコミック版あり。
2. だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群(PHP新書)定価720円(税別)
3. 感情を出したほうが好かれる 「対人関係」に自身がつく本(三笠書房)定価495円(税別)
加藤先生の本は「劇薬」だ。人の期待に応えることが生きることになってしまったらなぜ苦しいのか。その深層心理をストレートな言葉で丁寧に教えてくれる。もしあなたが、周囲に認められるために頑張って、心が疲れているのなら、是非著者の本を読んでほしい。
★イルセ・サン(著者略歴掲載記事)
4. 心がつながるのが怖い 愛と自己防衛(Discover 21)定価1400円(税別)
5. 身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法(Discover 21)定価1500円(税別)
4の本は、対人関係における自己防衛のメカニズムと、無意識に行われる自己防衛の戦略が、いかに人と親密な関係を築くのを妨げているかについて書いている。第5章の「親を理想化することの危険」では、親を理想化せず、現実的な視点でとらえることが、自分自身への理解にもつながり安心を覚えられると論じている。親も一人の人間なんだと思うことで、僕もだいぶ楽になった。
もしなたが、過剰な罪悪感や責任感で苦しんでいるなら、5の本を強くおすすめする。僕自身、過去に犯した失敗や過ちについてふと思い出してはくよくよと自分を責めてしんどくなることが多かっただが、この本を読んでより客観的な視点で過去を見つめ直し、「自分だけのせいじゃなかったんだな。」と気づくことができた。
★枡野俊明(インタビュー記事)
6. 心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れるー禅の教え(三笠書房)定価680円(税別)
今ここに集中して生きることの大切さを教えてくれる名著。「今日より大事な明日はない」という言葉が心に残った。
★中島輝
7. 書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート(SBクリエイティブ)定価1300円(税別)
自己肯定感の第一人者、心理カウンセラーの中島輝さんが、自己肯定感の仕組みについて豊富なイラストでとてもわかりやすくまとめた本。「ノート」と名につく通り、日々の生活で気軽に実践できる数多くのライティングワークが解説してあるだけでなく、そのワークシートまでついている超実践志向の本。自己肯定感の低さに悩んでいる人や、行き詰っていて、前向きな気持ちになれる何かを試してみたい人にお勧めの1冊。
★高木のぞみ
8. 生きづらいHSPのための自己肯定感を育てるレッスン(1万年堂出版) 定価1400円(税別)
自分がHSPかもと思うあなたは読んでみることおすすめする。本の最後の方には心を落ち着かせるための具体的な実践法(タッピングやアロマテラピー等)が載っておりとてもやさしい本。
★ジョージ・ウェインバーグ著 加藤諦三訳
9. 自分が「たまらないほど好き」になる本(三笠書房) 定価1300円(税別)
この本はめちゃくちゃいい。すごくいい。人生を前向きに生きるための「自己創造」の絶対ルールを教えてくれる。とても勇気づけられる一冊。
★茂木健一郎
10. 脳を最高に活かせる人の朝時間(河出文庫)定価630円(税別)
最後に紹介するのは脳科学者茂木さんの本。精神の安定、不安定は結局、脳内の神経伝達物質の働きによるもの。だから、メンタル不調な時は、睡眠時間は死ぬ気で確保しよう。この本は、朝型人間になるために具体的にするべきことが書いてある。快眠するために重要なのは、「寝る前」の過ごし方だ。著者によると、寝る1時間前までに、「寝る準備」をする必要がある。例えば、ストレッチやヨガで体の緊張をほぐしたり、1日を通してよかったことを3つ思い出したりするといい。思い出したものをポジティブ三行日記として記録してもいい。僕自身結構やってみたが「今日も頑張ったなあ」といい気分になった。
以上だ。とにかく休むことが大事。メンタルの不調は体からの「休ませて」というメッセージなので、素直に休もう。しんどかったら、周りに、今自分ができないことを正直に伝えて、頼ろう。あと、最初は本当にめちゃくちゃ勇気いるし、怖いけど、専門の医療機関を受診してみてもいいと思う。病むことは絶対に恥ずかしいことじゃない。それだけ一生懸命生きられるあなたは本当にすごい。胸を張って生きよう、応援している。
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