嘘をついてはいけないのか?【日々これ #44】
あんざきです。
今日は、会社に iPad を忘れてしまったので(多分)、携帯で書いています。
かなり当たり前の話をします。
かなり当たり前なんですが、どうにも世にはびこってるので、このような記事はあと20000人くらいが書いた方がいいんじゃないかなぁと思っています。
嘘をついてはいけないのか?問題です。答えは明白ですが、「嘘ついちゃダメですよね」で話が終わったらつまらないので、もう少し引き伸ばします。
嘘とは、ありもしないこと、事実とは異なることを、本当のことのように言うことだと捉えています。
さて、なんでウソをついてはいけないのでしょうか。
よくある回答としては、「人に迷惑がかかるから」とかだと思っていて、これはたしかにそうだと思います。
嘘を信じた人は、その嘘を事実としてとらえ、その前提でアクションを起こしたりするので、「え、そもそも前提から違うじゃん」ってなると被害者になります。
「この壺を買えば幸せになれる」と聞いて壺を買ったものの、そもそも壺と幸せなんて関係ないので、「騙されたー、損したー」となります。
※よほどの壺好きを除く。
これもまぁ一つなんですか、他人の不幸を甘いと感じるタイプの人には、この説明では納得して頂けません。
結論を言うと、「いずれ困るから嘘はつかないほうがいい」です。この困るのは当然、嘘をついてしまった当事者です。
例えば、あなたが、自分にできないことをたのまれたとして、怒られないために、やってないことを「やりました」と嘘をつくと、
「怒られない」という恩恵を得ることができます。
やったじゃん。
で、怒られなかったあと、相手はそれが完了している前提で話を進めます。
すると、「これができたってことは、これもできるよね」と別のお願いをされるかもしれません。
でもあなたは、一つ目のことも出来てないので、これはできません。
そしたらどうするか。一つ目も二つ目も、やってないけど、「やりました」って言うしかありません。
これが続くと、ご承知のとおり、取り返しのつかないことになります。
軽く嘘をつくと、「安全が保たれる」という側面もたしかにありますが、それは一瞬で、
嘘をついた状態を継続しないといけないですし、
もしその嘘がばれたらもっと怒られちゃうので、
また新しい嘘をつかないといけません。
で、一度嘘がバレると、「あの人は嘘つく人だ」というレッテルがびったり貼られます。びったり。
つまり、信用がなくなっちゃうわけです。
信用がなくなっちゃうのはさすがに怖いので、一度ついた嘘は、バレちゃいけません。だから嘘を繰り返します。嘘で嘘を隠すわけです。
つまりつまりつまり、
一度嘘をつくとどうなるかというと、自分が嘘をつく仕組みを作り上げることになるわけです。
破滅への道程の完成です。
「嘘つきは泥棒の始まり」とはよく言ったもので、嘘をついて、それを隠すために既成事実が必要で、時には物を盗むしかなくなる。そんな想像もつきますね。
これはもう、ほぼ自殺行為だと思ったほうが良い気がします。
まとめると、、、
①嘘は人に迷惑をかける
②嘘がバレると、信用がなくなる
③嘘はバレちゃいけない
④嘘は繰り返される
です。
だから、嘘をついてはいけません、というより、嘘はつかない方が身のためなんです。
保身は自滅ですね。
気をつけて生きていきましょう。お互い。
ではまた。
(この話が誰かの何かにつながりますように・・・)
(「スキ」は結構モチベーションになってます、ありがとうございます)
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