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私流「医療カウンセラー」の選び方
ブログ書く主婦のANSYです。
私は過去にカウンセラーの方々にお世話になった。
カウンセラーもいろいろで、合う、合わない、などいろいろある。
私がカウンセラーを選ぶ時の考えをメモする。
参考にしていただければ幸いです。
★
カウンセラーにお願いするときに迷うのが「料金」だけど、あまりにも安価であったり、ボランティアはオススメしない。
カウンセリングについてあまり学んでいない人が多い。あるいは経験が少ないとか。
ただライトに話を聞いてもらいたいだけならいいけど「精神的な治療を考える」なら、それなりの料金が必要。
対面よりオンラインのほうが安いかな。でも1回につき、最低でも4500円以上はかかる。
お金、職業についての問題は、地域の就労支援とか、また別の相談場があるので、そちらを先に考えて欲しい。
または、地方自治体に設置されている保健所や保健センターのほか、都道府県や政令指定都市に設置されている精神保健福祉センターなどでもカウンセリングが受けられる。
職場によっては、産業医がいるところもあるので、まずはそこから相談してみる。
企業の福利厚生や健康保険組合の保健事業の一環として受けられることもある。
いろいろとカウンセリング先はあるので、ぜひ検索してほしい。
あるいは、心についての解説は、専門の本も出版されているし、YouTubeや動画もアップされているので、納得いくまで探してみてはいかがでしょうか。
意外とこれくらいで、カウンセリングが不要になることもある。
では、実際にカウンセラーを選ぶ方法を書く(あくまでも私流だからね)。
※ここで書くカウンセラーは、「医療カウンセラー」についてです。
1.スピリチュアルは避ける
これは向き不向きの問題になる。
スピリチュアルが合えば、まあ回復になるかなとは思う。
ただ医療的な解決を目的としているのに、スピリチュアルを掲げたカウンセラーと話すと、私はものすごい違和感を抱く。
あと高確率で諸々追加料金が出るとか、セミナーとか、面倒な話にもなっていくので、おすすめしない。
スピリチュアルは娯楽というか、回復したときにやってみるとかでOK。
2.HSPという単語を出すカウンセラーは避ける
HSPは、現在の日本では、正確な医学用語ではない。HSPというのは造語なので、それを堂々と出すカウンセラーが、本当に正しい心理学を学んでいるかは怪しい。
ただ集客目的でHSPと書く人もいるかもしれない。
でも私は遠慮する。
3.メジャー、あるいは公的な資格を持っている
「公認心理師」という、公的な資格を持っている。または「臨床心理士」などメジャーな資格を持っている。
これは絶対条件だ。
心理学をちゃんと学んでいるかどうかの判断基準になる。
4.自分の悩みに合った内容のカウンセリングをプロフィールに書いている
自分が「仕事で悩んでいる」なら「お仕事、キャリアの相談が得意です」とプロフに書いているカウンセラーを選ぶべき。
家族問題も同様に。さらに言えば、女性問題はかなり複雑なので「自分が女性で何に悩んでいるか」を明確化することからスタートしたほうがいい人もいる。
「女性が社会で働く難しさについて相談したい」のか「主婦として育児に悩んでいるので相談したい」のか。ここも確認しよう。
カウンセラーには「得意分野」がちゃんとあるので、彼らのプロフを読んでしっかり考えよう。
5.性別と年代を考慮する
これは私の選び方。クライアントが40代女性なら、同じく40代女性のカウンセラーが向いていると思う。
ただこれは完全に主観の話なので「管理職にからむ人間関係の悩みなので男性カウンセラーのほうが向いているかもしれない」「妻についての相談なので、女性カウンセラーの意見を聞きたい」とかで選んでもいい。
6.自分好みの治療法を書いている
心病んだ人なら、何らかの心理学本は読んでいると思う。ユングが好きだとか、アドラーの言葉が刺さるとか。今ならセルフコンパッションとかかな。
そういう単語をプロフに書いてあるカウンセラーなら、話しやすいかもしれない。
7.ちゃんと予約が入っている
予約されている、ということは、人から信頼されているということ。
逆に閑古鳥が鳴いているようなカウンセラーは、候補から外す。
病院と同じ。待合室がガラガラの病院は高確率でヤバイ、というのと一緒。
8.自分の病歴をプロフに書く人は避ける
カウンセラーに病んだ経験があってもいいんだけど、そこで「私はうつ病を経験しました。だから、同じ病気の方を救いたい!」と書くタイプは要注意だ。
これも私の感想なんだけど、こういう人は、他人の治癒過程を、自分に重ねたがるんだよね。困る。
なので、プロフに病歴を書くカウンセラーは、私は避ける。
★
以上です。
ここまで条件を絞っても、やっぱり合う合わないカウンセラーというのがあってしまうので、最終的には直観で決めるとか……でもいい。
お会いして、カウンセリングを受けて、良かったら継続すること。
違和感があったら、次を探すこと。
カウンセリングによる治療を受けるために、
「自分が何について悩んでいるか」「どのような解決案を望んでいるか」「(ある程度の)成育歴」は、軽くメモしておいたほうが役に立つかも。
でもいい感じに自分を表現しようとか、うまく話そうとかは、考えなくていい。
「もうイライラが止まらなくて、これを言葉にまとめたい」というのでもいい。
「カウンセラーの選び方」はネットでも検索できるので、このままGoogle検索してもいいかな。ただあんまり厳密に検索すると、そこでまた悩むで、ほどほどに。
あとは、言葉ではなく、医師による投薬治療が必要だと判断された場合、きちんと従うこと。
カウンセリングの効果が出るまでに時間がかかることを知っておくこと。
以上2点を留意してください。